(短編集)

奇妙な道: ストレンジ・ハイウェイズ1



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奇妙な道―ストレンジ・ハイウェイズ〈1〉 (扶桑社ミステリー)

1999年05月01日 奇妙な道―ストレンジ・ハイウェイズ〈1〉 (扶桑社ミステリー)

酒におぼれる人生の敗残者ジョーイ。ある日彼に、父親が死んだとの知らせが届いた。驚いたことに父親はジョーイに巨額の遺産を遺しているという。いぶかりながら故郷に向かう彼が車を進めた道のその先は…サスペンスホラー長編「奇妙な道」。ハロウィーンの日、少年は不思議なかぼちゃ売りに出会った…幻想恐怖短編「ハロウィーンの訪問者」。SFから異色ハードボイルドまで、三十年にわたる最強ベストセラー作家クーンツの軌跡を集成した唯一無二の傑作集『ストレンジ・ハイウェイズ』ここに登場。(「BOOK」データベースより)




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奇妙な道: ストレンジ・ハイウェイズ1の総合評価:7.75/10点レビュー 4件。Cランク


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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(7pt)

この設定はズルい

以前から云っているが、数あるクーンツ作品を傑作・駄作で分類する時、ポイントになるのは物語に使われる超常現象に対し、登場人物や設定において、ある特別な区別をされた際に何故彼(彼女)は他のみんなと違うのかというのがはっきり明示されているか否かが挙げられる。前者は『ファントム』、『ウィスパーズ』、『雷鳴の館』等、後者は『殺人プログラミング』、『闇の殺戮』等である。勿論後者についても読者を全く飽きさせない展開でぐいぐい引っ張っていくがいかんせん理由付けの部分が弱いと興醒めで魅力はそこで半減してしまう。
さて今回はどうだったかというとまずは及第点。悪くない。

本書に収められた2作の内、本書のほとんどを占める表題作は父親の葬儀のため、数十年振りに戻った故郷でいきなり20年前にタイムスリップする、それは現在の自分の人生を運命付ける正に人生の岐路の時であった、主人公は自分の理想とする新たな人生を取り戻そうとするという男の再生譚。今回の私なりの焦点は何故主人公がいきなり20年前に戻ったのかというのは実は主眼ではなかった。これは物語の設定として違和感なく入り込めた。
では何かというと事ある毎に、特に主人公が失敗する場面からいきなりリセットされ、失敗する前に引き戻されるという設定。それが1度のみならず2度、3度と繰り返される辺りに不満があった。クーンツの作品は結局ハッピー・エンドで終わるというのが通説だが、これはいくらなんでも酷すぎると思った。
しかし作者はそこに何ともロマンティックな理由を設けており、正直思わず微笑んだ。こういう手を使う所が、何ともクーンツの人生を反映しているような気がして憎めない。

もう1作の短編「ハロウィーンの訪問者」は他愛のない話で恐らくこれは児童向けの説教小説だろう。怪物を出すあたり、クーンツらしいといえばそうだが。

今回は以上よりやや傑作よりだと思うが小説としては小粒であることは否めない。次に期待。

Tetchy
WHOKS60S
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No.3:
(4pt)

ディーン・クーンツ氏の短篇集3分冊の第一作で2作を収録

アメリカの作家、ディーン・クーンツ氏の短篇集を3冊にした第一作。

「奇妙な道」あまり長くないですが、それでも300ページくらいあるので、小長篇か中篇と呼べる分量のある作品で、この短篇集の為に書き下ろされた作品だそうです。内容はいかにもクーンツ風でSF的設定の中、殺人鬼と戦う、という粗筋になっております。

「ハロウィーンの訪問者」こちらは短篇と呼べる分量で、ホラーだけど怖くない(面白くないという意味でなく)というこちらもクーンツらしい作品に仕上がっております。

クーンツという人がカトリックの信仰心に篤い人というのは結構有名かと思いますが、本書の作品でも独自の倫理観でホラーでもあまり残酷にならない様にしているみたいで、その創作上の基本が判る作品になっていると思いました。

3分冊の一作目という事であまりあれこれ言えませんが、上記の「奇妙な道」だけでも読む価値はあると思うので、この人のファンはマスト。他の方は機会があったら是非。
奇妙な道―ストレンジ・ハイウェイズ〈1〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:奇妙な道―ストレンジ・ハイウェイズ〈1〉 (扶桑社ミステリー)より
4594027024
No.2:
(5pt)

迅速な対応ありがとうございます

英訳を読み前にこれを読み、
話の筋を知ったうえで、
英訳本を読みましたので、
大変、助かりました。
奇妙な道―ストレンジ・ハイウェイズ〈1〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:奇妙な道―ストレンジ・ハイウェイズ〈1〉 (扶桑社ミステリー)より
4594027024
No.1:
(3pt)

これを読むなら『闇の囁き』を読め!

「奇妙な道」
「ハロウィーンの訪問者」

の2作が収録された短編集。
って、「奇妙な道」は300Pありますがw
「奇妙な道」は実はリプレイものだが、
こんなにつまらないリプレイものは初めてだ。
『闇の囁き』 とネタ被っているし、
間違えてこれを買っても「奇妙な道」は読む必要はありません。
「ハロウィーンの訪問者」も軽いギャグホラー。
ともに無理して読む必要が無いので星二つが妥当な評価だろうが、
政治家批判のクーンツ節はあるので、オマケして星三つw
奇妙な道―ストレンジ・ハイウェイズ〈1〉 (扶桑社ミステリー)Amazon書評・レビュー:奇妙な道―ストレンジ・ハイウェイズ〈1〉 (扶桑社ミステリー)より
4594027024



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