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タイムライン
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タイムラインの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.81pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全43件 21~40 2/3ページ
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最近のクライトンは、かなりワンパターンになってきた。なぜか。内容が変わっても、スタイルが同じだから。ほとんど、駄菓子屋ののり。ただ、そこが圧倒的に良い。最初のページから、終わりのページまで、ぐっと引き寄せられ、そして彼の設定した世界の中に、無理矢理監禁状態となる。既に知られている最新の科学技術を、彼一流のやり方で、おおげさにセンセーショナルにプレゼンテーションする。最新作、"Prey"は、若干、求心力が劣っていたが、この"Timeline"は、上記のプレゼンがうまくいっている。職人的にうまい構成力に、後は徹夜で酔うだけ。私は良く英文で物を書かなくてはならない事があるのですが、彼の文体は非常に役に立ち助かっています。上手い文章を書こうとしたらまずは彼のストーリーテリングの手法をまねするに限ると思っています。 | ||||
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ハラハラしながら電車のなかで黙々と読んでしまった・・・とにかく安心していられないんです!迫り来る馬のひづめの音、騎士の鎧が立てる金属音、空を切る剣の音、耳に詰めた受信機から聞こえてくる仲間の声、降るように飛んでくる火矢の音、中世の世界は危険だらけのハプニングだらけ。映画の方もほとんど別物ではあるものの、原作にないロマンスの要素を強めてあって、Marekのラストがグッと泣ける演出になっていて面白かったです。中世の建物や衣服、街や城の雰囲気など、やはり映像で見るとわかりやすいですね。想像では限界があるので。色々なキャラクターが出てきますけど、僕は嫌われ役のDoniger社長が好きです。とても利口で、何でもかんでも、時にはアクシデントだって自分が有利になるように利用してしまうんです。そして誰も信じない。嫌な奴もここまでいくと読んでいてスカッとするんです。異空間への転送の理屈や、発掘にまつわる技術的な内容、教会などの建物の構造についての叙述は見覚えのない単語が多くてわりと難しいかもしれません。でもストーリーの本筋を理解する上では問題なし。 | ||||
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出てすぐに買って、初めて読んだときはかなり興奮しました。しばらく私のベスト1の本でした。今回映画化になって、読んでから数年たっていたのでまた読み直してみたら、前回読んだときよりさらに入り込むことができて、すごく楽しかく読めました。映画とは話がぜんぜん違うので、映画は観たけど小説はまだという人はぜひぜひ読んでみてほしいと思います。アンドレが好きで、<私はよい人生を選んだ>という言葉がかなり心にきます。最後の数ページは何度も読んでしまいます。私は量子論はあまり分からないので歴史物語の感覚で読みました。 | ||||
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出てすぐに買って、初めて読んだときはかなり興奮しました。しばらく私のベスト1の本でした。 今回映画化になって、読んでから数年たっていたのでまた読み直してみたら、前回読んだときよりさらに入り込むことができて、すごく楽しかく読めました。映画とは話がぜんぜん違うので、映画は観たけど小説はまだという人はぜひぜひ読んでみてほしいと思います。 アンドレが好きで、<私はよい人生を選んだ>という言葉がかなり心にきます。最後の数ページは何度も読んでしまいます。 私は量子論はあまり分からないので歴史物語の感覚で読みました。 | ||||
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久々にSFにはまった。時空移動の話である。量子力学をベースにしており、この不確定性原理による多元宇宙の話を利用して、「時間」移動ではなく、「空間」移動で、500年ほど前のフランスに行く。原理はややこしいが、リアルで、そそられる。しかし、時空から帰ってくるときの原理は、いささか手抜きだね。うそ臭い。ここまでリアルチックに書くなら、ほころびは一箇所あるだけで致命傷になる。 | ||||
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久々にSFにはまった。 時空移動の話である。量子力学をベースにしており、この不確定性原理による多元宇宙の話を利用して、「時間」移動ではなく、「空間」移動で、500年ほど前のフランスに行く。 原理はややこしいが、リアルで、そそられる。 しかし、時空から帰ってくるときの原理は、いささか手抜きだね。 うそ臭い。 ここまでリアルチックに書くなら、ほころびは一箇所あるだけで致命傷になる。 | ||||
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いつもながら、クライトンのとんでもない発想力と徹底的なリサーチにもとづく、理論武装に脱帽です。冒頭の現在の物理学に関する検証などは、メディア論の資料としても参考になるほど。また、映画も公開されましたが、原作の世界観をうまく表現していました。クライトンはSFの世界をファンタジーの世界としてではなく現実の世界として我々をうまくだましてくれると思う。 | ||||
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さすがにマイクル・クライトンですね。ジェラシックパークやロストワールド、スフィアでも見られたスピード感あふれる展開は健在でした。さらに現実と仮想の区別が読み進めるにつれて解らなくなるところあたりもクライトン流です。途中少し、中世の時代背景が解りにくくこのあたりの理解があればもう少し入り込めたかな?という部分が減点項目ですが全体的にはあっという間に読み終えた次第です。まさに今、映画化されているので読んでから映画も観るともっとはまるかもしれませんね。 | ||||
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さすがにマイクル・クライトンですね。ジェラシックパークやロストワールド、スフィアでも見られたスピード感あふれる展開は健在でした。さらに現実と仮想の区別が読み進めるにつれて解らなくなるところあたりもクライトン流です。途中少し、中世の時代背景が解りにくくこのあたりの理解があればもう少し入り込めたかな?という部分が減点項目ですが全体的にはあっという間に読み終えた次第です。 まさに今、映画化されているので読んでから映画も観るともっとはまるかもしれませんね。 | ||||
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砂漠の真っ只中で倒れていた老人、遺跡から発見された「HELP ME」と書かれたメモ、奇妙な変死……謎の痕跡を辿っていった先にあったのは、「タイムライン」であった。5人の若者が14世紀に取り残された教授を救出すべく《現在》を旅立った。量子工学を応用したタイムトラベル(厳密にいうと‘移動’ですが)が題材になったSFです。誰も取り上げないような題材、しかも知性的なおもしろさが感じられるのは、マイクル・クライトンだからでしょう。既に映画になった「ジュラシックパーク」と同じくらいのおもしろさがあるといっても過言ではありません。 | ||||
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過去からのあり得ないメッセージに誘われて時間を逆行して中世の戦乱のさなかに飛び込むというSFとしての設定は、アイデアとしてはずば抜けたものではありません。しかしながら、肉体をフルに活用する戦闘に対応できない現代人が、どんどん争いに巻き込まれていく主体性のない状況で、謎を解明していくアクティブなストーリーが展開されます。この何とも言えないもどかしさがこの物語にスリルと興奮を与えています。また、このように中世にタイムスリップする話としては、マークトウェインの「アーサー王宮廷のヤンキー」(原題:A Connecticut Yankee in King Arthur's Court)があります。これ以外にも、このTimelineとほとんど同じ時代(数年しか違いません)のペスト流行に関して、過去と現代が奇妙につながって話が展開する実にミステリアスなSF的な小説として、Ann Bensonの"The Plague Tales" と "The Burning Road"があります。Ann Bensonの本はお薦めです。本題に戻って、Michael Crichtonのこの本はジュラシックパークの作者の作品だけあって、実に楽しめます。暫くすると映画が公開されるようですが、どの程度、小説に忠実に書かれているか楽しみです。 | ||||
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もし、ファックスを送るように人間を別の時代に送ることができたら、でももしそのタイムマシンが完璧ではなく、ファックスの文字が時にブレるように、体が”分断”してしまったら・・・・前半、主人公たちを中世フランスに送り込むところまで読むほうの興味をそらすことなく次々に不可思議な状況を発生させ、量子理論によるタイムマシンに関する説明も織り交ぜられたりして、わくわくさせられます。タイムマシンの理論に関するところは、ファックスと同じ原理だと言われると素人にも何となく分かったような気にさせられます。中世フランスにたどり着いてからは危機につぐ危機がふりかかり、全く油断を許しません。中世フランスに生きたいと願ってきたたくましいリーダー格、体も鍛え男勝りに活躍するヒロイン、そして女ったらしのひ弱な現代っ子。生きるか死ぬかの、非常にシビアな状況でこの3人がどう変わっていくのかも見ものです。後半はやや描写が粗い気もしますが、飽きさせずにひっぱり、エピローグはおきまりの設定におさまってはいますが、ほろりとさせられました。英語は平坦で非常に読みやすいです。 | ||||
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私はマイケル・クライトンの本を読むのは初めてでした が、まず、平明な文章とテンポの良い展開に驚きました。 珍しくのめり込むように読みました。 最初の技術的説明は、素人にとっては面白かったし、時代 考証もよくしてあったように思いました。そして、中盤では中世の荒々しい世界に踏み込んでしまった現代の軟弱な若者(?)の苦闘に抱腹絶倒し、(電車の 中で声を出して笑いました!)またその変化に少し感心 し(でも最後までおっちょこちょいでしたが)、途中少し 退屈した部分もありましたが、最後まで緊張感の続く物語 で、良かったです。 | ||||
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やっぱり期待して読んでしまうもので、その期待に以上のものが出てこないとホントにがっかりしますね。設定も時間移動をして(タイムマシンではないらしい)帰れなくなった大学教授を助手の生徒達が助けに行くと、そーんなには意外性がないので、『これをどんな風にひねるのかしらん』と思っていたのに。なかなか面白いなと思いはじめるのに時間がかかって、私の場合は半分くらいまで来てようやくちょっと面白くなってはきたんですけど。でもそれまでは『もしかして違う作者の本では・・・』と思って表紙を確かめる程でした。展開も予想の範囲内で、どうなるんだろというドキドキ感はあまり持たせて貰えず、「ふーん」という感じで読めてしまった1冊でしたね。 いつも面白い本ばかりで寝るのも惜しい位の勢いで読んでしまっていたのでちょっと残念でしたが、巨匠もたまにはこういう事あるのね、と次回に期待している限りです。 | ||||
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登場人物を異常な状況下に置き、時間を追って話を展開させていくのは、スフィアやコンゴ、ジュラッシックパークと同様な手法。ある意味、ワンパターンかも知れませんが、マイケル・クライトンらしい作品とも言えるし、今回も意表をついた状況を設定してくれ、最後まではらはらどきどきさせられました。ただ、タイムマシンの話はどうしても理屈が合わない部分が出てくるのは、仕方がないのでしょうか。 | ||||
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Michael Crichton has again shown his ability to blend latest scientific facts, their logical extrapolations and great story telling! This is a great book to read. While the new frontiers of quantum mechanics continues to blur our traditional notions of time and space, anybody with a reasonable rationality do not think that time travel or ‘teleporting’ of people form one space-time to another is possible in the near future. This is where Crichton’s imagination comes in! He extends the known facts to the speculation of unknown (after all that is the god-given freedom of the novelist) so nicely that you actually start thinking if it is really possible. I am not an expert in both the major background areas of the novel, namely the middle ages and the quantum mechanics. But, all over the book it appears that Crichton has done his homework. Keeping the science aside, the characters are interesting. The story is nicely written. Even ignoring the ‘quantum’ side of the book, still you may feel like reading it. | ||||
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皆さんのレビューがなかなか手厳しいようですが、私はTimelineがCrichton初読みでしたので、とても面白く感じました。レビューを見てると、彼の他の作品も読みたくなりましたね。Techに疎い私ですから、うーん、じゃこういうことは?あーいうことは可能なんじゃないの?と思い巡らせながら読み進みました。軽い気持ちでアドベンチャー物を読みたいという人には大変おすすめ! | ||||
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すごく期待して読んだ。もちろん彼流の科学的な説明方法によって中世の時代に行く。でもその後は、ご都合主義じゃないですか?みんなが思っている展開に、思っている結末でした。ちょっとガッカリ! THE ANDROMEDA STRAINとかCONGOの様にハラハラ唸らせて欲しい。それからTRAVELSはお勧めです。ERが好きなひとな人なら、クライトンの医学生時代の話でチョットドジな彼が楽しめます。 | ||||
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今回土台となるテクノロジは、今話題の量子コンピュータが取り上げられ、いつものクライトンの著書と同じく、それを土台として舞台を作り(今回は中世ヨーロッパ)、そこですばやい展開の話が進みます。しかし、前作「エアフレーム」から、「スフィア」や「ロストワールド」あたりに見られた、ストーリーの切れのようなものがどこか衰えてきているような気がしてなりません。今回は特に舞台設定に無理があるのか、個性的な人物が多く登場するにもかかわらず軽快に読み進むことができず、ファンとして残念に思っています。もちろんアドベンチャー物としては高い水準を保ってはいますが、マイクル・クライトンの著書としては物足りないという感想は否めませんでした。 | ||||
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Jurassic Parkでは大昔の恐竜を現代に蘇らせたCrichtonだが、この小説ではタイムマシンで人間の方を過去(中世フランス)に送り込んでいる。筋立てとしては、よくあるタイムマシンものであり目新しさはないが、タイムマシンの原理に量子論をもち出しているあたりは、Lost Worldでカオス理論をもち出している理論好きのCrichtonらしい。Jurassic Parkに比べると独創性とインパクトに欠けるが、冒険小説として見れば、話のテンポが速く、スリリングで結構楽しめる。少なくとも前作Airframeよりはおもしろい。英語は比較的平易。 | ||||
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