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エアフレーム -機体-
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【この小説が収録されている参考書籍】
エアフレーム -機体-の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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やや古い内容になるが、航空機メーカーの内部の様子が詳細に書かれていて勉強になった。 得意のSF的な要素がないのでドキドキ感はすくなく、米国の工場は他部門の中間管理職が夜いくと怖い目にあったり、部下から障害事件を受けてもそのままだったり、アクション面にはやや無理を感じた。 | ||||
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どなたかも書かれていましたが、Michael Crichtonにしては珍しくSFでないお話。航空機メーカーが舞台で、前半は主として事故に関するやや専門的な説明だったせいか、やや退屈でした。むろん、素人にわかるように説明してくれていますので、理解しやすいですし、飛行機にも詳しくなれます。この本で初めて、パイロットが操縦できる飛行機は1種機種と限られていると知りました。飛行機メーカーではエンジンは作っておらず、注文主に応じてどこのエンジンをつけるか、とか、内装をどうするかとか、コクピットの仕様をどうするかカスタマイズするのだとか。で、メーカーの命は「翼」だそうで、「へえ〜へえ〜」トリビアの泉です。そういや、ボーイング社の競争力が落ちて来たのは翼をアメリカ国外で製造しているからだ、なんて記事をどこかで読んだ事があったな・・・。 後半は、メーカー対テレビ局。この辺りから楽しめます。専門用語以外は難しい単語もなく、平易な英語です。 | ||||
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クライトン小説は「あなたの知らない世界」が常にテーマになってます。「考古学&カオス理論」の「ジュラシックパーク」、「海洋学&心理学」の「スフィア」。そこへいくと本書は「航空業界&報道TV番組制作」がテーマ。えーっ実態はそうなのー?と、相変わらずいかに自分が物知らずかを思い知らせてくれます。だけど、ちょっとエンディングが私としては気に入らないんですね。あ、やっぱりそうくるの、という感じで、今一つ驚きがなく。最初「何が何だか判らない」という調子で始まるミステリータッチなところがあるのですが、謎の大半は7合目くらいでわかるように組み立てられてます。そこで、ラストに向かっては「それでこいつらどうなるの」と、物語の落とし所にむしろ興味が向くようになるわけです。ところがずばり予想通りのところに落ちてしまったという印象ですね。正直、この不満は多くのクライトン小説に共通します。もうひとひねり!と思うのは私だけか?それを置いておけば、楽しめるし、勉強にもなると思います。 | ||||
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