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エアフレーム -機体-
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【この小説が収録されている参考書籍】
エアフレーム -機体-の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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ミステリーとして致命的なのは、事故究明のスタッフが普通最初にすること(乗務員や乗客から事情を聴くことー墜落事故でないため殆どが生存)を大してせずに、壊れたフライトレコーダーや乗客の撮影したビデオを使って謎解きをしようとするするところです。特に操縦士は「帰ってしまった」では済まされませんですよね。この隔靴掻痒を正当化するプロットがなければ、この小説は「航空機製造業にシンパシーを持った人の蘊蓄披露物語」の域を出ません。マスコミ批判はありきたりのレベル。唯一面白かったのは、主人公に攻撃的レポーターから身を守る術を伝授するマスコミ対策のプロのおばさんの登場(本当に実在してそう)。クライトン先生の他の小説でも感じるのですが、彼は推敲や査読なしで(欠陥を発刊前にチェックせず)小説を発表しているでは?もう一つ思うのは彼は実はとても「いいひと」で、今回はボーイング社の友人の話に乗ってしまい航空躯体製造業を賛美しすぎてしまったのかな、ということです。航空機事故の責任の大半が航空会社のメインテナンス不備や人為ミス、航空躯体と関係ないエンジントラブルにあるというのはちょっと主張に無理があるように思います。墜落した日航機の欠陥修理責任者は誰なのかな? | ||||
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