■スポンサードリンク
スズメバチの巣
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
スズメバチの巣の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.56pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「スズメバチの巣」は、シャーロットのニックネームである。やばい事が起きそうな雰囲気ではなるが、ミステリーでもサスペンスでもない。ホームドラマかコメディというしかない。連続殺人は起こるのだが切羽詰まった感じは全くなく、まるで事件などないように物語が淡々と進む。 ハマー、ウエスト、ブラジルが、警察署を中心としたホームドラマの主人公だ。シャーロットのアメリカンライフを学ぶにはいいのかもしれない。コルト45、ミラービールなどの酒やゲイが描かれる。 若い男性・ブラジルが、年上の、それも大分年上の女性をどう観察してるか、逆に、年上女性のウエストやハマーが若い男性をどう見て、どう扱うかなど、コーンウェルが意識している男女関係の描写にいささか嫌気がさしてくる。 この小説には、スカーペッタも、ルーシーも、マリーノも、ベントンも出てこない。猫の視点もあり、正直、正当な評価を下すことはできない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
母が好きな書籍なので購入。自分は読んでないですが、1円で買えたこと喜んでました。また機会あれば買いたいです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めてのコーンウェルに検察官シリーズではなく、この本を選択して失敗でした。訳者が書いているように、この本は一種の恋愛小説です。連続猟奇事件を巡るミステリや87分署のような警察物を期待してはガッカリさせられます。3人の主要登場人物に感情移入できるかどうかで、この本に対する評価が変わるのでしょうが、私は「ブラジル」に全く共感が感じられず、苦痛なだけの600ページでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とにかく視点が多いので、読んでいて疲れました。 有能な女性を描くのはコーンウェルの得意分野ですが、ケイのように感情移入できず。 彼女が書く一人称に慣れているので、どうにもがちゃがちゃした印象でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
警察署内の、ヒューマンドラマ・・・ですね。 途中で、連続殺人事件の存在も忘れていたくらいです。 サスペンスを期待される方は、やめておいたほうがいいです。 色々な視点で、話が進んでいきます これまで、スカーペッタ・シリーズで1人称に慣れた方には、 違和感を感じるかもしれません。 それも、人だけでなく、猫の視点にもなります。 ただ、その分だけ、話にスピード感があります。 今後の作品の為の、導入(長いけど)としての作品です。 あっと驚くような推理や展開はないので、★3つです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
著者の作品では、何と言っても検死官シリーズが有名ですが、これは新しいシリーズの前振り的作品でしょう。 特別なトリックがあるわけではなく、警察を中心とする人間模様がどちらかと言えば淡々と描かれて行くのですが、 非常に人間くさい描写だと思いました。やはり著者が見てきた世界がベースになっているので、生々しいのでしょう。 様子見という事で星は3つです。追ってこのシリーズの作品も読むつもりです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
コーンウェルの小説の主人公は女性だ。それも司法警察というたいそうマッチョな世界で苦労を買って出ている、有能で魅力的な女性。当然のこととして、彼女たちは常に怒っている。くそったれな男社会に、阿呆な上司や間抜けな部下に、自分自身をダメにしている犯罪者や被害者に、そしてそういう自分自身に。彼女らの怒りは正しい。そして正しい怒りを怒っている人間の常として、彼女らは美しい。個人的にはハマー署長がウエスト署長補佐を引き連れてバス強盗を退治する「バットマンとロビン」のエピソードが痛快だった。この小説はミステリとしては書かれていない。警察小説として、恋愛小説として、色々な読まれ方は可能だろうが、人間を描いた純然たる「小説」として面白い。訳文には文句はないのだが、ハマーのポスト(おそらくポリス・チーフ)を「警察署長」と訳してあるのが個人的には気になった。一警察署の署長ではなくて市警全体の経営を担うのがポリス・チーフなので、むしろ「本部長」と訳した方が良い。細かいことだけども。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
長年のコーンウェルファンとしては、新シリーズということもあってかマンネリ気味の検屍官シリーズに代わる新しい境地を期待していたが、着実に低下しているコーンウェルの筆力を改めて感じてしまった。盛り上がりに欠け、単にだらだらと長いだけのストーリーは、無味乾燥で単に流し読みしているだけでも苦痛を感じてしまう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
シャーロットに他の町からきたビジネスマンが次々と殺される。現代の猟奇的犯罪に立ち向かう警官の物語。彼女の作品はその土地の匂いがする。また、どこか非情になれず、優しい....これが人気の秘密であろうか。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!