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少女たちの羅針盤
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少女たちの羅針盤の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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※ 真相に触れています ※ 四人の女子高生たちが自分たちの劇団「羅針盤」を立ち上げようと奮闘する姿を描く「過去編」と、その四人のうち一人が死んだ事件から数年後である「現代編」が交互に描かれる。 かなり各キャラの個性がはっきりと書き分けられているのでキャラが生き生きとしていて魅力的。 ただ、青春モノとしては名門私立校が舞台だったり、少女たちが割りと金持ちの家庭環境だったり、自分たちだけで劇団を立ち上げて好きにやるという部分が一般的な学生生活と少し乖離しているので感情移入は微妙で、高校生の彼女たちのがんばる姿を応援している感じ。 他の人の指摘にもありますが、ミステリーとしてはシンプルな内容で、あの人物が誰かは後半のシーンで見当がついてしまいます。ただ、作中でも言及されているように具体的な証拠はありません。だからこそ、ああした芝居で自白に追い込もうとしたのでしょうが、逆に言えば、どうして彼女たちがこの真相に「確信」を得たのか、その点がはっきりしない事が気になりました。特に〇〇材による偽装工作については、〇〇材がケーキの箱に入っていなかったという証言も見落としや勘違いの可能性がある以上、あの音がニセモノとする根拠が弱く、少し無理を感じました。同じようにレ〇プ時の状況の不自然さもただの可能性の問題ですし、携帯が壊れている以上、着信履歴を調べることも出来ないかったはず。 また、あの人物が肝心の過去編にほとんど出てこないので、殺意を抱くほどに鬱屈した感情が裏にあったと知らされた時の衝撃がイマイチ弱いです。 | ||||
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ぼちぼちな作品。 つまらなくもなく、すげー面白くもなく。 後半、犯人がわかりやすくて・・・ 映画を見てみたくはなりました。 | ||||
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正直、ミステリーとして読んだ場合、仕掛けにも新味がなく、かなり早い段階で「真犯人」探しの見当はついてしまう。それよりも、青春小説として、肝心な演劇の部分がさらりと書き流されているのが気になった。ここがもっと印象深いものになっていれば、読後感ももっとよかったと思うのだか。劇のネタそのものは面白そうだったので、そこをふくらませて欲しかったところ ネット映画の配信や、ブログなど現代的な道具立てが出てくるが、話じたいは定型の域を出ず、古典的とさえ思える。あと、ミステリーだから仕方ないが、出てくるキャラがありきたりで物語を展開するうえでの、駒にしかなっていないのが目についた。主要キャラ同士の会話の部分も、ときおり誰が話しているのか、わからなくなる場面が多々あったのが残念。 | ||||
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正直、ミステリーとして読んだ場合、仕掛けにも新味がなく、かなり早い段階で「真犯人」探しの見当はついてしまう。それよりも、青春小説として、肝心な演劇の部分がさらりと書き流されているのが気になった。ここがもっと印象深いものになっていれば、読後感ももっとよかったと思うのだか。劇のネタそのものは面白そうだったので、そこをふくらませて欲しかったところ ネット映画の配信や、ブログなど現代的な道具立てが出てくるが、話じたいは定型の域を出ず、古典的とさえ思える。あと、ミステリーだから仕方ないが、出てくるキャラがありきたりで物語を展開するうえでの、駒にしかなっていないのが目についた。主要キャラ同士の会話の部分も、ときおり誰が話しているのか、わからなくなる場面が多々あったのが残念。 | ||||
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