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少女たちの羅針盤
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少女たちの羅針盤の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全26件 1~20 1/2ページ
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「かいぶつのまち」(続編)を先に読んでしまいましたが、充分面白かったです。最後に、メインキャストが出会った時のエピソード画像ミステリー風に書き下ろしされてます。 | ||||
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※ 真相に触れています ※ 四人の女子高生たちが自分たちの劇団「羅針盤」を立ち上げようと奮闘する姿を描く「過去編」と、その四人のうち一人が死んだ事件から数年後である「現代編」が交互に描かれる。 かなり各キャラの個性がはっきりと書き分けられているのでキャラが生き生きとしていて魅力的。 ただ、青春モノとしては名門私立校が舞台だったり、少女たちが割りと金持ちの家庭環境だったり、自分たちだけで劇団を立ち上げて好きにやるという部分が一般的な学生生活と少し乖離しているので感情移入は微妙で、高校生の彼女たちのがんばる姿を応援している感じ。 他の人の指摘にもありますが、ミステリーとしてはシンプルな内容で、あの人物が誰かは後半のシーンで見当がついてしまいます。ただ、作中でも言及されているように具体的な証拠はありません。だからこそ、ああした芝居で自白に追い込もうとしたのでしょうが、逆に言えば、どうして彼女たちがこの真相に「確信」を得たのか、その点がはっきりしない事が気になりました。特に〇〇材による偽装工作については、〇〇材がケーキの箱に入っていなかったという証言も見落としや勘違いの可能性がある以上、あの音がニセモノとする根拠が弱く、少し無理を感じました。同じようにレ〇プ時の状況の不自然さもただの可能性の問題ですし、携帯が壊れている以上、着信履歴を調べることも出来ないかったはず。 また、あの人物が肝心の過去編にほとんど出てこないので、殺意を抱くほどに鬱屈した感情が裏にあったと知らされた時の衝撃がイマイチ弱いです。 | ||||
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演劇を題材に過去編と現在編を交互に展開し、 過去に起こった事件を掘り起こしていく作品です。 現在編の主人公であり、4年前に羅針盤という劇団のメンバーを殺したのは誰なのか。 それを推理するのが、この作品の醍醐味かと思います。 予想外の人物でしたが、決して嫌な気持ちにはなりませんでした。 | ||||
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擦り傷やへたり・汚れ等もなく綺麗な状態で届いたので大満足です。 | ||||
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過去の回想と、現在の話が交互に出てくるので、最後まで「舞利亜」が誰なのか、どのメンバーなのか推理しながら読めました。 「舞利亜」の正体がわかったとき、素で「え!?」と言ってしまいました。 演劇を軸にしている話なので、演劇が好きな人も読んでいて楽しいかもしれません。 | ||||
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最初読んでいて、過去と現在が交差していくのですが、いったい誰が死んで誰が生き残ったのかさっぱり分からなかったのですが、最後の衝撃はびっくりでした。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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ぼちぼちな作品。 つまらなくもなく、すげー面白くもなく。 後半、犯人がわかりやすくて・・・ 映画を見てみたくはなりました。 | ||||
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5月に映画化される作品の原作。4年前に活動していた演劇団体「羅針盤」のメンバー4人の高校生活と、そのメンバーの一人を殺した殺人者で現在「舞利亜」という芸名で整形を施し顔を変えた人物が、短編映画の撮影をしにやってきた崖の上に立つ洋館で謎の脅迫を受け、復讐される現在の章が交互に描かれる。 この話のミステリ的な読みどころは、4年前に殺された「羅針盤」のメンバーはだれか。なぜ殺されたのか。殺した「舞利亜」という人物の正体は4年前の誰なのか。そして現在においてその犯人の「舞利亜」に対して復讐しようとしている人物はだれか。といったところとなっている。 青春小説的な読みどころは、4人の高校生がどのように「羅針盤」を結成し、活動していくのかと4人の性格の違いから生じる人間模様や会話の掛け合い等。 新人のデビュー作という事もあり、上記に挙げたミステリ的な謎は序盤で大方予想が付き、サプライズ的なものは個人的には無かった。4年前に殺人を犯した犯人や動機に関しては序盤で予想していた通りであったし、中盤から後半にかけてある人物の行動や言動が怪しすぎるために大方の読者は見当がつくと思う。しかし、それを差し引いても先が気になる展開でストーリーや4人組の女子高生の劇団での活躍は読んでいて非常に楽しめた。 最後に短編が収録されているが、これは楠田留美と北畠梨里子との出会いの話で、本編の前日譚に当たる内容であくまでもおまけ。読まなくても本編に影響はない。 映画は見ていないが、映像化が難しい作品なのでやはり4年前と現在ではキャストを変えるのであろうか。 ちなみに映画版では、楠田留美が成海璃子、北畠梨里子が森田彩華、来栖かなめが草刈麻有、江嶋蘭が忽那汐里となっている。 | ||||
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5月に映画化される作品の原作。4年前に活動していた演劇団体「羅針盤」のメンバー4人の高校生活と、そのメンバーの一人を殺した殺人者で現在「舞利亜」という芸名で整形を施し顔を変えた人物が、短編映画の撮影をしにやってきた崖の上に立つ洋館で謎の脅迫を受け、復讐される現在の章が交互に描かれる。 この話のミステリ的な読みどころは、4年前に殺された「羅針盤」のメンバーはだれか。なぜ殺されたのか。殺した「舞利亜」という人物の正体は4年前の誰なのか。そして現在においてその犯人の「舞利亜」に対して復讐しようとしている人物はだれか。といったところとなっている。 青春小説的な読みどころは、4人の高校生がどのように「羅針盤」を結成し、活動していくのかと4人の性格の違いから生じる人間模様や会話の掛け合い等。 新人のデビュー作という事もあり、上記に挙げたミステリ的な謎は序盤で大方予想が付き、サプライズ的なものは個人的には無かった。4年前に殺人を犯した犯人や動機に関しては序盤で予想していた通りであったし、中盤から後半にかけてある人物の行動や言動が怪しすぎるために大方の読者は見当がつくと思う。しかし、それを差し引いても先が気になる展開でストーリーや4人組の女子高生の劇団での活躍は読んでいて非常に楽しめた。 最後に短編が収録されているが、これは楠田留美と北畠梨里子との出会いの話で、本編の前日譚に当たる内容であくまでもおまけ。読まなくても本編に影響はない。 映画は見ていないが、映像化が難しい作品なのでやはり4年前と現在ではキャストを変えるのであろうか。 ちなみに映画版では、楠田留美が成海璃子、北畠梨里子が森田彩華、来栖かなめが草刈麻有、江嶋蘭が忽那汐里となっている。 | ||||
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基本的には、単行本の新装版です。 でも、特別書き下ろしが収録されています。 内容は、瑠美とバタの出会いです。 私は、単行本を持っていますが新装版も買いました。 表紙と書き下ろし短編、それに値段にもひかれて。 まだ未読の方には、お得感のある新装版での購入をお勧めします。 | ||||
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基本的には、単行本の新装版です。 でも、特別書き下ろしが収録されています。 内容は、瑠美とバタの出会いです。 私は、単行本を持っていますが新装版も買いました。 表紙と書き下ろし短編、それに値段にもひかれて。 まだ未読の方には、お得感のある新装版での購入をお勧めします。 | ||||
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映画で上映される前に 読みたいと思い手に取りました。 微妙なお年頃の 女子高校生事態の心情を 繊細に描きつつ先の見えない サスペンス性を織り交ぜる塩梅が絶妙。 大人っぽさ 子供っぽさ 揺れるバランス表現が上手いです。 種明かしは、 そうきましたか!と 読みながら大きくうなずいてしまいました。 この種明かし、 活字だからできる手法であって、 いったい映画ではどのようにするのでしょうか? そちらも楽しみに待ちたいと思います♪ | ||||
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映画で上映される前に 読みたいと思い手に取りました。 微妙なお年頃の 女子高校生事態の心情を 繊細に描きつつ先の見えない サスペンス性を織り交ぜる塩梅が絶妙。 大人っぽさ 子供っぽさ 揺れるバランス表現が上手いです。 種明かしは、 そうきましたか!と 読みながら大きくうなずいてしまいました。 この種明かし、 活字だからできる手法であって、 いったい映画ではどのようにするのでしょうか? そちらも楽しみに待ちたいと思います♪ | ||||
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4人の芝居好きの女子高生が小劇団「羅針盤」を結成して、メンバーの一人の死と共にバラバラに なって行く青春小説の過去パートと、4年後に彼女が殺されたことに気付いた何者かによって、 犯人のマリアが追い詰められて行くミステリーパートが交互に描かれる青春ミステリー小説です。 ミステリーの複線として描かれる過去パートは、羅針盤の4人の演劇に取り組む一生懸命さと、 高校生だから許される無鉄砲で、危なっかしくって、不安定な心情も好感を持って読めました。 そして、彼女らを取り巻く不条理な世界が旨く伝わってきて青春小説として十分に楽しめました。 過去パートの彼女達が初々しく魅力的に書かれているために、クライマックス向かって この中の誰かが殺されるかと思うと悲しくなりました。 ストーリーとしては、メンバーを亡くしてバラバラになった羅針盤のメンバーが再び出会う場面と、 彼女が自殺ではなく殺されたのだと気付く部分はもう少しページを割いて書いて欲しいと思いました。 ラストで残された羅針盤のメンバーが、亡くなったメンバーの芝居をビデオで見て感情が震える場面は 切なくて涙を誘われます。 ミステリーとしては、追い詰められて行くマリアが犯行を否定しながら心情を暴露している場面で、 彼女の身勝手さと性格の悪さが滲みでていたので、マリアを犯人だと断定する言い逃れが出来ない 証拠を示す部分が欲しいと思いました。 現在と過去の登場人物のつながりを意図的に隠すことで、殺される羅針盤のメンバーは誰なのか? 4年前の誰がマリアになるのか?そして現在においてマリアを追い詰めているのは誰なのか? どこまでが仕組まれた状況なのか?これらが気になって一気に読むことが出来ました。 | ||||
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4人の芝居好きの女子高生が小劇団「羅針盤」を結成して、メンバーの一人の死と共にバラバラに なって行く青春小説の過去パートと、4年後に彼女が殺されたことに気付いた何者かによって、 犯人のマリアが追い詰められて行くミステリーパートが交互に描かれる青春ミステリー小説です。 ミステリーの複線として描かれる過去パートは、羅針盤の4人の演劇に取り組む一生懸命さと、 高校生だから許される無鉄砲で、危なっかしくって、不安定な心情も好感を持って読めました。 そして、彼女らを取り巻く不条理な世界が旨く伝わってきて青春小説として十分に楽しめました。 過去パートの彼女達が初々しく魅力的に書かれているために、クライマックス向かって この中の誰かが殺されるかと思うと悲しくなりました。 ストーリーとしては、メンバーを亡くしてバラバラになった羅針盤のメンバーが再び出会う場面と、 彼女が自殺ではなく殺されたのだと気付く部分はもう少しページを割いて書いて欲しいと思いました。 ラストで残された羅針盤のメンバーが、亡くなったメンバーの芝居をビデオで見て感情が震える場面は 切なくて涙を誘われます。 ミステリーとしては、追い詰められて行くマリアが犯行を否定しながら心情を暴露している場面で、 彼女の身勝手さと性格の悪さが滲みでていたので、マリアを犯人だと断定する言い逃れが出来ない 証拠を示す部分が欲しいと思いました。 現在と過去の登場人物のつながりを意図的に隠すことで、殺される羅針盤のメンバーは誰なのか? 4年前の誰がマリアになるのか?そして現在においてマリアを追い詰めているのは誰なのか? どこまでが仕組まれた状況なのか?これらが気になって一気に読むことが出来ました。 | ||||
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事件が起こる過去パート、そしてその後日譚であり解決編でもある現在パートが交互に描かれます。 多くの評にある通り、過去パートの高校生時代が抜群に面白い。 お話が面白いというより、女子高校生の楽しさもつらさも織り込んで描写される、登場人物たちが魅力的です。 現在パートは、ある意味、型どおりの展開でありきたりと言えばありきたりなのですが、その分安心して読み進められます。 現在パートでの「語り手(=犯人)は誰か」「追い詰めようとしているのは誰か」という謎より、過去パートでの「この中の誰が被害者になるのか」という謎の方が大きいです。 ミステリとしては、推理を楽しむ作品ではなく、サスペンスを楽しむ作品だと思います。 よく考えると、登場人物たちの家庭環境とか、あんまり一般的じゃないし、高校卒業後の進路もあんまり現実味がない展開ですが、最初からそういうものだと思えれば問題ではありません。 文庫にしてもっとラノベ的に売れば、もっと多くの若い読者を獲得できるのではないかと思いました。 | ||||
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事件が起こる過去パート、そしてその後日譚であり解決編でもある現在パートが交互に描かれます。 多くの評にある通り、過去パートの高校生時代が抜群に面白い。 お話が面白いというより、女子高校生の楽しさもつらさも織り込んで描写される、登場人物たちが魅力的です。 現在パートは、ある意味、型どおりの展開でありきたりと言えばありきたりなのですが、その分安心して読み進められます。 現在パートでの「語り手(=犯人)は誰か」「追い詰めようとしているのは誰か」という謎より、過去パートでの「この中の誰が被害者になるのか」という謎の方が大きいです。 ミステリとしては、推理を楽しむ作品ではなく、サスペンスを楽しむ作品だと思います。 よく考えると、登場人物たちの家庭環境とか、あんまり一般的じゃないし、高校卒業後の進路もあんまり現実味がない展開ですが、最初からそういうものだと思えれば問題ではありません。 文庫にしてもっとラノベ的に売れば、もっと多くの若い読者を獲得できるのではないかと思いました。 | ||||
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正直、ミステリーとして読んだ場合、仕掛けにも新味がなく、かなり早い段階で「真犯人」探しの見当はついてしまう。それよりも、青春小説として、肝心な演劇の部分がさらりと書き流されているのが気になった。ここがもっと印象深いものになっていれば、読後感ももっとよかったと思うのだか。劇のネタそのものは面白そうだったので、そこをふくらませて欲しかったところ ネット映画の配信や、ブログなど現代的な道具立てが出てくるが、話じたいは定型の域を出ず、古典的とさえ思える。あと、ミステリーだから仕方ないが、出てくるキャラがありきたりで物語を展開するうえでの、駒にしかなっていないのが目についた。主要キャラ同士の会話の部分も、ときおり誰が話しているのか、わからなくなる場面が多々あったのが残念。 | ||||
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正直、ミステリーとして読んだ場合、仕掛けにも新味がなく、かなり早い段階で「真犯人」探しの見当はついてしまう。それよりも、青春小説として、肝心な演劇の部分がさらりと書き流されているのが気になった。ここがもっと印象深いものになっていれば、読後感ももっとよかったと思うのだか。劇のネタそのものは面白そうだったので、そこをふくらませて欲しかったところ ネット映画の配信や、ブログなど現代的な道具立てが出てくるが、話じたいは定型の域を出ず、古典的とさえ思える。あと、ミステリーだから仕方ないが、出てくるキャラがありきたりで物語を展開するうえでの、駒にしかなっていないのが目についた。主要キャラ同士の会話の部分も、ときおり誰が話しているのか、わからなくなる場面が多々あったのが残念。 | ||||
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