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少女たちの羅針盤



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少女たちの羅針盤の評価: 8.33/10点 レビュー 6件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.33pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(6pt)

少女たちの羅針盤の感想

高校演劇から地域劇団に身を置いていた私には、あるある過ぎて大ウケでした。演劇初心者の葛藤と役者の個性とか、高校における演劇部のたち位置とか、顧問と生徒の関係とか、社会人劇団からのお言葉とか…枚挙にいとまがありません。ミステリなのにそっちに気が行ってしまって…。
作者は間違いなくその世界にいた方ですね。初めは違和感のあった文体も途中で「これ脚本じゃん。」と気づくと、その不自然さに納得。脚本家だったら、役者に委ねてあえて記さない感情の部分を演技の形として詳細に書き込んでいるんですね。
プロットも高校演劇作品ぼいし、ラストの作り方はその物です。
こんな風に私は一味違った楽しみ方をさせていただきました。
ご興味のある方は、こんな視点も合わせて楽しんでみたらいかがでしょうか。

はつえ
L7BVQMDY
No.5:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(10pt)

少女たちの羅針盤の感想

読み終わった瞬間に即座に映像化希望と思い、
あとがきを読んですでに映画化していることを知りました。
過去と現在を交互に描くミステリーにはありふれたスタイルですが、
過去パートの青春ステージが秀逸で、
単独でもかなり上質のエンタメ作品ができそうな出来です。
極上の青春群像劇を見事にミステリー仕立てに仕上げた素晴らしい作品だと思います。
切なさとほろにが感が最後に残るものの、文句なしの満点評価の作品です。
続編も是非読みたいと思います。

歌舞伎蝶
LMC3R9P9
No.4:3人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

少女たちの羅針盤の感想

青春ミステリの世界にまた一人新たな才能が現れた!女優が映画で撮影現場で脅迫される現在と女子高生4人の劇団「羅針盤」のメンバーが殺された過去が交錯する傑作!女子高生4人のリアルな心理描写で一気に読ませる新世代の青春群像劇の誕生!青春の美しさ、辛さ、儚さ、そして未来を描いた今作は紛れもなく青春小説の新たな金字塔の名に相応しいと思います!

ジャム
RXFFIEA1
No.3:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

少女たちの羅針盤の感想

これは、青春小説であり、ホラーっぽいミステリのようなサスペンスです…。自分でも何を言ってんだかよくわからないですが、面白かったです。先がどんどん気になりました

アンコウ
BKBVHN0W
No.2:4人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

少女たちの羅針盤の感想

殺人者のアイドルが誰かに過去の事件を告発される現在のパート。
始まりの物語。演劇ユニット羅針盤結成の過去のパート。
現在と過去を章仕立てで入れ替える構成はよく見ますが、
本書は効果的で魅せ方がすごくよかったです。ミステリの謎や少女達の物語も面白く読めました。

過去パートでの少女達の前向きで勢いある青春物語を楽しむと同時に、
仲間として笑い合い助けあう4人の羅針盤のメンバーの中で
これから悲劇が生まれる未来が予め提示されているので、
一体誰が誰をどうして?と言った疑問が悲しく付きまといました。

沈む気持ちもあるのですが、
それを補える良さがたくさんある作品でした。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
No.1:
(8pt)

少女たちの羅針盤の感想

完全に「やられる」にはトリックが少し雑か。しかし青春小説としても評価できる出来。

やられタスマニアデビル
XRZ79J4L

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