リンカーン弁護士
評判
リンカーン弁護士の評価:
8.00/10点 レビュー 3件。 B ランク
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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| ハリー・ボッシュシリーズを主軸としたコナリーのもう1つのシリーズ作品であり、今なお作品が発表されている刑事弁護士ミック・ハラーの、いやリンカーンを事務所にした一風変わった弁護士、「リンカーン弁護士」シリーズ。本書はその幕開けの第1作である。 | ||||
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| 前半は前振りのためか、説明が多く今回はどうかな?と思っていたが、後半からはいつも通りのコナリーでした。ただし、終わった後何も残らなかったのは主人公に魅力がなかったからなのかな? | ||||
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現代最高の警察小説「ハリー・ボッシュ」シリーズから離れ、刑事弁護士を主役にした「リンカーン弁護士」シリーズの第1作。著者初のリーガルものだが、さすがの完成度。登場人物のキャラクター、サスペンスに満ちたストーリー、緻密な取材と思考に裏付けられた優れた社会性など全てを備えた傑作エンターテイメント作である。
事務所を持たず、運転手付きリンカーン・タウンカーの後部座席で仕事をこなす刑事弁護士のミッキー・ハラー。元妻を秘書に細々とした仕事を拾って稼いでいたのだが、超高級住宅仲介業者の息子が婦女暴行で逮捕された案件が転がり込んできた。かなりの大金を約束される仕事とあってハラーは張り切るのだが、うまい話には裏があり、ハラーは弁護士生命のみならず愛する家族(元妻と一人娘)の命まで危険に晒すことになる…。
主人公の地位、振る舞い、考え方が飛び抜けてユニークで、ハリー・ボッシュとは異なるキャラクターが生き生きしている。さらに二転三転するストーリーはサスペンスに満ち最後まで予断を許さない。また、アメリカの法廷のルールを徹底的に研究したエピソードも日本人にはたまらなく面白い。
リーガル・サスペンスの枠を軽々と越えた傑作であり、コナリー・ファンはもちろん、どなたにもオススメしたい。