■スポンサードリンク


火天風神



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
火天風神 (新潮文庫)
火天風神 (光文社文庫)

火天風神の評価: 8.00/10点 レビュー 1件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点8.00pt

■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

火天風神の感想

面白い。初めは、3つのエピソードという全く違うエピソードが流れ、本題に入るとこれまた1つの章に短い別個の短編の破片が複数含まれ、当分はこの形式は変わらない。よって、大まかな登場人物と流れが分かるまでは非常にとっつきづらい。が、これらの関連が見えてくると、そこからは一気読み。まぁ、表題の通り火と台風が主役で、人は脇役という面白い公正ながら、メインの台風が 予測からだんだんと近づき、突入、一過するように登場人物の動きが変化してくその緩急や、一種自然に形成される(台風による)クローズドサークルの中で発生する事件・事故がミステリー的緊迫感を生じ、プロットは言うに及ばず多面的に楽しめる作品。最後の収束まできっちりと書き込まれており、作者の力量に評価。最後のエピソードが、これまた絶品。

とも
4ND5R58B

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!