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幽世の薬剤師



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【この小説が収録されている参考書籍】
幽世の薬剤師 (新潮文庫)

幽世の薬剤師の評価: 6.00/10点 レビュー 1件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点6.00pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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No.1:
(6pt)

幽世の薬剤師の感想

怪異が存在する異世界が舞台の医療ミステリー。
医療もののミステリーとなりますが、物語のメインは異世界を舞台にしたファンタジーです。
シリーズものの1巻目の為、人物や舞台説明などが主体に感じました。
序盤は真面目な固い雰囲気のファンタジーでしたが、登場人物達が「お互い敬語は無しで」みたいな雰囲気になってからは会話が軽くなり文章含めて著者らしいライトノベル模様でした。

異世界での怪異を現代医療で解決するとはいえ、読者が同じ目線で推理する類ではなく、医者目線の医療知識をもって解決する傾向です。
世の中の他のレビューにもありますが、同じ新潮文庫nexから出版されている知念実希人の天久鷹央シリーズを現代版とするなら、今作がファンタジー版という印象をとても感じました。同じ担当編集なのかな。同じ客層をターゲットにしていると感じます。
怪異の認知設定も城平京の虚構推理シリーズ模様であり、パロディとも違うので、本書の特色が見え辛いのが正直な気持ちでした。表紙や雰囲気は好みです。シリーズ1巻目でまだまだ続巻もでているシリーズなので、今後どのように展開されているのかなと思う次第です。

egut
T4OQ1KM0

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