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不審者



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【この小説が収録されている参考書籍】
不審者
不審者 (集英社文庫)

不審者の評価: 7.50/10点 レビュー 2件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

この雰囲気いいですね

不穏な雰囲気。ごくごく普通の日常に迫る得体の知れない違和感。
この怖さは、絶妙にいいですね。雫井脩介の「火の粉」に似た雰囲気です。
ノー天気な夫秀嗣と不審な違和感に気づくがそれを正面切って口に出せない妻里佳子。読者をイライラさせる描き方が、著者は実に巧い。
突如現れた優平は、果たして本物なのか、目的は何なのか、それとも里佳子の思い過ごしなのか。
そんなことを考えさせながら、序盤から中盤にかけて、緊張感を持って読み進めさせてくれます。
また、妻里佳子の職業選択も、秀逸ですね。校閲者としての職業が、里佳子の真面目で神経質なほど几帳面さを浮き出させています。
お見事!これがあったから、その結末には驚いた。

▼以下、ネタバレ感想

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