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(短編集)

東京湾景



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【この小説が収録されている参考書籍】
東京湾景
東京湾景 (新潮文庫)

東京湾景の評価: 7.50/10点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.50pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(7pt)

東京湾景の感想

若さ溢れるラブストーリーですね。色んな感情に惑わされ、悩み、信じ、疑い、、、TVドラマになりそうな作品でした。

kmak
0RVCT7SX
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

すれ違いながらぶつかり合う、不器用さがいい(非ミステリー)

単行本を改定した文庫版に、さらに書き下ろし短編を加えた増補版(2019年)。東京湾を挟む品川ふ頭とお台場で働く若い男女の不器用な愛の物語である。
品川ふ頭で肉体労働に従事する亮介が25歳の誕生日に羽田空港で待ち合わせたのは、出会い系で見つけた涼子というOLだった。浜松町駅のキオスクで働いているという涼子に亮介は、また会いたいというのだが、涼子からは連絡が来なくなった。会社の同僚の彼女の紹介で真理と付合うようになった亮介だったが、ふと送ったメールをきっかけに再び涼子と会い、お互いに不安をいだきながら関係を深めていく。やがて、涼子が隠していた本名や職業などが判明し、亮介の過去の出来事も明らかになり、二人の関係は脆く、しかも激しくなっていく・・・。
揺れ動き、戸惑い、それでも止められない恋愛が見事な筆力で描かれており、ずしんと来る読み応えである。
吉田修一ファンはもちろん、現代的な恋愛小説のファン、若者が主役のエンターテイメント作品のファンにオススメする。

iisan
927253Y1

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