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最後のトリック



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【この小説が収録されている参考書籍】
最後のトリック (河出文庫)

最後のトリックの評価: 5.33/10点 レビュー 9件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.33pt

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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
全3件 1~3 1/1ページ
No.3:
(7pt)

最後のトリックの感想


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氣學師
S90TRJAH
No.2:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

最後のトリックの感想

この数年、推理小説、あるいはそれに近い本を多くはないですがそれなりの数を読んできて、様々な犯人たちを見てきました。
単なる人殺しであったり、あるいは読者に語り掛ける語り部であったり、あるいは死人が犯人なんてのもありました。
そういった犯人達がいる中、読者が犯人という奇抜な発想は想像すらしておらず、この作品には少なからず興味を惹かれたのです。
そういう思いもあり、期待を大にして読み始め、読了後確かに、「私が犯人だ」と思いました。
物語全体に暗く、不安にさせる雰囲気が漂う中、香坂誠一から送られてくる不思議な手紙に気を取られ、最後に自分が犯人にされる。
個人的に、かなり完成された作品であると思います。超心理学的な話のやり取りもこの雰囲気の要因の一つなのではないでしょうか。
もちろん、万人に受ける作品など存在せず、つまらないと思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、この本を読み終わったとき、犯人が自分であると思うことは、おそらく間違いありません。
たとえ100年後であろうと、またはタイムマシンで100年前にこの作品をも持って行っても、この作品を読んだ瞬間にその読者は犯人になるのです。

LN
XL1SRHRZ
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

最後のトリックの感想

あからさまに読者との取っ組み合いを期待させるタイトルが好きで、つい買ってしまった。シュレディンガーさん家の猫の話かなあ、と鼻をつまみながら読み始めて、終いに椅子から転げ落ちていた。
たまらなく愛おしい。私が人間であることを肯定してくれた初めての作品。


▼以下、ネタバレ感想

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スチーブン
AD2904SR

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