その家には、何かが「出る」――。

美食家で頭脳明晰なイケメン御曹司であり、警視庁所属の警部・久留米斗真(通称・グルメ警部)と、そのお抱え運転手で大食い女子のカエデ。

列車内に死体! ? 陰謀渦巻く事件に凸凹コンビが挑む! 総裁・松岡洋右から特命を受けた、満鉄の秘密調査員と軽薄で謎めいたイケメンの相棒――。

金星文明は、かつて栄華を誇りながら絶滅した文明が存在する惑星、地球(テラ)の探査計画に取り組んでいた。

剣豪小説の大家として知られる柴錬の現代ミステリ短篇の傑作が奇跡の文庫化。

戦うのは自分のため。だけど、最後の力はみんながくれるんだ。

刑務所、そこはシャバ以上に濃厚な人間関係が渦巻く、更生の最後の砦――。

「犯人役を演じてもらいたい」と、メガロドンソフトから依頼を受け、VRミステリゲームのイベント監修を請け負った加茂冬馬。

58歳の主婦・澄子は、横暴な夫・孝男との生活に苦しんでいた。

僕が恋したのは、美しい80代の女性でした…。

両親を殺した悪夢に挑む、シリーズ完結編! やっとのことで就職が内定したあかねだが、ヲタ森からブラック企業の可能性を指摘されて不安になる。

ある日忽然と姿を消した、いじめられっ子の女子高生ナオミ。

天保九年(一八三八)二月一六日。九州の佐賀城下にひとりの男子が誕生した。

明治維新を迎え、世界に近代国家としてデビューした日本。内実は多くの問題を抱えていた……。

人類復活をかけて金星に飛ぶ博士、社長秘書との忍法対決、信州信濃の怪異譚…ドタバタが炸裂! 筒井康隆ショートショート・短編集。

永尾賢治は40歳、大手新聞社の遊軍記者だ。

廃墟と化した屋敷がハロウィンにあわせて「幽霊屋敷」として一般公開されることに。

第20回『このミステリーがすごい! 』大賞受賞作は、現役弁理士が描く企業ミステリーです! 特許権をタテに企業から巨額の賠償金をせしめていた凄腕の女性弁理士・大鳳未来が、「特許侵害を警告された企業を守る」ことを専門とする特許法律事務所を立ち上げた。

新宿署で煙たがられる鮫島。

魔方陣を象った九星花苑で罌粟を栽培し、宴を催す秘密結社。その一員が急死した。

電車火災事故と人気作家の妹の焼身自殺。二つの事件を繋ぐ驚愕の秘密とは。

他人の強い思いをビジョンとして視ることのできる少女クララは、ある日を境に若い女たちが傷つけられる不吉なビジョンを頻繁に視るようになる。

NSAで監視プログラムを作成するヘレーネは、脱走兵の恋人をこっそりかくまっていた。

第二次大戦中のドイツで携帯電話とインターネットが発展し、高度な監視システムが構築されたら? 20世紀初頭にほぼ現代同様のコンピュータが開発されたこの改変歴史世界のドイツで、国家保安局NSAはすべてのデータを監視し、保存していた。

人の寿命が残り99日になると、その人の頭上に数字が見えるという特殊な能力を持つ高校生の新太。

武者修行中の嫡子・空也の身を案じる江戸の坂崎磐音のもとに、長崎会所の高木麻衣から文が届く。

日常の娯楽、おやつの時間。銀座の名店から量販店のお菓子まで、甘いのもしょっぱいのも分け隔てなく食べ尽くします。

25年前に別れた恋人から突然の連絡が。「あなたの息子が重体です」。

切り立った岩の上で独り稽古を積む、藤戸藩お抱えの道具役(能役者)の長男・屋島剛(やしまたける)。

少年時代、僕の町に新任牧師がやってきた。

ミュージシャンとなった僕は、元牧師の“電気治療(ヒーリング)”のおかげでヘロイン中毒を克服していた。

赤い博物館こと犯罪資料館に勤める緋色冴子が、過去の事件の遺留品や資料を元に、未解決事件に挑むシリーズ第二弾。

大人気「幽霊」シリーズ第27弾! 宇野警部と恋人の永井夕子が旅先のレストランで食事をしていると、”死んだはずの男”から「予約」の電話が入った。

葉崎FMで放送される「みんなの不幸」は、リスナーの赤裸々な不幸自慢が人気のコーナーだ。そこに届いた一通の投書。