その失踪は、数々の猟奇的な事件の発端だった―― とある反社会的組織に対抗するために設立された特殊情報管理室。

友人とゲイパレードを見に来ていた青年、菱屋修介は、晴天の空にアポカリプティック・サウンドが響くのを聞き、天使が舞い降りるのを見た。

知られざる、もう一つの物語。“6月の蛙男”が雨音の中やってくる。

ケースワーカーとして働く茜に、突然“晩年計画が始まりました”という奇妙なメールが届く。

その家に入った者は、生きながらえることは決してできない。そしてまた、新たな呪いが生まれる――。

「多重債務者」に「高額所得者」、「エステ会員」に「かもリスト」…。

科学者の父親と穏和な母親に育てられた医学生の馨にとって家族は何ものにも替えがたいものだった。

ボランティアで児童虐待の電話相談をしている秋生。

ホラー作家・那々木悠志郎、最大の危機!ループから抜け出せるのか!? 一年前の火災事故で親友を失った天田耕平は、恋人と共に慰霊祭へと向かう途中にバスが事故を起こし、山道で立ち往生してしまう。

一本のビデオテープを観た四人の少年少女が、同日同時刻に死亡した。

凄惨な殺人が頻発した、“地獄の季節”から約二年。金敷市は、表面上は平穏な生活を取り戻している…。

老人介護のボランティアをしている仁科理佳は、寝たきりの老婆・幸枝の様子を見てきて欲しいと頼まれる。

若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。

その家に関わった者は、行方不明になるか悲惨な死を遂げると言われる「呪われた家」。

金敷署の厄介者が集まる、生活保安課防犯係特殊相談対策室。

ある家で、司法試験に落ちた息子が家族5人を次々と惨殺し、自らも首を吊って死んだ。

その家に嫁いだ花嫁は、必ず死ぬ。 「嫁いだ花嫁が3年以内にかならず死ぬ」――。

別格の恐怖。封印された三角屋敷の恐怖を再び――。

第10回 幽文学賞短篇部門 大賞受賞作品に書き下ろしを加えた連作短篇集 2年前に結婚し、夫と死別した柚子は昼間はコールセンターのシフト制で働くフリーターだ。

「こんな結末は耐えられない」絶対に読んではいけない、禁忌の本が誕生。 こんな結末は耐えられない――。

ビジネスマンのマシューは妻のジェニファーと軽度の痴呆がある母親エマを連れて日本の企業に赴任してくる。

四国の山奥にある小さな村。そこには奇妙な仏像があり、大切に祀られていた。

娘を惨殺され、失意の底に沈むエッセイスト草薙のもとに、かつての担当編集者から連絡が入る。小説を書かないか―。

その家には、何かある。

美しき孤高の解剖医×霊が見える新人刑事が、未解決事件にメスを入れる! 八王子署の新人刑事・祝依 然(いわい ぜん)は、首吊り死体発見の報を受け、現場に急行する。

新妻恭子は妊娠5ケ月。夫を会社に送りだし、のんびり本を開く。

怪談実話のパイオニアが綴る恐すぎる実体験。書かれた”怪”は”怪”を招く 海が怖い。

人体を発火させる黴、口腔に寄生し人を人肉喰いに走らせる蠕虫、そして性交渉で感染し、人を殺人鬼に変える「666」に似た形体の謎のウイルス。

高齢ドライバーによる死亡事故、それは本当に〈老いの宿命〉だったのか? 高齢男性の運転する軽トラックがコンビニに突っ込み、店員を轢き殺す大事故が発生。

「今回ここに書き起こしたものには全て奇妙な符合が見られる。

6歳の奈津江には、不思議な能力があった。誰かが失くしたものを探し出すことができるのだ。

リングの事件発生からさかのぼること三十年あまり。小劇団・飛翔の新人女優として不思議な美しさを放つひとりの女がいた。

二十年前の破滅的な隕石落下により、大阪は異形の街と化した。

“あれ”が来たら、絶対に答えたり、入れたりしてはいかん―。幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に、とある来訪者があった。

この人はもう、死んでいるのでは――? 新人介護士が経験する恐怖の介護。

感染する狂気と暴力―! 気弱な青年の森田彼岸が潜り込んだJCDC―日本疾病管理予防研究所は、感染症については国内NO.1の研究所。

小松左京ファン必読! 選りすぐりの恐怖小説集第2弾。

最強の妹 最高の物語 凶悪テロリスト・優莉匡太の四女、優莉凜香。

傭兵を引退してカリフォルニアにやってきたデズ・リメリックは、ホテルで武装した男たちに誘拐されかけていた女性を偶然助けることに。

大きな話題を読んだ”体験型ミステリー”第2弾。

傭兵を引退してカリフォルニアにやってきたデズ・リメリックは、ホテルで武装した男たちに誘拐されかけていた女性を偶然助けることに。

いつの時代も「家族」は、やさしく、あたたかく、いびつで、おそろしい。

少年は、真実を知り大人になる。

土曜の夜、とある地方都市の一角にあるスナック『えいぷりる』に集う面々の楽しみといえば、山伏の地蔵坊先生が語る、自らが体験した様々な事件の謎解き。

予言者と呼ばれ、触れた者の過去を見通す男・阿久津。

オシラサマ伝説によって複雑に隠された事件の真相にオカ研メンバーが挑む! 黒沼家の分家筋にあたる白葉家はオシラサマのいる神社だ。