カリフォルニア独立戦争
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元傭兵?特殊部隊?の主人公デズ(イギリス人)が米国カリフォルニア州を舞台にした陰謀を巡り、八面六臂の大活躍をするアクション小説。 小気味よく読み進めることができ、ハリウッド映画を見ているような感覚で楽しめた。 すでに同主人公の次作の出版も決まっているとのこと。楽しみ。 | ||||
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ホテルでたまたま女性ペトラを救った謎の男、デズモンド・アイロシウス・リメリック、通称デズ。 ゲートキーパー(門番)という数奇な職業に就く彼であったが、成り行きでペトラを救うために調査に協力することになるのだが、その先には恐るべき陰謀が・・・というストーリー。 最悪なのは、邦題でいきなりネタバレをしている点でしょうか。正直信じられないですよね、このセンスは。 どうしてこんな題名にしたのか意味不明です。 ゲートキーパー、で十分カッコ良かったのに。 内容的には、とても楽しめました。 根無し草のデズが成り行きで人助けをして陰謀を解決する点や、基本的に徒手空拳(銃はあまり使わない)で戦う点は、ジャック・リーチャーっぽい印象があります。 しかし、本シリーズのデズには、リーチャーにはないユーモアのセンスが多分に盛り込まれているので結構笑えます。 アメリカ人作家が、イギリス人の主人公を描いている点も妙味になっています。 ボリュームも十分だし、アクションシーンもそれなりにありますし、戦闘の描写もイケてます。 個人的には、是非続編の「Deadlock」も翻訳して頂きたい一作です。 | ||||
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"ゲートキーパー"という役割を担う歴戦のヒーローが活躍する話です。 序盤のアクションはとても魅力的。傑作の予感を抱きました。 高い戦闘技能を持つ主人公が偶然居合わせた戦闘的な場面で活躍し、やがて大きな陰謀に巻き込まれていく…典型的なアクション小説と見せかけて、実は主人公はあまり銃やナイフを使わない。(使えるだろうというイメージは持ちますが) そこがちょっと肩透かしというか、王道アクション小説を期待している読者には物足りないでしょう。 特殊部隊的な戦闘描写にわくわくするというような読書体験はできません。 しかし、キーパッド式の安物電子錠をメーカー隠しコマンドで開錠するところや正規使用者の入力を盗み見て桁数から警備状況を推理するところは、"ゲートキーパー"の凄腕をよく演出していると感じました。新たなヒーロー像が魅力的に描かれている。 背景や来歴が語られていませんが、主人公はおそらくイギリスの孤児院か修道院で育ち、フランス外人部隊出身(FAMASになじみがあり、多国籍な傭兵仲間がいることから)で、アメリカの軍や諜報関係で働いた経験もあると推理できます。 この辺、もっと説明してくれれば主人公の凄みがより味わえたのになあと歯がゆく感じます。 ここから後半のネタバレに併せてこの作品の短所を述べて、レビューを締めくくります。 最後の社内政治的な会話劇は、冗長で蛇足感があり退屈です。 主人公のモノローグ風にあっさりと済ませてほしかった。 政府中枢や関係機関の”高度な政治的判断”で救国の英雄に祭り上げらずに済み、影の立役者になるとか。 ヒロインの会社を救済する展開にしたかったのでしょうが、社内の口裏合わせで乗り切れる規模のやらかしで納めるのは、ちょっと尻すぼみに感じました。 面白さで一気に引っ張っていくにしては、あまりにも冗長でした。 総じて、序盤の魅力的な主人公像に惹かれいつかそれが発揮されることを待ちわびながら読み進め、冗長さに耐えているうちに完走してしまったという読後感を持ちました。 | ||||
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強力な主人公男性が現代的な要素を駆使しつつ最終的には身体的優越性に依拠して困難を変えいけるしていく。話の展開は面白い。主人公女性も毅然と知的で女性的でもある。この両主人公の絡みも大変スマートに処理されている。 それでいて邦題にあるような「独立戦争」は起きないのでなんとなくガッカリ。アクションとSFの違いか。 そう考えるとオチも予定調和的に感じてしまう。主人公女性がラスボスでも良かったと思うのだが。 | ||||
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先人のかたもおっしゃるとおりそもそもタイトル「カリフォルニア独立戦争」がちょっと?です。原題の「THE GATEKEEPER」のほうが手に取ってもらえる確率が上がるし、内容を説明してくれていると思うのですが・・・。 軍幹部、謀略説で煽るメディア、財界の大物、組織に潜む「白人至上主義」の協力者、他国の大使たちが練り上げた大がかりなクーデタ計画を「偶然」目撃したスーパーヒーローがほぼたったひとりで阻止に向かう、というお話です。素手での格闘は無敵、鍵のピッキング、コンピュータのハッキング、語学の才能、ギター演奏など羨ましいほどの完全な「文武両道」です。しかも氏素性が語られることはいっさいなく、シリーズ化に成功すれば「過去さかのぼり」の可能性も感じられます。 そしてこの手の小説常道の「初対面の怪しいひとを信頼して手を差しのべてくれる」都合のいい協力者も何人か現れます。 素朴な疑問です。「皿を洗うのは、どこか禅に似たようなところがある。」そうかな・・・。「ドラフト・ビールを注文した。(中略)ウマの小便の入ったボトルをちびちび飲んでいた。」アメリカンビールの悪口には同意しますが、ドラフト・ビール=(樽からジョッキにそそぐ)生ビール、との思い込みが強いので、瓶詰めのドラフト・ビールというのは想像しにくかったです。 | ||||
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