真っ赤な血は明らかにナイフによる傷。 事故じゃない、殺人だ。

この呪いは剥がせない――『異端の祝祭』の著者が放つおぞましい粘着ホラー 塾講師の片山敏彦は、絶世の美青年。

「俺たちは五人だった。今は、六人いる」怪異は誰か。

家に棲むモノ家族に潜むモノ 霊能者「助葬師」が「家」を喰い破る呪いに立ち向かう。

この人はもう、死んでいるのでは――? 新人介護士が経験する恐怖の介護。

全ては「死者の日記」から始まった。これは“怪異”か、或いは“事件”か。

その家には、何かある。

「死者の提示する謎を、先生が解き明かしてくださいーー」 推理作家として難事件を解決してきた香月史郎【こうげつしろう】は、心に傷を負った女性、城塚翡翠【じょうづかひすい】と出逢う。

ホラー作家・那々木悠志郎、最大の危機!ループから抜け出せるのか!? 一年前の火災事故で親友を失った天田耕平は、恋人と共に慰霊祭へと向かう途中にバスが事故を起こし、山道で立ち往生してしまう。

サークル仲間の三人が何者かに監禁される。犯人は彼らの友情を試すかのような指令を次々と下す。

初読はミステリ、二度目はホラー。この島の謎に、あなたもきっと囚われる。

村人たちはそれぞれに凶器を握り締めた。「屍鬼」を屠る方法は分かっていた。

森の狭間に建つ白亜の洋館。 美しく謎 めいた兄弟・実矢(みや)と麻堵(まど)の周囲で相次ぐ奇怪な「死」。

この世界に、出口はあるか。

ホラー作家、那々木悠志郎の担当編集となった久瀬古都美は、彼が初めて体験したという怪異譚を題材にした未発表原稿を読むことに。

『アリス殺し』の鬼才が仕掛ける、予測不能の脱獄SFミステリ! 鬱蒼とした森に覆われた謎の施設で、何不自由ない生活を送っていたサブロウ。

私が救ったのは、天使か、悪魔か――。 殺した後、一晩かけて遺体をバラバラにする殺人鬼――通称「真夜中の解体魔」。

めくるめく、どんでん返し。全方位に仕掛けられた罠。

恐怖は数珠繋ぎのように連鎖する――戦慄の実話ホラー、新シリーズ第2弾。

第20回「このミステリーがすごい! 大賞」隠し玉作品。

母方の親戚にあたる十六歳の結花を引き取って、ひとつ屋根の下で暮らすことになった四人家族の升元家。

作家・三津田信三のもとに届いた1冊の古びたノート。

戦利品は、アイドル自慢の装飾品に彩られた身体の一部! 悪魔に魅入られた洗脳実験で、熱狂的な異常殺人者を世に放つ真意を暴け! カラオケバーの美人ママが変死体で見つかった。

ようこそ、血と錆の匂いが染みついたこの町へ。 家出した母を連れ戻すため、大学生の私は北国の港町・独鈷路戸にやって来た。

“今世紀最強の霊媒師"と謳われ、「浮遊霊、地縛霊問わず、あらゆる霊障、祟りに対処し、速やかに解決する」と豪語する霊媒師・櫛備十三には、実は肝心の霊を“祓う"力がない。

わたしの家は、クラスの子たちとどこか違う。これから母と、死体を埋める。

霊を「祓うことはできない」中年霊媒師・櫛備十三と彼の助手でお目付け役の美幸。

その青年は、神か悪魔か? 無垢な祈りは世界を覆う呪いになる――。

ついに明かされる羽間の秘密 。 物語はさらなる闇の中へ――。

限りなくロジカルで、理不尽で、グロテスクな恐怖――。単著未収録短編集! わたしは20年前の記憶に苛まれ続けていた。

怪談は作りものだと笑う人、不安や恐怖に付け込む人、いじめを隠す子供、自分には恐ろしいことは起こらないと思い込んでいる人……。

神出鬼没のホラー作家にして怪異譚蒐集家・那々木悠志郎再び登場! 生まれ故郷の村が近隣の町に吸収合併されると知り、十二年ぶりに道東地方の寒村、皆方村を訪れた井邑陽介。

紅一点会員のマリアが提供した“余りに推理研的な”夏休み―旅費稼ぎのバイトに憂き身をやつし、江神部長以下三名、宝捜しパズルに挑むべく赴いた南海の孤島。

かつて連続殺人を犯した16歳の少年・児玉永久は、天才的プロファイラー・中島保の保護の下、晩期死体現象と法医昆虫学の研究を続けていた。

「高校事変」を超える、青春バイオレンス文学の誕生! 逗子の山中で発見された一家3人の焼死体。

オカ研メンバーの八神森司が迎えた今年のバレンタインデイ。

怪談実話のパイオニアが綴る恐すぎる実体験。書かれた”怪”は”怪”を招く 海が怖い。

別格の恐怖。封印された三角屋敷の恐怖を再び――。

終わらない《合わせ鏡の悪夢》、その真実とは。

両親を殺した悪夢に挑む、シリーズ完結編! やっとのことで就職が内定したあかねだが、ヲタ森からブラック企業の可能性を指摘されて不安になる。

比嘉姉妹シリーズ、待望の最新長編。澤村伊智が放つノンストップホラー。

6歳の奈津江には、不思議な能力があった。誰かが失くしたものを探し出すことができるのだ。

全篇新作書下ろし! 生誕二十五周年を飾る５４冊目の《異形》 「異形気象」を遙かに凌駕する「超常気象」の世界へ―― 〈収録作品〉 朝松健　怪雨は三度降る　　 井上雅彦　彩られた窓　　 上田早夕里　成層圏の墓標　　 空木春宵　堕天児すくい　

人気シリーズ! 拷問は至高の刑罰だ──快楽殺人者“拷問官”を追え! ついに本庁捜査一課に異動となった莉花は、念願であった殺人犯捜査第四係の仙波班に配属される。

ヤクザに追われ、アルバイト先も失った霊視の青年・安田怜は、 路上で眠っていたところ、サラリーマン風の男に声をかけられる。

秩父山域で行方不明になっていた男性が遺体で発見された。

人呼びの204号室に誘われるな。這入ったが最後、命は無い。

奇妙な花嫁人形に隠された秘密に迫る、警察シリーズ第2弾! 新設部署「特捜地域潜入班」の一員となった刑事・鳴瀬清花。

憑依作家・雨宮縁の担当編集者真壁は、戦慄した。

全てを失った女性刑事が奮闘する新シリーズ第1弾! 被疑者を勾留中に自死させたことで県警捜査一課を追われ、家庭にも居場所を失った刑事・木下清花。

巫女が秘儀を行う島で、誰かが死ぬ!? 今年は、特別な年だから─── 呪殺島とは、呪詛を執り行う呪術者が「穢れ」を広めぬようにと流され暮らした島。

「今回ここに書き起こしたものには全て奇妙な符合が見られる。

第42回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈読者賞〉受賞作! 漫画家を目指す高校生の秋人(しゅうと)はある晩突然、不気味な「何か」に襲われる。

目が覚めると、そこはワゴン車の中だったーー。拉致された、互いに見知らぬ6人。

研ぎ澄まされた恐怖と官能の世界。

「不思議な夢が続き、寿命が喰われていく。これは『夢喰い』だ」 堀越教授はそう言い残して死んだ。