小説の、最後の最後でおどろきたい方、ぜひどうぞ。 「どんでん返し」をテーマに描いたミステリー5編。

「みんな、わたしをばかにして。

蜂須賀恵理子は、悲嘆に暮れている。自慢の息子が痴漢行為を咎められ、逃げようとして地下鉄に轢かれ、死んだのだ。

兄の名前は汐崎正義、妹の名前は持田優羽。

埼玉で小五女子が失踪。県警の奈良も捜査に入る。

山中に隠棲した文豪に会うため、高校の合宿を抜け出した僕と友人の葛城は、落雷による山火事に遭遇。

Iターンプロジェクト担当公務員が直面するのは、 過疎地のリアルと、風変わりな「謎」――。

「退職理由を自己都合から解雇に変えて!」元社員が怒鳴り込んできた。

★ラスト1ページですべてがひっくり返る。

性犯罪者たちの弁護をし、度々示談を成立させてきた悪名高き弁護士の小諸成太郎。ある日、彼の九歳のひとり息子が誘拐される。

鉄道マニアの公務員・小日向巧はある日、廃駅で立ち入り禁止となっている地下鉄銀座線萬世橋駅へと潜り込む。

1939年日韓併合時代の夏、平壌一中の吉永と朴は二遊間でコンビを組んで 甲子園を目指していた。

まもなく国家の財政は破綻します! 出版社の営業・池内貴弘は急な異動で月刊誌の経済担当に。

殺人犯は、13歳。 法は彼女を裁けない――。

演劇全国大会の前日、出演予定の部員たちが何故か次々と体調を崩す。

「死者の提示する謎を、先生が解き明かしてくださいーー」 推理作家として難事件を解決してきた香月史郎【こうげつしろう】は、心に傷を負った女性、城塚翡翠【じょうづかひすい】と出逢う。

大ヒット『逆転美人』の衝撃ふたたび。驚きの「逆転トリック」がまたも炸裂する。

社労士4年目のヒナコのもとに、家具会社のワンマン社長から、男性社員の育休申請の相談が持ち込まれた。

学習塾からアルバイト講師の時間外労働の相談が持ち込まれた。

すべての構図が、見えました―― 美味しい謎を、いただきます! ランチ合コンにいそしむ阿久津麗子と謎には目がない天野ゆいかの迷コンビには、 コロナ禍のなかでも新たな出会いが待っていた。

同級生の女子から絶えず言い寄られ、人妻との不倫に暗い愉しみを見いだし、友人は皆無の高校生・清家椿太郎。

志賀倫成は、大手出版社の雑誌『週刊春潮』の副編集長。 スキャンダル記事に自負を持ち、充実した編集者生活を送っていた。

恩人の命令は、思いがけないものだった。 不当な理由で職場を解雇され、腹いせに罪を犯して逮捕された玲斗。

小学3年生の時に誘拐された経験をもつ設楽真輝。

銀座第一消防署の消防士神谷夏美に非常招集がかかった。

博徒たちの間に戦後の闇が残る昭和57年の広島呉原。

史上初、平壌郊外での殺人事件を描くミステリ文芸! この国に生を受けただけなのに、希望はどこにある―― 平壌郊外の保安署員クム・ヨンイルは11年前の殺人・強姦事件の再捜査を命じられた。

大仏ホーム経理部のOL・阿久津麗子は、同僚の天野ゆいかを誘ってランチ合コンへ。

夢に出てきた理想の男性。これこそ運命の人だと思い焦がれたOL月子の行動が思わぬ殺人事件を呼んで…。

悪党が殺された。 疑われたのは、最も立場の弱い技能実習生だった。

百白荘のゲストハウス、キューブハウスから施工業者が転落して死亡した。

都内の幼稚園へ赴任してきた神尾舞子。

2008年のデビューから2023年現在までの15年間の軌跡を辿る。温かな言葉で綴られた、笑いと涙あふれるエッセイ集。

大仏ホームのOL・麗子は「トラブルが起こっている」の一言で、ランチの外食を渋る同僚・ゆいかを誘い出すことに成功。

西船橋駅近くで起きた傷害致死事件。現行犯逮捕された犯人は連行中のパトカー内で急死した。

｢それ、ハラスメントです！｣ 憧れの職場にいたのは、迷惑行為に無自覚な勘違い男。 盗難騒ぎにストーカー、突き落とし。

高級料亭旅館〈銀の鰊亭〉。一年前の火事で当主夫妻は焼死。

歌舞伎「忠臣蔵」の上演中、衆人環視の舞台上で絶命した役者。さらに客席にも男の死体が発見される。

「私は報道されている通り、美人に該当する人間です。

公安部のエリート刑事・幣原は、イスラム国関連の極秘捜査から突然外された。

昭和41年。地方の資産家楡家の当主がゴルフ中に心筋梗塞64才で逝去。

五人全員が死んだとき――本当の「事件」が始まる。

「女の人の声が聞こえるんです」。 殺人の罪を認め、素直に聴取に応じていた被疑者が呟いた。

最後の最後で読者がそれまで見てきたものとは違った景色を提示する「どんでん返し」。

「ノゾミくん、こっちにおいで」海のそばで合わせ鏡を作り、そう唱えるとノゾミくんがやってきて願いを叶えてくれるのです――。

身寄りなし。写真付きIDなし。

累計54万部突破の「エンマ様」シリーズ、最新刊です! 人気YouTuberが殺害され、加害者である暴力団員は道端でぶつかっただけで被害者とは面識がないというが……。

死刑判決を免れた殺人犯たちの家族が、次々に殺される事件が起きた―。

「死香」を食べ物の匂いとして認識する桜庭潤平。潤平の特殊体質に興味を抱く分析学のエキスパート・風間。

カラマーゾフ事件から十三年後。

４７歳で若き官房長官となり、総理への階段を駆け上がる男は、周囲を魅了する輝きを放っていた。

東日本大震災に匹敵する災禍「アウターライズ」に見舞われた東北だったが、規模に比して抑えられた被害状況を公表した。

坂本壮馬は、兄・栄達が宮司を務める源神社で働いている。

江戸南町奉行所・定廻り同心の瀬波新九郎は腕利きで知られるが、以前、二百年前の戦国時代にタイムスリップをしていた。

ここにあるべきではない四番目のマカロンの謎、マスタードが入った当たりのあげパンの行方。

小学三年生の詩穂と紗江子は親友同士だったが、紗江子の母の若い再婚相手である義父と詩穂の母が失踪、駆け落ちと見られていた。