赤い白球
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あなたは日本人として散っていった朝鮮人の特攻隊のことを知っていますか。 1939年の平城で甲子園を目指した朝鮮人と日本人の少年。世界の理不尽の中できりもみさせられていく双龍の熱く、悲しく、なによりも愛に満ちた魂の物語である。そこには最近うんざりとさせられる思想も主張も一切ない。ただ、生きるということを壮絶に、鮮烈に綴っている。 空戦シーンで図らずも高揚してしまうのは、臨場感にあふれ俯瞰を許さないその筆のせいだ。心情とない交ぜのど迫力にうなり声を漏らし、脳内で絶叫した。 切り詰め、選び抜いた言葉で綴る情景描写が素晴らしい。そこへ隠された語られないものに鷲掴みにされ、幾度も訪れるクライマックスに揺さぶられ朦朧とページをめくる。 エンターテイメントとしても存分に楽しめる、感動作である。 | ||||
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