恋人の過去と繋がる一冊の交換日記。本当に好きだった。

選考に関わる全ての人の心を震わせた、第23回電撃小説大賞≪大賞≫受賞作　 大切な人の死から、どこかなげやりに生きてる僕。

「賭けをしませんか?」と受話器の向こうの女は言った。 「十二歳の夏、あなたは初鹿野さんに恋をしました。

失業中の青年・高坂賢吾と不登校の少女・佐薙ひじり。

友達の死から始まった苦い夏休み。僕らは、幽霊に導かれて旅に出た。

ある秘密を抱えた月ヶ瀬和希は、知り合いのいない環境を求め離島の采岐島高校に進学した。

自分で殺した女の子に恋をするなんて、どうかしている。 「私、死んじゃいました。

読む順番によって変わる読後感!長い時を越えて紡がれる 大きな愛の回想録 十二歳の夏を過ごしていた少年・嵯峨愁。

平凡な僕が唯一他の人と違うこと。それは人の死を予告する幻影を見る力があることだ。

どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。

架空の青春の記憶を植えつけられた青年は、その夏、実在しないはずの幼馴染と出会う。これは、始まる前に終わっていた恋の物語。

読む順番によって変わる読後感!長い時を越えて紡がれる小さな恋の回想録。 十二歳の夏を過ごしていた少年・嵯峨ナツキ。

人にはポイントがある。ルックス、学力、コミュ力。

「あれ? いまみんなの動きが止まったぞ!?」 ひょんなことから時間を止める能力を身につけた高校生・笹森陽太。

なぜ少女は最愛の先生を殺さなければならなかったのか? 突如失踪した人気小説家・遥川悠真。

ひとつきに二度、満月が見られるブルームーンの8月。17歳の僕は京都の嵐山にある祖母の家に帰省した。

若くしてデビューをしたが、思うように読者に受け入れられず苦悩する、高校生小説家・千谷一夜。

二周目の人生は、十歳のクリスマスから始まった。

―ぼくは、彼女が誰なのかわからない。

その並木道で出逢ったのは、 未来の「私」と過去の「私」。

僕は春が嫌いだ。

優しい声で彼女は言った。「私を殺した犯人を見つけてほしいの」と。

他人の嘘が分かる、不思議な力を持つ高校生、藤倉聖。だが、全ての人の嘘が分かるわけではない。

「君に謎の解き方を教えよう」少女ノゾムが、難病の治療法を見つけるために参加したデスゲーム。

青春小説の旗手・天沢夏月がおくる、迷える高校生たちの物語。 タイムカプセルに入っていた「今の自分」への手紙。

時間にだって、抗ってみせる―― 1992年秋、家の女性に代々受け継がれる手鏡を使って、未来を視ることができる千秋霞。

優等生の「着ぐるみ」をかぶって生活する高校生の永岡宗也。

それは、いつからだったろう。この世界に奇妙な現象が起こり始めた。

小学生の青斗が住む海沿いの田舎町には、ひとつの伝説があった。

時を駆ける少女 時を書ける少女 時を欠ける少女 時を賭ける少女 1992年、N中学校2年4組の美雪は、未来からきたという保彦と出会う。

だれにも見つけられない古書店「福神堂」。

戦後最大の未解決事件“瀬戸内バスジャック事件”に巻き込まれた十年前のあの夏から、声を失った三好詠葉、十七歳。

200万円でゲームブックの原作を、謎の企業イプシロン・プロジェクトに売却した上杉彰彦。

なぜ少年はテロリストになったのか――衝撃と感動が迫りくる慟哭ミステリー 「すべて、吹き飛んでしまえ」 突然の犯行予告のあとに起きた新宿駅爆破事件。

『このミステリーがすごい!』大賞受賞後第一作が、待望の文庫化! 雑誌編集者の楓は、娘の衣装を自作する人気ブロガーに批判的なコメントを残したことから、過去のブログを匿名掲示板で晒され、陰湿なストーカー被害に遭うようになった。

編集部推薦! 第15回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉作品は、ユーモア・サイキック・ミステリー! 子どもの頃からとことんツイていない町田瞬はある日、銃を所持した超能力者(らしい)二人組に突然拉致される。

「明日雨が降ったら、お父さんを殺す」。小学五年生の大地は幼馴染の少女・空からそう言われた。

第15回『このミステリーがすごい!』大賞・隠し玉作品です! 母を癌で亡くした大学生の白木は、遺言に従い、母が30年前に佐伯義春という友人から貰った宝石を返すため、北海道を訪れる。

神奈川県警生活安全サイバー犯罪対策課の桐野良一は、あるPCの中から、死体で見つかった女の情報を探っていた。

現代のロミオとジュリエット、高貴なるファースト・ラブ・ストーリー。

二人の結末を見届けた時、きっともう一度読み返したくなる――。

親友の恋人を手に入れるために、俺はいったい何をしたのだろうか。

石橋を叩いても渡らない心配性の高校生・中崎夕也はある夜、七不思議を司る精霊・テンコと出会う。

転生し続ける女・国枝小霧(くにえださぎり)。

「久しぶり」そう言って、高校生のときに交通事故で死んだはずのクラスメイトがなぜか今目の前に立って笑っている。

高校二年の僕が一目惚れした女の子。僕とは正反対の、物静かで不思議な魅力をもつ彼女への告白は、あっさり断られた。

鷹橋川で発見されたミイラ化した遺体の上半身と、それに合致する巨大な魚の下半身。

『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉として刊行、 “白いどんでん返し"で話題になった『カササギの計略』の著者が贈る、待望のデビュー後第一作! 思い出したくない過去の記憶に苛まれ、不眠症を患っている遠藤達也のもとに、 “思い出コーディネーター"を名乗る

死んだっていい。 君と出会う前は、そう思っていた――。

僕は今でも君が好きだよ――映画化も決定、あの感動作が再びよみがえる! 不治の病「発光病」で入院したままの少女・渡良瀬まみず。

高校三年生になった高槻優雅は一時的にコーチの任から外れ、二年振りの公式戦復活を目指していた。

あの頃の僕らはまだたくさんの高いものに世界を囲まれて、息苦しさを覚えていた。

「君は、いつから来た?」 伝説の作品が、いま蘇る――! 高校二年生の鹿島翔香はある日、昨日の記憶を喪失していることに気づく。

過去は変わらないはずだった―1992年夏、未来から来たという保彦と出会った中学2年の美雪は、旧校舎崩壊事故から彼を救うため10年後へ跳んだ。

超情報化対策として、人造の脳葉〈電子葉〉の移植が義務化された2081年の日本・京都。