村上和久は孫に腎臓を移植しようとするが、検査の結果、適さないことが分かる。

雪崩で死亡した兄の遺品を整理するうち、増田直志はザイルに施された細工に気づく。死因は事故か、それとも―。

3年前に警察を辞め、家族も離れて暮らす真志に、娘を誘拐したと匿名電話がある。

高さ四百五十メートルを誇る超高層タワーが銀座にオープンした。数万人が集まる営業初日、漏電による小火が発生。

神奈川県警が劇場型捜査を展開した「バッドマン事件」から半年。 巻島史彦警視は、誘拐事件の捜査を任された。

天国区のデイサービス施設で、宿直員一名と利用者二名の死体が発見された。三人とも刃物でメッタ刺しという惨状。

昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上とコンビを組むことに。

あの晩、あの電話に出ていたら。同級生の殺人容疑で十四歳の息子・翼が逮捕された。

猫カフェの片隅で事務所を開くダメ弁護士の兄と、空気が読めないイケメンの弟の二人が、名言で事件を解決するハートフル・ミステリー。

警察のあきれた怠慢のせいでストーカー被害者は殺された!? 警察不祥事のスクープ記事。

一度罪を犯したら、人はやり直すことはできないのだろうかーー。罪とは何か、償いとは何かを問いかける究極の長編ミステリー。

深い喪失感を抱える少女・美緒。謎めいた過去を持つ老人・丈太郎。

天才的頭脳と、絶望的な孤独。授けられたのは、それだけだった。

尾木遼平、46歳、元刑事。

自意識過剰で独りよがり。

郊外の町で、幼稚園児の遺体が発見された。被害者は死後に性的暴行を加えられていた。

急行する捜査車両、轟く銃声。過去の事件が次々と連鎖し、驚愕のクライマックスへ!比類なき疾走感で描く緊迫の40時間。

県警の相次ぐ不祥事で警察への信頼が揺らぐなか、横浜市長は「犯罪のないクリーンな国際都市」を旗印に、地域密着型の自治体警察を復活させた。

誰もが振り向くような自慢の恋人をエリート医師に奪われてしまった省吾。

家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。

八歳の女児が乗用車に撥ねられ死亡する。運転手は不起訴処分になるが、そこには罪深い大人たちの様々な打算が働いていた。

これは、怒れる神の鉄槌なのか。伝説の地、アララト山で、ノアの方舟調査隊隊員が次々と壮絶な最期を遂げる。

ダメ弁護士の兄と、イケメンで名言オタクの弟の迷コンビが、持ち込まれる事件を名言を使って解決! 心に沁みる名言満載のミステリー。

小学5年生のときに東日本大震災に遭い、離ればなれになった幼馴染の6人。

マンションで孤独死体となって発見された女性の名は、鈴木陽子。刑事の綾乃は彼女の足跡を追うほどにその壮絶な半生を知る。

千葉県警捜査二課係長の結城は贈収賄事件の内偵中に妻を失った上に、いわれなき告発によって、捜査の指揮権をも奪われてしまう。

鳴り響くサイレン、倒れ伏す人々―最新鋭化学工場の警備員として働く島浦は、突如としてパニックに巻き込まれた。

文明館大学能楽サークルには二人の指導者がいる。ダサい臨時顧問・雨堂愁介と、イケメン能楽師・筧清隆。

新生児に先天的な脳障害を引き起こす「ゲノム・ウイルス」。

島と二つの異形建築。"瞬間移動"殺人と謎の教団。

空き家だった洋館で火災が発生。鎮火後、殺人分析班の如月塔子は納戸の奥に隠し部屋があることを知る。

歴史的な条約締結のため、韓国の大統領が来日する。 警察が威信をかけてその警備にあたる中、現職総理大臣の孫娘が誘拐された。

中央区日本橋。男性の“損壊"遺体が発見された。

誘拐×時効、二度敗北した静岡県警。三度目の機会は、ないはずだった。

右手首のない遺体が発見された。現場に残されたのは、レシート裏のメモと不可解なアルファベットカード。

「高野聖」と高級デリヘル嬢連続殺人を結ぶ謎。倒錯の闇を描く警察小説。

交番連続放火事件、発生。が、犯人の目処は立たず。

顔と両腕を損壊された遺体が見つかった。手がかりは、遺体の腹に記された謎の数字と、狩りの守護聖人のカードだけ。

法律事務所で働く風町サエは、安売りピザで大儲けし、今や芸能界を牛耳る男からの依頼で、ある調査を始める。

17歳の少女が自ら警察に保護を求めてきた。その背景を探る刑事に鑑識から報告が入る。

さよなら、残酷な世界。

警視庁捜査二課主任代理、郷間彩香。三十二歳、独身、彼氏なし。

月刊EYESの小高直海の同級生という女性から、2年前の女子高校生殺害事件の調査を請け負った刑事事件専門のフリーライター・柚木草平。

母は死に、父は人を殺した――。

ゴールデンウィーク明けの朝、出勤した警視庁捜査一課・碓氷警部補の元に、都内で起こった二件の自殺と二件の殺人の報が入る。

「娘の小学校受験が終わったら離婚する」。そう約束していた播磨和昌と薫子に突然の悲報が届く。

最後の最後まで結末が分からない、哀感漂う傑作推理小説! 東京の片隅、あるアパートの一室で身寄りのない男が死んだ。

弁護士事務所で働く風町サエは、殺人罪で服役経験を持つシングルマザー。十六歳で不登校の息子がいる。

東京吉祥寺に住む若夫婦が営みの最中に手斧で惨殺された。

世田谷署の刑事・樋口彰は、争い事が嫌いで、誰かとぶつならないように一歩いているところがある。

母子家庭の幼い姉妹が自宅で殺害される。死体発見時から母親が行方不明の為、母親犯人説が浮上。

通訳捜査官の七崎隆一は、正義感から同職の義父の不正を告発、自殺に追い込んだことで、職場でも家庭でも居場所がない。

匿名の通報により、中央消防署・救急隊長真田が現場へ急行すると、そこには業務用冷蔵庫に監禁され、憔悴しきった少女の姿があった。

鏡ばかりの部屋で発見されたエリート医師の遺体。自殺とされたその死を、検事・志藤は他殺と疑う。

駆け落ちして一緒になった年上の妻が殺された。妻が離婚したがっていたこと、アリバイなしで夫に容疑が。

隣人殺しで32歳無職の森塚が逮捕されたが犯行を否認。鶴見弁護士が森塚に接見するも、供述が二転三転。