アンリアル UnReal
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ジャケットの絵の素晴らしさに惹かれて勢いで購入しました。青い背表紙もポイントが高い。肝心の中身ですが、けっこう面白かったと思います。特に、等身大の主人公たちのリアルでの話が興味深かったです。近年のラノベのように過剰すぎないキャラクターが良かった。交互に挟まれるネットゲームの世界のエピソードは正直に言えば微妙でした。最初読み飛ばしていたくらい。ネットゲームに対する知識がないのか、あえてそうしているのかは分かりませんがちょっとリアリティを感じなかった。最後はすごい投げっぱなしで終わるのでそこも不満。ネトゲの世界は描ききれないとしても、せめてリアルの方の話はきちんと描写してほしかったです。二つの世界がもっと絡み合う構成だったらより良かったかなぁ、と。とはいえ、リアルの方の話だけで引っ張られたので、評価は高めにオマケして(偉そうですみません)☆四つで。 | ||||
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・寝ている間にオンラインで仮想世界にダイブ ・中世風の原始的で血生臭い戦闘により呼び覚まされる抑圧されていた現代人の欲望 ・仮想世界を現実世界より優先し始めるプレイヤー達 ・NPCに生まれた「自我」 個々のキーとなる要素の面白さもさることながら、 現実の社会問題とのリンクや救われない鬱展開が良くできています。 描写が説明臭かったりして世界観に入り込めず大して面白くない点が残念ですが、 興味をひく展開で途中まではのらりくらりと読まされてしまう感じです。 後半は広げた風呂敷を畳み切れず尻切れトンボというか、 ダイジェスト的な描写で済まされていてびっくりさせられます。 読んだ方の殆どが恐らく「そこが一番観たいトコなんだけど…」と思われることでしょう。 もっと魅力的に描ける筈のキャラクター達について一切触れることなく終わるのも勿体無いところです。 多くのキャラクターに焦点を当てることによる物語の分散を嫌ったのかもしれませんが、 その割には主人公の物語すらぼんやりとしている上にダイジェストですし…。 恐らく一昔前に流行った「気になりそうな謎を敢えて放置することで深い話っぽく見せる」手法を狙って、 結果的に失敗してしまったのではないかと思います。 全体的に素材は良いのですが構成力と描写力が不足していて魅力を引き出しきれていません。 上手い人に書かせれば名作になり得る可能性があるだけに、 非常に勿体無い作品だなあと感じました。 続編で補完されるのでなければ、現状買ってまで読む作品ではないと思います。 とは言え素材は興味深いものですので、未完の小説にもストレスを感じないという方にはオススメです。 この作家さんは原作として世界観構築とプロットを担当されて、 実際の執筆は力のある方に任せるという形ならもっと力を発揮できそうですので、 そのような形で世に出る作品がありましたら是非読ませていただきたいと思います。 | ||||
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カズアキさんのイラストがきっかけで本書を読みました。 全体の流れは好みですが、ラストが打ち切りの漫画みたいでした。俺達の旅はまだまだ続く!!…みたいな。 キャラクターの田中やアリアは結局はなんのために出てきたのかよく理解できません。必要性を感じなかったです。 この作品は続編があるのでしょうか?あるのだとしたら読みたいです。 | ||||
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リアルでの出来事と、<アンリアル>のゲーム内での出来事を交互に章立て、 並行する世界を描写したのは読みやすかった。 ストーリーは大まかな先の流れが見通しやすい。 全体としてはありがちだが、「心を殺すことは犯罪になるのか」という部分に フォーカスを当てたのは筆者ならではであろう。 しかし、おそらく筆者自身がネットワークやゲームにあまり詳しくないのだろう、 「よくわからないけどこうなんだ!」という強引な理由付けが多い。 そちらの方面に多少なりとも興味を持った人間であれば、首をかしげる箇所が多々。 たとえばわかりやすいものとして、<アンリアル>がCERO D指定、という部分。 作中で表現されている残酷な描写を考慮すると、CEROはZになるだろう。 主人公の年齢に合わせてDと設定したのかもしれないが、これはおかしい。 また、今回のストーリーに関わらせる世界を広げすぎて、 どれもこれも中途半端になっている間が否めない。 シリーズものになるというのであれば納得はできるのだが。 エピローグも目を引くものはなく、おいおい、と苦笑してしまった。 | ||||
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