サニーサイド・スーサイド



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初公開日(参考)2010年09月
分類

長編小説

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サニーサイド・スーサイド

2010年09月22日 サニーサイド・スーサイド

「この中の誰かが自殺する」高校のカウンセリング室を訪れた生徒たち。そのなかにいるという。誰が自殺してもおかしくない傷と壊れかけた心の生徒たち。懸命に話しかけきっかけを探し求める。そして「その日」がやって来た。気づくことはできるのか―。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.00pt

サニーサイド・スーサイドの総合評価:6.80/10点レビュー 5件。Cランク


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全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(6pt)

サニーサイド・スーサイドの感想

痛々しい負の青春ミステリ。
誰もが自殺しうる可能性を持ち合わせていてそれを救おうとするのだが、
このカウンセラーは結局誰も救えていない気がするのは自分だけか?
オチが読めようともこの作品のメッセージ性は強く胸に突き刺さった。

たんぷる
W6DY75QO
No.1:1人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

心に残る一冊

高校生の世代が抱えるだろう心の問題がこれでもかって程、訴え掛けてくる。
思いつく不幸を全部入れてみましたと言わんばかりです。
誰もが自殺したくなってしまう辛さを文章で感じました。

物語は自殺する瞬間を未来視した所から始まり、
学校に赴任したカウンセラーが自殺して誰かを救うために
高校生達をカウンセリングする流れになっています。

自殺を止められるかどうか――?
この目的の本筋の中にこの世代の葛藤が描かれ感じる物語です。

↑に高校生の世代が抱えるだろう心の問題が
たくさん出てくると書きましたが、
多く出ている中でとても繊細な要因が最後まで書かれないものがあります。

この要因が、
ミステリとは違った読了感を得る本書に対して、
ミステリと思わせてしまう読書への鋭い切り口だと思いました。

自殺をテーマとしたメッセージ性が強く出てしまう作品を
ミステリ仕立てにして読み物にした印象です。
そう感じる程、読了後に心に残る物がありました。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0
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未読の方はご注意ください

No.3:
(1pt)

高校生の心情?

下手くそな情景描写と

嘘くさい高校生の会話

面白くないです。

サニーサイド・スーサイドAmazon書評・レビュー:サニーサイド・スーサイドより
4562045973
No.2:
(4pt)

自分だけでお腹いっぱい。それでも・・・

自分だけでお腹いっぱい。それでも・・・あらすじ高校のカウンセリング室にやって来た生徒たち。彼らは誰もが心に傷をおっていた。その中の誰かが自殺するという。それをくいとめるべく、新米カウンセラーの小此木は奔走するが・・・感想ミステリー的なフックを効かせた一発も用意されてますがどちらかと言うと今作の主題はそこにはなくて、ピリピリとした高校生たちの心情にあると思います。自分一人だけの世界を守るだけで精いっぱい。でも、一人だと寂しいから、適当な相手を見つける。自分一人だけの世界を守るだけで精いっぱい。だから、相手のことなんて考えずにふるまってしまう。それぞれがそれぞれの狭く自分勝手な世界を持ちでも、それだけではダメなことに気づき成長していく。こんな劇的な物語が、私の青春時代にあったかと言えばもちろんありませんでしたが、似たような気持ちを抱いて生きていたことはあったはず。北國さんらしい痛苦しくも胸にくる作品でした。読んでからの一言予知能力者すみれシリーズの第二作品目なのかも?
サニーサイド・スーサイドAmazon書評・レビュー:サニーサイド・スーサイドより
4562045973
No.1:
(5pt)

「ミステリーの構成を借りた学園青春ものの秀作」

今の高校生の実態はこうだったのかと驚きとともに、ストーリーの巧妙さにぐいぐいと引き込まれていく。携帯やPCをつかった「いじめ」など、我々の時代では考えられなかったことだが、「性」への希薄さも同じように言えよう。「回転女」って何?と衝撃的な現実を突きつけられた気がする。そして、彼ら彼女らは孤独である。高校のカウンセリング室を訪れた生徒たち。そのなかにいるという。誰が自殺してもおかしくない、傷と壊れかけた心の生徒たち。懸命に話しかけ、きっかけを探し求める。そして、「その日」がやってきた。予想もしない結末に、もはや、北國浩二らしさとも言うべきものを感じる。
サニーサイド・スーサイドAmazon書評・レビュー:サニーサイド・スーサイドより
4562045973



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