夏の魔法
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私は「いわゆる恋愛小説」は読みませんが、本書は「ミステリー仕立てで一味違う」と言う書評を信じて、読みました。しかし途中は完全な恋愛小説…なので途中は筋を追うだけで、退屈でした。しかし終盤からは思いがけない内容になって「何故そこまで…」と思っているうちに、とんでもない展開になっていました。これが「ミステリー仕立て」と言われる所以だと分かりましたが、途中で読むのを止めたくなったのでもう少しテンポが早くても良かったと思います。しかし出だしは人は知らず自分だけが知っている…みたいな完全なミステリータッチでした。大ドンデン返しは読んで確かめて欲しいので詳しくは書きませんが、追い詰められた人を救うのは優しさだけではない事を、改めて突きつけられた感じがしました。しかしこれ以外に何か良い方法があったのか?思い付きません。なんとも言えない哀しさが残る作品です。 | ||||
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☆をつける価値もないですが、つけないとレビュー書きこめないので1つ。 レビューを書きこむのも、正直時間の無駄とも思えるのですが、 うっかりこの本を手にとり、私と同じように時間を無駄にする人がいては可哀想なので書きます。 末期がん患者の女性が、初恋をした島に最後の夏の過ごすためにやってくる。 という話なんですが、普通に考えるとベタ。 初恋時代のきゅんきゅんな描写とか、現実の病気の苦しみが書かれ、それでも穏やかな最期の島の夏の話、 と思いきやおそらくそういったベタな展開を望まなかった作者があえてこういう話にしたんだろうけど、すべてが駄目駄目に。 はっきり言わせていただきますと、………時間を返してください。 どうして手に取ってしまったかと言いますと、 通っている図書館が今「読書の秋」とのことで司書のお勧め本コーナーにあったからです。 んでamazonのレビューがおおむね好評だったから(3件だけど) 駄目な理由 どうして、あそこに殺人を入れる必要があるのか。 しかも勝手すぎる殺人。今までの築き上げてきた人物像を思いっきり否定する動機。 すべての人に宿る嫉妬という醜い感情を書きたいのなら、一部の青春初恋物語は不要。 伏線張ってるつもりだろうけど、ミステリーなら下手な回収。 善良な人間が、嫉妬から衝動的な殺人に及んでしまうという話なら、もともとそんな伏線なんていらない。 そもそも、末期がんとか初恋の島とか最期の夏とか、味付けが間違い過ぎている。 まれに見るダメ本だった。時間を返して。 | ||||
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哀しい、とても哀しい物語でした。 幸せをずっと願いながら読みました。途中で止められませんでした。 ミステリ・フロンティアということでしたので ミステリという要素もありましたけれど そこに重点はおかれていない感じ。 読み終える頃、「あぁそうだった」と思ったくらいです。 | ||||
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好きな人の中で生き続けている美しい自分。 そして早老症にかかり老婆として生きていくしかない、醜い現実。 この小説は激しい葛藤の物語です。 読み進めている間中、主人公・夏希には幸せになってもらいたいという願望で一杯でした。 夏希の一途なヒロへの想いは変わっていません。 ヒロの心の中でも夏希への想いは失せてません。 なぜこの二人が幸せになれないのでしょう。 その悔しさ、もどかしさがページを繰る手を止めさせてくれません。 読者は救いを信じて読み進めるしかないのです。 これだけ重いテーマをほぼ新人の作家が成し遂げたこと、これは驚きでした。 ひとつ苦言を。本格ミステリの要素を無理に差し込まなければ、満点評価だったと思います。 | ||||
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過去に戻りたい思いと、未来に進んでしまった世界との、双方のギャップがある設定は、たいへん新鮮だ。誰もがもつ、過去への悔恨を、まざまざと感じさせられる。しかしどうにもならない思いを、デフォルメすると、この作品のような設定になるのだろうか。悔恨の思いを、その極致の設定で画いた傑作のように思う。 | ||||
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