鑑識不在の状況下、警備会社社長と真っ向勝負(「マックス号事件」)、売れっ子脚本家の自作自演を阻む決め手は(「失われた灯」)、斜陽の漫才コンビ解消、片翼飛行計画に待ったをかける(「相棒」)、フィギュアに絡む虚虚実実の駆け引き(「プロジェクトブルー」)…好評『

「季刊落語」先代編集長の安楽椅子探偵譚、『幻の女』ばりの展開に翻弄される間宮緑の単独探偵行など五編を収録。

静岡に行ってくれないかな―北海道出張中の牧編集長から電話を受け、緑は単身杵槌村へ取材に赴く。

本への愛を貫く私設図書館長、退職後大学講師に転じた科警研の名主任、長年のライバルを葬った女優、良い酒を造り続けるために水火を踏む酒造会社社長―冒頭で犯人側の視点から犯行の首尾を語り、その後捜査担当の福家警部補がいかにして事件の真相を手繰り寄せていくかを描く

銃撃を受けて負傷した警視庁捜査一課の鬼警部補・須藤友三は、リハビリも兼ねて、容疑者のペットを保護する警視庁総務部総務課“動植物管理係”に配属された。

大学に入学早々、廃部の危機に瀕したオチケン(落語研究会)に無理やり入部させられた越智健一。

未踏峰への夢を息子に託す登山家の狩義之は、後援をやめると言う会社重役を撲殺、登り慣れた山で偽装工作を図る(「未完の頂上(ピーク)」)。

なんとか中堅出版社に就職した白戸修。

福家さんには、全部お見通しなのね。

新興宗教団体にかかわる事件で警視庁が緊張に包まれる中、都内近郊ではスズメバチが人を襲う事故が連続して発生。

落語に興味がないのに、オチケン(落語研究会)に入部させられた越智健一。

「人間の視点で物を考えないでください」動物オタクの天然系巡査・薄圭子のアニマル推理が大爆発!ペンギン、ヤギ、サル、ヨウム…現場に残されたペットの生態から、常識はずれの発想で真犯人をあぶり出す。

衝撃の辞令を受けて泣く泣く「季刊落語」編集部の一員となった間宮緑は、牧編集長の洞察力に感嘆しきり。

どこにでもいる善良な大学生・白戸修にとって東京の中野は鬼門である。

第一発見者は、法医昆虫学者の赤堀涼子本人。

全焼したアパートから1体の焼死体が発見され、放火殺人事件として捜査が開始された。

学同院大学で起きた殺人事件の容疑者は、クジャク愛好会の奇人大学生！　だが無実を信じる警視庁いきもの係の名（迷）コンビ、窓際警部補・須藤友三と動物オタクの女性巡査・薄圭子はアニマル推理を繰り広げ、事件の裏側に潜むもうひとつの犯罪を探り当てる！

東京・葛西のトランクルームから、女性の全裸腐乱死体が発見された。

初任幹部科教育を終え、警部補になった柿崎努は、山梨県警上吉田署という辺鄙な場所、しかも聞いたこともない部署へ配属となった。

のどかだった町は、すっかり変わってしまった―。

万年窓際警部補と動物大好き新米巡査コンビが、動物の生態をヒントに難事件をスパッと解決!? まさかの!! 大好評「福家警部補」シリーズとのコラボが実現! 連ドラ化もされますます大人気! 劇場版「名探偵コナン ハロウィンの花嫁」の脚本を手掛け

高座に上がった先輩が、突然演目を差し替えた理由とは?水泳部と水球部の抗争になぜかオチケン(落語研究会)が関わることに?大学入学早々、落語にまったく興味がないのに、廃部寸前のオチケンに入部させられた越智健一。

“雌ライオン”こと名探偵・生野エルザと猛獣使いの助手・川島美伽のもとには日夜、風変わりな依頼が舞い込む。

犯行現場は完全なる密室、容疑者には完璧なアリバイ―こんな事件、犯人は幽霊以外ありえない!霊能力者ばかりを集めた静岡県警捜査五課は、そんな不可能犯罪に出動する特殊部隊だ。

喧嘩上等、ルール無用、なんでもありの破壊的ミステリー第二弾! 「問題物件」のクレーム処理に奮闘する若宮恵美子に押しつけられたのは、 アリゾナ州の外れに建つ洋館だった。

大島不動産販売に入社した若宮恵美子は、前社長の遺児で難病に苦しむ大島雅弘の世話係となるも、突然異動を命じられる。

警視庁に死神あらわる!? 強盗殺人、偽装殺人、痴漢冤罪、誘拐……。

事件は突然訪れる――。 「深山木薬店」の店主・秋が何者かによってさらわれた。

第５７回江戸川乱歩賞受賞作　　　　　　　呪いで人が殺せるか。

寺の離れで「なんでも屋」を営む俺の叔父さん。家族には疎まれているが、高校生の俺は、そんな叔父さんが大好きだった。

日本最古の神社の一つ、奈良・大神神社近くの河原で高校生が殺害された。

東京都西多摩で、男性のバラバラ死体が発見される。岩楯警部補は、山岳救助隊員の牛久と捜査に加わった。

悪魔のごとき頭脳を危険視され、わずか13歳にして特殊房に収監されている少年、ローレン・ディルーカ。

なぜ父は幼い自分を捨てて失踪し、死んでしまったのか―。

「……り……に、毒を」被害者は奇妙な言葉を遺して死んだ。毒物の正体は不明。

神奈川県警が劇場型捜査を展開した「バッドマン事件」から半年。 巻島史彦警視は、誘拐事件の捜査を任された。

時を重ねて変わらぬ本への想い……《私》は作家の創作の謎を探り行く――。

江古田にある日本茶専門喫茶店“ひとつぶの涙”には、今日もご近所さんが集まってくる。

警視庁=通称・桜田門に勤める久米川さくらは、ドジでちょっぴり腹黒な事務職員。

1955年7月、パイ屋敷の家政婦の葬儀がしめやかにおこなわれた。

マッキンリーを極めたほどの男が、なぜ難易度の低い塩尻岳で滑落したのか。

天然キャラの凜田莉子が、その振る舞いとは反対に信じられない鑑定眼で難事件に立ち向かう『万能鑑定士Q』。

殺人者は、いつの時代にも存在する。

不審死や迷宮入りした事件、事故などを科学的に解明すべく設けられた警視庁行動科学課。

バツイチになったのを機に、学校司書として働きはじめた詩織。

看護師が筋弛緩剤を患者に投与した。強盗犯が家主を殴打した。

チンピラが路上で睨みあっているとの通報を受けて、 現場に駆けつけた北綾瀬署のマル暴刑事・甘糟。

爆破予告の犯人「松崎」に間違えられ、多くの人に追われることになった白戸修。

伊豆諸島の「神ノ出島」でミイラ化した女性の遺体が発見された。首吊りの痕跡から、解剖医は自殺と断定。

化学サークルによる「甘い物質」合成対決。サ行の発音がおかしくなった同級生の秘密。

「宮部みゆき流ハードボイルド」杉村三郎シリーズ第5弾。

男が真夜中の駐車場を全力疾走し、そのままビルの壁に激突して重傷を負った。

無罪判決が出た事件を再び調べるのが職務の警部補、儀藤堅忍。

気鋭のミステリ作家が挑む「山岳×日常の謎」の新機軸! 架空の山小屋を舞台にそこで起こる不思議な事件を解決していく中編集。

村の駐在所勤務を夢見る浜中康平は強運で事件を次々を解決する群馬県警捜査一課の切り札。

東京都内の一軒家で、おびただしい血痕と三つの左手の小指が見つかった。