第54回江戸川乱歩賞受賞作 乱歩賞史上、最もロマン溢れるミステリー! ドクターヘリの機長・槇村は、墜落した取材ヘリを救出。

明治新政府が総力を挙げて建設した富岡製糸場。

多摩川の河川敷で臓器を抜き取られた猟奇死体が発見された。

誘拐×時効、二度敗北した静岡県警。三度目の機会は、ないはずだった。

市原の交通刑務所内で、受刑者石塚が殺され、同所内の宮崎が逃亡。遺体は奇妙にも“前へ倣え”の姿勢をとっていた。

誰がうそをついている?幼なじみの四人が校庭に埋めた拳銃は、二十三年の時を経て再び放たれた。

旅先で間違えたバッグの中には一通の手紙が。

東京の山間部、タンポポの咲き誇る廃牧場のサイロで、空中で刺殺されたとしか思えない異様な死体が発見された。

奇妙で凄惨な自死事件が続いた。被害者たちは、かつて自分が行った殺人と同じ手口で命を絶っていく。

SMバーでM嬢として働くミチは薬とアルコール漬けの日々を送っていた。

江戸の町を舞台にした本格的ミステリー！　二転三転する驚愕の展開、鮮やかな謎解きに唸る!!　老舗の呉服店を襲った、ひとり息子のかどわかし。

第54回江戸川乱歩賞受賞作 昭和21年、帰らなかった誘拐児。悲劇はそこから始まった――。

幼女の遺体が休耕地で発見された。

「そんなことは自分の頭で考えろ! 」警視庁捜査一課に配属された目崎敦史は、コンビを組むベテラン刑事・棟方国雄警部補からどやされてばかりいる。

連続殺人犯が殺された。捜査一課の新人・和賀は遺体発見現場で美少女と遭遇する。

あのオルゴールは呪われている。命が惜しければ手を出すな。

「今日から、あなたたちは鈴木さんです」。巨額の借金を抱えた男女四人が豪邸に集められた。

ショートショートの名手による、全31編! 少し不思議な商店街で起こるのは、切なくておかしくて、ときに怪しい物語。

不審死や迷宮入りした事件、事故などを科学的に解明すべく設けられた警視庁行動科学課。

第５７回江戸川乱歩賞受賞作　　　　　　　呪いで人が殺せるか。

京都に伝わる稀覯本『黄母衣内記』。その所有者が謎の死を遂げた。

河原町今出川にある妖しき大怨寺で殺人が起きる。容疑者は、龍樹家の龍師・御堂達也。

賀茂川と高野川が合流する鴨川デルタ。瓶賀流が目撃したのは濁流に呑み込まれる友人、龍樹落花の姿だった。

「…殺してしまった」という父の呟き。疑いもしなかった、母の人生。

新人刑事の無藤太郎は、名探偵刑事・南塚と、名家の当主・北小路の盟友コンビのせいで、幽霊がらみの事件にかり出されるように。

人足寄場に隠された徳川10万両、手に入れるは曲者揃いの男たち。

現職国会議員に中国のスパイがいるという情報によって、極秘に警視庁外事課に捜査本部が設置された。

高校で起きた凄惨な殺人事件――腹を割かれた被害者の額にはティカが残されていた。

関東の地方都市で起きた連続猟奇殺人事件。

明治二十六年、杉山潤之助は、旧知の月輪龍太郎が始めた探偵事務所を訪れる。

「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」。

発症まで、あとわずか!検疫官・西條亜矢は、新感染症の蔓延を阻止できるか!?アフリカに取材へ出かけた老ジャーナリスト・葛木が、帰国直後に姿を消した。

マラリア、狂犬病、鳥インフルエンザ―― 海外から襲いくる感染症に、検疫官・西條亜矢が体を張って立ち向かう。

東京・葛西のトランクルームから、女性の全裸腐乱死体が発見された。

自殺とされた資産家夫人の不審死。彼女に呼び寄せられるかのごとく、法要のたびに少女が殺される。

八月十五日、大江山捕虜収容所から、日系二世の通訳・木島が戦犯逮捕を恐れ逃走した。

怪文書『メルヘン小人地獄』がマスコミ各社に届いた。その創作童話ではハンナ、ニコラス、フローラが順々に殺される。

惨殺された若き資産家の喉には可憐な花が活けられ、その妻は行方をくらました。

第一発見者は、法医昆虫学者の赤堀涼子本人。

OLから探偵に転身して二十年。

警視庁捜査一課に配属されたばかりの目崎敦史と、 癖の強いベテラン刑事・棟方国雄警部補の凸凹バディに2件目の大事件! 3月下旬、荒川の下流域に男の水死体が上がった。

心臓外科医・佐藤基樹が失踪した。自らがドナーになると約束した、肝臓移植手術を控える息子を残して。

孤児院育ちの美女から生家を探してほしいとの依頼を受けた弁護士・川路。

東京都西多摩で、男性のバラバラ死体が発見される。岩楯警部補は、山岳救助隊員の牛久と捜査に加わった。

7月1日東京・杉並。小学校の校門に男児の切断された頭部が置かれていた。

その沈黙は保身か、償いか。乱歩賞作家渾身の警察ミステリー 夜の住宅街で大学生が撲殺された。

家事と育児に追われる高村文絵はある日、中学時代の同級生、加奈子に再会。

幻の絵に秘められた衝撃の真相とは。

神降市に勃発した連続猫殺し事件。芳雄憧れの同級生ミチルの愛猫も殺された。

舞鶴でロシア人女性の遺体が発見された。時を同じくして抑留体験者の高津も姿を消す。

どうしよう、お父さん、わたし、死んでしまう―。安藤の娘、加奈が学校で転落死した。

護送中に逃走した受刑者をめぐる捜査を端緒に、警視庁捜査一課、棟方国雄と目崎敦史の、身命を賭した闘いの火蓋が切られる!棟方は息子の、目崎は父の、それぞれ無念を晴らすべく、真相を求めて敢えて“逸脱捜査”に突き進む。

佐藤誠。八十六件の殺人を自供した殺人鬼。

人は誰のために生き、誰のために死ぬのか―。交通事故で意識不明になった三島耕一の自宅から見つかった尊厳死の要望書。

東北の寒村・不亡村に、古くから伝わる「三つの奇跡」。調査に訪れた探偵の海老原浩一は、術を操る糸瀬家に翻弄される。