逃亡医
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手術を前にした外科医が逃亡するという始まりは衝撃的だった。なにが理由で佐藤基樹は手術予定の患者を明日に控えて病院を逃げ出さなくてはならないのか、それが知りたくて読み続けた。この謎解きを買って出たのが、もと刑事の女、鹿川。たかだか知り合いの女遼子の息子が臓器移植が必要だから際してくれと頼まれて動き回る鹿川。 が、半分を過ぎても佐藤という医者は実は偽名で実は棚田であったということがわかるだkで、誰かから逃げていることしかわからない。結局偽名を使わざるを得なかった理由は最後の20ページで大急ぎで説明されるだけ。かかわった女との関係は読めばわかるが、佐藤という男の本質には迫っていない。仙川環という作家は、謎解きのためい話をややこしくし過ぎている。しかし、そのからくりを最後にあかされても読者は「なーんだ、そんなことか」としらけるばかりだ。『極卵』のときもそうだ。最初こそは面白かったが、途中から失速。今回もそうだこれでプロの作家とはいいがたい。読んだだ時間と金を返せといいたい。 最近読んだ『やさしき神の手』(有木きょう子著:吉備人出版)と比べると月とすっぽんである。 | ||||
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出だしから中盤までは、この作者にしては緊張感にあふれたサスペンスタッチで ページをめくるたびにドキドキさせてくれましたが、結末で”逃げ回っていた理由”が 明かされたときには、拍子抜けしたというか、ちょっとアタマにきました。 ガキの頃悪さ坊主に苛められたトラウマをいい歳して、大袈裟にまだ深刻に引きずっているという設定は いくらなんでも現実味がなさすぎるんじゃないですか? ところで、田中さんから佐藤さんに変身しなくちゃならない理由って書かれてましたっけ? まあどうでもいいですが・・・。 氏の作品は概ね読みつくしたので、そろそろまた東野氏に戻ってみようと思います。 | ||||
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内容に満足しています 読み始めると止まらず時間を忘れてしまいます | ||||
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仙川さんの作品は、医療系のサスペンスが多いので好んで読んでいます。 医療業界に詳しい方から見ると「それはなくない?!」と思うことも多々あるように感じますが(素人私でも?と思うこともありますので)、基本的な知識がない方でも読みやすい作品が多いと思います。 が・・・・。 この作品、本当に出版して良かったのでしょうか?? これでよくOKが出たなぁと、読み終わってから苦笑してしまいました。 全てがあまりにも残念です。 まず、主人公が警察という仕事を辞めてまで(他にも一応取ってつけたような理由はありましたが)幸せを築いていこうと思った不倫相手との描写が薄すぎます。 本当に好きなの?一緒に居たいの?と思ってしまいます。 そして、元警察という理由だけで、そこまで親しくない人のためにここまでやるかなぁ・・・と思いながら読み進めていきました。 結構早い段階から話が(逃亡している医師にとって都合良く)トントン拍子に解決していき、最後は「はぁ?」って感じでした。 こんな理由で??と。 勘違いや思い込みだけで事が起き、最後は全てがハッピーエンド。 ちょっとありえません。 次回作に期待したいです。 | ||||
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