聖母
- ヒューマンサスペンス (9)
- 出産 (11)
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代理出産の是非とか、生命倫理の話かと思って読みましたが ↓ネタバレあり↓ 不倫ドクターズの話が、重要な部分に絡んできたせいで 肝心なテーマが霞んでしまったように思います。 | ||||
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ミステリとしての意外性や面白さは、もうひとつのような気もしますが、「代理母」という 簡単に白黒つけられないデリケートな題材に深く切り込んでおり、いろいろ考えさせられました。 東野氏の作品にもありましたが、「親子」とは「血のつながり」とはいったい何なのか みたいな質問を突きつけられた気がします。 「代理母」はこれからますます増えるのでしょうが、倫理的な課題は今よりもっと深く検討される べきなのだろうなと思わずにいられませんでした。 仙川氏の作品はこれからもどんどん読んでみます。 | ||||
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代理母。 遺伝的につながりの無い女性が出産する、 借り腹(ホストマザー)がテーマ。 ストーリーをそのまま読むと、わがままに捉えられるかもしれない。 代理母には、いくつかのケースがある。 ドキュメンタリーなら良いが、小説としてあれも、これも書くとなると、 それぞれに理由が必要になってくる。 代理母に Aさん → × Bさん → × Cさん → × Dさん が登場するが、ごく普通に感じるのは、Aさんのみ。 Bさん、Cさんが×になる理由と、Dさんが引き受ける理由が こじつけかな、と感じてしまう。 が、Dさんが引き受けた理由は、最後に明らかにされる。 後でDさんが引き受けたところを読み返してみると、 「そうだったんだ!」と思う。 そのために伏線が張ってあり、よく練られていると思う。 代理母の小説で、いくつかのケースを書いた、 という意味では、よくできていると思う。 特にDさんのケースは、考えさせられる。 最後に、「代理母を勧めますか?」との問いかけがある..。 | ||||
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仙川さんの小説は、『無言の旅人』を読んでから読むようになりましたが、 この小説は、『無言の旅人』以来の自分の中で当たりの作品でした! 近年、卵子の老化など不妊の問題が注目されているけれど さまざまな理由から「子どもを産みたいのに産めない」という女性は多いはず。 この作品の主人公は事故で子宮を無くしてし、子供が欲しいのに産めないという懊悩を抱えながら生きています。 その葛藤がよく描かれていて、最初から引き込まれました。 主人公の女性だけでなく、周りの家族たちも、その葛藤に引きずられ右往左往します。 物語は二転三転と、予想外の展開になっていき読ませます。 また代理出産とインドの関係などはじめて知ることが多かったです。 是非おススメの作品です!! | ||||
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文庫を読みました。 代理出産に至るまでの家族それぞれの気持ちを描いているのですが 心理描写がキャラクターみんな同じような気がする…。 章と章の間に急に時間が経っていたりする部分は 展開が早いと言うこともできるけど 単純に、セリフとセリフの間の地の文(心理描写)が だらだらと長いと思いました。 どうせなんかクダ巻いてるだけだしと思って(それがどのキャラも 同じ感じで)セリフとセリフの間の三行ぐらいある心理描写は 全部すっ飛ばして読んでました。 でも、代理出産の場として登場するインドはすごくリアルで 作者は本当にインドに行って取材したんだろうなあと その部分はとても面白いと思います。 でもやっぱり、最後、女医さんが取る行動はどう説明されても私には納得いかない。 普通に妊娠できる人は、わざわざこんなことしないと思う。 後、遺伝上の親だから自分が出産していなくても子供を愛せるのか 血がつながっていなくてもわが子と思えるか、っていう命題は 人それぞれな気がして、テーマになりづらい気が。 結局、最後は、うやむやにされてしまって、血がつながっているんだか なんだかわからなかった。 また、マイナス点は、主人公がいい加減な印象がすること。普通に弱い人っぽいので 自分の子どもではない、だから子育て放棄とか 自分の子供だけど、生んだ実感ないから子育て放棄、みたいな エンディングだったら考えさせられたかも。 ちなみにこの主人公夫婦、お金も払ってないし、子供子供って騒いでるけど 代理出産であんまり苦労してるように見えない。 苦労してるのは周りって感じで もしかすると、そこは凄くリアルなのかもしれない。 もうちょっと主題をすっきり整理して書いてもらったら 良かったかなあと思います。 | ||||
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