無言の旅人
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ありがとう | ||||
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自分の終末をどうするのか、自分で決める権利はあると思います。 面白いと思いました。 | ||||
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主人公の耕一はちと考えが浅はかですよね。ほんとに尊厳死を叶えようと思うのなら母親を説得しなきゃどうにもならんでしょう。そんなこともわからんのか!おかげで母親が取り乱して周りの人間傷つけまくりじゃないの。迷惑この上ない。母親説得の成否にかかわらず文面にするのはそのあと。順番が逆。 | ||||
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題材(タイトル)や著者の略歴から、面白そうだからちょっと読んでみるかと二冊ばかり読んでみたら そのどっちもが、スカスカというか空疎な印象しか残らないトンデモ物件だったので、もう読むのは よそうと心に決めていたのに、図書館で見つけ、なぜかまた借りてきてしまいました。 ひとことで言って、面白い! というか、「尊厳ある死」について色々考えさせられました。 作品の中でも語られているように、「人の生き死に」というのは、一個人だけで好き勝手に 決められるのではないということを強く思い知らされました。 小説としても、先に挙げた二作とは、まるで別人のようなタッチで驚きました。 硬質で、体温を感じさせない冷たいかんじだったのが、いい意味でウェットでしっとりしていました。 そして、けっこう胸を熱くさせられました。 ストーリーには複雑な謎解きとか超意外な展開はないので、推理小説やミステリ愛好家の方には 少々物足りないかもしれませんが、知ってるようであまり深く考えたことのない尊厳死というものを 見つめ直すにはとてもいい教材になるのではないかと思いました。 仙川氏の作品、もう少し続けて読んでみます。 | ||||
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著者が医療ジャーナリストをやっていたようで、医療関係の著書が多い。 当著書は、尊厳死がテーマ。 尊厳死とは、人間が人間としての尊厳を保って、死に臨むこと。 今迄、尊厳死について考えたことが無かったので、 そもそも、なぜ尊厳死の要望書を書くのか、疑問だったが、 過去に大病を患った経験がある、という設定になっている。 前半は、父親、母親、兄弟、婚約者、医者の視点を通して、 尊厳死させるのか、葛藤が描かれている。 後半は、読者へ更に問いかけるべく事件を設定し、 尊厳死について考えさせるようにしている。 日本尊厳死協会という団体も存在し、法制化の動きもあるくらい。 逆に、尊厳死を反対している団体もある。 法制化する理由は、法的効力がないと、罪に問われることを恐れる医師が、 それに従わないこともあるから、のようです。 人により、考え方が色々ある。 家族へ迷惑をかけたくないから、尊厳死を選ぶ、 という人もいるかもしれない。 逆に、家族にとってみれば、尊厳死させたくないのが本音でしょう。 尊厳死させるべきか?という状態になった時、 本人に意思を確認できない、ところが問題ですね..。 気が変わることもあるでしょうし..。 物語は、尊厳死の要望書が見付かったものの、 誰も話を聞いたことが無い、というところから疑問を抱き、 理由を見出そうとする。 著者は、そんな場面に出くわしていたのかもしれない。 実際にあった話、と言われても呑み込めるくらい、リアリティーを感じる。 そして、物語の最後に、その理由が明かされる。 疑問がクリアされ、何とも暖かな気分になる、 素敵な最後で締めくくっている。 | ||||
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