東京駅に着いた寝台特急「さくら」の個室から、男女の射殺死体が見つかった。さらに所持品から五千万円の札束が。

北陸本線を走る特急サンダーバードが、乗っ取られた。四百人以上の乗員乗客を人質にした犯人たちは、十一億円を要求する。

鳥取砂丘に出現した神秘の湖で、アマチュアカメラマン・三谷は、女性の絞殺死体を発見した。

お遍路でにぎわう菜の花畑の四国路で、遍路姿の老人が刺殺された。同行の若い女性の姿も消えた。

青森から大阪まで。日本海沿いをひた走る寝台特急で専務車掌が絞殺された。

青森駅に到着した「ゆうづる5号」の二人用個室寝台で、女の死体が見つかった。犯人は一緒に乗っていた男なのか。

警視庁捜査一課の西本刑事が、群馬県の世界遺産・富岡製糸場で毒殺された。

高田馬場、所沢、そして金沢へーー 女性刺殺事件と特急脱線事故の交点は!? 高田馬場、所沢から金沢へーー 北陸の特急転覆事故との交点は!? 朝の通勤ラッシュアワー、西武新宿線高田馬場駅のホームで、若い女性が刺殺された。

東北新幹線「はやぶさ」の豪華客室「グランクラス」で殺人事件が発生! 事件の裏に隠された陰謀とは――十津川警部が真相に迫る!

東京郊外で若手カメラマン誘拐事件が発生。しかし犯人からの要求はなく、三日後にカメラマンは無事保護された。

江戸川区内の交番に勤務する巡査長・山中浩平のモットーは、地元住民と仲良くすることだった。

出雲へ向けて疾走する寝台特急で、未明に発生した爆破事件。だが、狙われた男は途中下車し、行方を晦ましていた。

寝台特急“はやぶさ”を取材する週刊誌記者の青木は、1号車の個室寝台で、「薄茶のコートの女」を撮影するが、そのフィルムを何者かに抜き取られてしまう。

フランスで開かれた「世界都市警察大会」に出席した十津川警部は、パリに向うTGVの中で大富豪・大越専一郎の女性秘書が射殺される事件に遭遇する。

城崎温泉で突然、失踪した美人歌手・柏崎マリが、出雲で逮捕された。容疑はTVディレクター殺し。

北海道の海岸から、三組の新婚旅行客が相次いで失踪した。

東京・神宮外苑と神奈川県・平塚で発生した二件の婦女暴行殺人事件の手がかりはB型の血液型と輸入車のスポーツカー。

盲目のマッサージ師が、白昼都電の車内で毒殺された。毒物はカプセルに詰められた砒素。

暗い過去を持つ元刑事の私立探偵に、失踪人の捜索依頼があった。二人組の男女が会社の金を持ち逃げしたというのだ。

将棋の駒が解決の鍵となるか……連続予告殺人に、十津川警部が挑む! 東京の郊外で一人の男が爆死した。

鑑識技官・新美格の趣味は、通勤電車で乗客を観察しスケッチすることだった。

「お姉ちゃんが、死んじゃったよ!」亀井刑事の息子健一が電話で悲痛な叫びをあげた。

兇器、アリバイ、動機―完璧な条件で行なわれる完全殺人。しかし、やがて訪れる時効の向う側には…。

高校時代の友人で画家の本山に誘われて熱海を訪れた十津川。

人気ファッションデザイナー・尾西香里がこだま車内で殺害された!容疑者として捜査線上に浮上した夫の洋次には、犯行時刻にモデルの愛人・新井江美と密会していたというアリバイが存在した。

冤罪で実刑となったカメラマンの金井は、出所後、自分をはめた後輩を刺殺、故郷の函館へ逃亡する。

青森県F高校の男女七人の同窓生は、上野発の寝台特急「ゆうづる7号」で、卒業後七年ぶりに郷里に向かおうとしていた。

上野に到着した青森発上り急行「津軽」の車内で絞殺死体が見つかった。

南の無医島に赴任した青年医を待ち受けていたのは、島の奇妙な風習。それは美しい自然に似合わぬ人間くさいものだった。

芦花公園の近くでジョギング中のルポライターが殺された。数日後、今度はその恋人が車にはねられた。

京都発城崎行きの特急「あさしお3号」の車内で、十津川警部の友人で作家の沢田功が殺された。

ミステリーマニアの組織の例会が、会長の経営するホテルで開かれた。

闇に包まれた都会の夜には犯罪という罠が待ち受けている。今夜もどこからか脅迫者たちの足音が聞えてくる…。

ベテラン新聞記者の田島は自社の紙面で「七歳の子供が自殺…」という妙な記事を発見した。

東京の地下鉄で男が刺殺された。

満員の後楽園球場。

雑誌記者亜木子は、友人から、1年前に失踪した京子を山手線内で目撃したと聞かされる。

嵯峨野トロッコ列車観光を楽しんでいた女優の衣川愛理は列車内で奇妙な脅迫行為に遭い、嵯峨野警察署に届け出た。

東京・三鷹で白骨死体が発見された。死体のポケットには、未使用の「ワイドビューひだ13号」名古屋発高山行きの切符が。

ポルシェ911Sに乗る唐木は、途方もない計画をもっていた。狙いは東京競馬場で行なわれるダービーの売上げ金20億円だ。

ワールド時計社長令嬢の楠木かおりが、国鉄の人気欧風列車サロンエクスプレスから、忽然と姿を消した。

麻里子は3年前現在の夫、田島幸平と結婚した。

指名手配の強盗殺人犯を追っていた捜査一課の山崎刑事が何者かに腹を刺されて殺害された。

妻との北海道旅行の帰り、十津川警部は、札幌駅で大阪行「トワイライト・エクスプレス」を待っていた。

今度の日曜日、ブルトレが八分間停まった時、人を殺す―腎臓結石の痛みに耐えかねて緊急入院した亀井刑事は、レントゲン室から漏れてくる男女の話し声を聞いた。

十津川警部に「殺人ゲームがしたい」と謎の電話がはいる。

新潟県小出と福島県会津を結ぶ急行「奥只見」の停車駅、浦佐、会津若松、入広瀬で三人の男が死んだ。

東京で若い女性が殺害される事件が続いていた。3人の被害者には、ボウ・ガンで殺された以外に共通点は見つからない。

婚約者の中原が飛び降り自殺した。

エリート官僚の妻・青木美加が殺され、十津川らの極秘の捜査が始まった。

「日本国民全員を誘拐した。身代金五千億円を用意しろ」―前代未聞の要求が首相に突き付けられた。

警察官が手を染めた犯罪のからくりは、想定外の結末にいたる。

寝台特急「ゆうづる13号」と青函連絡船で、二人の男が殺された。

警視庁の本多捜査一課長宛てに、三田村刑事が道後温泉の老舗ホテルの娘を殺したと告発する手紙が届いた。

会社員の宮田は、普段は使われていないJR両国駅3番ホームで、深夜に二人の不審な人物を目撃する。