薔薇の女

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初版刊行(参考)
種別
長編
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3,551回
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2
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18
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あらすじ

1996年06月01日 薔薇の女―ベランジュ家殺人事件 (創元推理文庫)

火曜日の深更、独り暮らしの娘を絞殺し屍体の一部を持ち去る。現場には赤い薔薇と血の署名――映画女優を夢みるシルヴィーを皮切りに、連続切断魔の蛮行がパリ市街を席捲する。酷似した犯行状況にひきかえ、被害者間に接点を見出しかねて行き詰まる捜査当局。事件のキーワードを提示する矢吹駆の現象学的推理が冴える、シリーズ第三弾。(「BOOK」データベースより)

評判

薔薇の女の評価:

7.00/10点 レビュー 2件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.00pt

薔薇の女の総合評価:

7.45/10点 レビュー 11件。

感想一覧

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Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.9
(2pt)

屁理屈で誤魔化された感

矢吹シリーズを順に読んでいってるのですが
これはかなり駄作。
推理小説というのは探偵の推理が示された時に腑に落ちて「なるほど」と納得できるだけの
それなりに説得力のある推理でないと駄目だと思うんですが
これはまったく納得できないというか登場人物の行動全般がおかしな行動をしていて
作者の示す難解な精神分析や哲学にあわせて作られたリアリティ(現実的でなくとも説得力のある)のない
キャラクターが薄っぺらすぎて最後に強引に屁理屈で誤魔化された感じが強いです。
薔薇の女―「アンドロギュヌス」殺人事件 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 薔薇の女―「アンドロギュヌス」殺人事件 (角川文庫)より
4041563038
No.8
(2pt)

屁理屈で誤魔化された感

矢吹シリーズを順に読んでいってるのですが
これはかなり駄作。
推理小説というのは探偵の推理が示された時に腑に落ちて「なるほど」と納得できるだけの
それなりに説得力のある推理でないと駄目だと思うんですが
これはまったく納得できないというか登場人物の行動全般がおかしな行動をしていて
作者の示す難解な精神分析や哲学にあわせて作られたリアリティ(現実的でなくとも説得力のある)のない
キャラクターが薄っぺらすぎて最後に強引に屁理屈で誤魔化された感じが強いです。
薔薇の女―ベランジュ家殺人事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 薔薇の女―ベランジュ家殺人事件 (創元推理文庫)より
4488415032
No.7
(4pt)

初期三部作では一番一般向け

笠井氏の駆シリーズの初期の3部作の3作目。
難解な内容で初心者にはあまりお勧めできない笠井氏のミステリー作品としては比較的娯楽性が高く初心者にも楽しめる作品となっている。
本格ミステリーとしてはトリック等は特に突出しているという訳ではないが、フランスを舞台にした舞台設定と後半の衒学的薀蓄のやり取りが氏ならではの魅力を醸し出している。
薔薇の女―ベランジュ家殺人事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 薔薇の女―ベランジュ家殺人事件 (創元推理文庫)より
4488415032
No.6
(3pt)

狂気を演じる正気、正常の貌をした異常

火曜日ごとに繰り返される猟奇殺人。<火曜日の謎><切断の謎><薔薇の謎><被害者の謎><アンドロギュヌスという署名の謎>から非業の死を遂げた女優ドミニクとの関連が浮上。事件の情報提供者とドミニクの妹ベアトリスがホテルで殺される事件が発生。15年前に起こった<ブレストの切り裂き魔>との関連。肉の両性具有人形の発見。

スピーディーな事件の展開と提示される謎は、読み応え十分。特に、ベアトリスが自宅とホテルの間を何度も移動した謎、「不在証明が不必要な人間がなぜ不在証明工作をやらなければならなかったのか」という謎が面白い。
しかし、矢吹駆が説明した真相は肩透かし気味。解答に切れや鮮やかさは感じられない。犯人の正体は二重に意外だし、矢吹駆が警察にある人物を監視するように依頼した本当の意味、肉の両性具有人形の現場で胸部が持ち去られていた理由などは面白いが、アリバイトリックで使われた方法がイマイチ。また、矢吹駆の語った内容は、事件の状況はうまく説明できてはいるが、必然性に乏しいと感じる。犯人が犯行に至った心理の説明も、難解で理解しがたい。
文庫本の解説を見ると、本書で取り扱っている思想は、バタイユという人物のものらしい。浅学の私は初めて聞く名前。バタイユを模したルノワールと矢吹駆との対話は難解だ。
この後の「哲学者の密室」と「オイディプス症候群」では重厚さが増して、ページ数も大幅に増えるが、不可解な事件の状況に対する論理的解釈の議論の比重が増す一方で、真相自体は地味で意外性に乏しいものに変貌していく。
薔薇の女―ベランジュ家殺人事件 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 薔薇の女―ベランジュ家殺人事件 (創元推理文庫)より
4488415032
No.5
(3pt)

狂気を演じる正気、正常の貌をした異常

火曜日ごとに繰り返される猟奇殺人。<火曜日の謎><切断の謎><薔薇の謎><被害者の謎><アンドロギュヌスという署名の謎>から非業の死を遂げた女優ドミニクとの関連が浮上。事件の情報提供者とドミニクの妹ベアトリスがホテルで殺される事件が発生。15年前に起こった<ブレストの切り裂き魔>との関連。肉の両性具有人形の発見。

スピーディーな事件の展開と提示される謎は、読み応え十分。特に、ベアトリスが自宅とホテルの間を何度も移動した謎、「不在証明が不必要な人間がなぜ不在証明工作をやらなければならなかったのか」という謎が面白い。
しかし、矢吹駆が説明した真相は肩透かし気味。解答に切れや鮮やかさは感じられない。犯人の正体は二重に意外だし、矢吹駆が警察にある人物を監視するように依頼した本当の意味、肉の両性具有人形の現場で胸部が持ち去られていた理由などは面白いが、アリバイトリックで使われた方法がイマイチ。また、矢吹駆の語った内容は、事件の状況はうまく説明できてはいるが、必然性に乏しいと感じる。犯人が犯行に至った心理の説明も、難解で理解しがたい。
文庫本の解説を見ると、本書で取り扱っている思想は、バタイユという人物のものらしい。浅学の私は初めて聞く名前。バタイユを模したルノワールと矢吹駆との対話は難解だ。
この後の「哲学者の密室」と「オイディプス症候群」では重厚さが増して、ページ数も大幅に増えるが、不可解な事件の状況に対する論理的解釈の議論の比重が増す一方で、真相自体は地味で意外性に乏しいものに変貌していく。
薔薇の女―「アンドロギュヌス」殺人事件 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: 薔薇の女―「アンドロギュヌス」殺人事件 (角川文庫)より
4041563038

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