最後の敵
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SF的なあれやこれやは他の方におまかせするとして(笑)、『センチメンタリスト/ロマンチスト山田正紀』を味わってほしい作品。 『神狩り』で《女だけが男を生まれ変わらせられる》と書いた作家が、《女たちだけが味方だった》といい、そして、ラストの気宇壮大な、これ以上はないレベルにロマンチックな《おとぎ話》へと繋がる。 途中のSF的な、或るいは科学的な講釈は、読みにくければ、飛ばしても構わない(ソコがキモとはいえ、若干、旧いし)。 でも、このメロドラマだけは30年経っても古びていないと思う。 | ||||
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小松左京氏の『果てしなき流れの果てに』と併せて読むとより味わいの深さを感じられる作品です。 | ||||
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並行世界、神、進化、遺伝子、対称性理論、宇宙、宇宙船、光子銃、生命、超知性など、SFのガジェットを総動員して描かれるSF巨編。山田正紀のSFではテーマを描いたら物語のほうは途中で終わってしまうことが結構あるのですが、本作ではしっかりと最後まで描かれており、欲求不満が残らないのも良いです。なかなか内容を説明しにくいし、秀作だけにとにかく読んでほしい作品ですが、敢えてひとことで言うなら、本作は“神”を“進化”という別のことばで語り、解体しようとした作品といえるでしょうか。構成上のミステリーとして「最後の敵」とは何なのか?というのが密かな吸引力として読者をひっぱる作用を果たしており、しかも最後には読者を納得させるだけの展開になっているのも巧いところです。 | ||||
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