竜の眠る浜辺
※以下のグループに登録されています。
【この小説が収録されている参考書籍】 |
■報告関係 ※気になる点がありましたらお知らせください。 |
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点0.00pt |
竜の眠る浜辺の総合評価:
■スポンサードリンク
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
現在レビューがありません
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
山田正紀はSF作家として、豊かな知識と色々な文体を持つひとですが、この古い作品はハードボイルド調な物が多い彼の作品には違例の優しい優しい物語です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
恐竜時代に逆行する物語ですが、とにかく笑えます。そして、最後の部分ではホロっと涙が流れます。恐竜に翻弄される人間たちの姿が、ユーモアたっぷりに描かれています。とにかく読んでみてください。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
初めて山田正紀さんの小説を読みました。一言で言うと面白いです。風変わりなSF、恋愛、青春の世界観で魅了されました。恐竜に翻弄される愉快なキャラクター達に星5つ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
想像できないものを想像する天才山田正紀。今回のモチーフは、白亜紀に人間の街がタイムスリップで、テーマは人間賛歌、陳腐な日常性の素晴しさである。SFというよりは魅力的な人間群像の青春ユーモアファンタシィであるが、SFとしてもティラノサウルスが人間と遭遇しても、人間を襲うことはないという理屈が面白かった。危険なのは全高2メートル程度の人間サイズの恐竜である。人間を幸福にしない現代日本社会のシステムへの警鐘が感じられるが、深刻な話ではありません。傘で目玉を突付いて恐竜を撃退するおばあちゃん等、愉快なキャラが目白押しである。深読みしたい人にはちゃんと謎のキャラも用意されています。タイムスリップの原因は明示されないが、空想する手掛かりは与えられています。ラストシーンの意味は自由に空想せよ! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
突然濃い霧に覆われた海辺の町、百合ケ浜町。気がつくと誰も町から出られなくなっていて、上空を翼竜が飛び回り、海沿いの林の中を恐竜がのし歩く、古代白亜紀へと町全体がタイムスリップしていた。この前代未聞の一大事、町の住人たちの反応は?タイムスリップもののSF小説です。が、なぜ時を越えてしまったのかを探り出し、どうしたら元の時代へ帰れるのかを懸命に考えて、といったよくあるような内容ではありません。もちろん、なぜ?どうしたら?が全然無いわけではありませんが、飽くまで二の次、タバコ屋の婆さん(登場人物の中で一番好きです)、成り上り者のスーパー経営者とその息子、サラリーマン夫婦とその娘、町に別荘を持っていた小説家の息子、怠け者で変わり者の文筆家などなど、百合ケ浜町の人々の人間模様と彼らの心の動き、成長していく様がメインに描いてあります。派手さはありませんが胸に残る一作、おすすめです。 | ||||
| ||||
|
その他、Amazon書評・レビューが 5件あります。
Amazon書評・レビューを見る
■スポンサードリンク
|
|