ダルジールの死
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あらすじ
【あの警視が死んだ!? そんなこと、信じられない!】通報してきたのが無能で鳴らすヘクター巡査でなかったら、通報を受けたのが無頼で鳴らすダルジール警視でなかったら、事件の様相はまったく違っていたかもしれない。だが現実には、爆破テロに巻きこまれたダルジールは瀕死の重傷で生死の境をさまよい、パスコーがただ一人爆破事件を追っている。事件の背後には、反テロを標榜してテロ容疑者や支援者を殺してゆく〈新テンプル騎士団〉と名乗る謎のグループが介在しているらしい。だが、敵のメンバーは公安捜査の中枢にも……ダルジールの容態を気づかいつつも、パスコーは単独捜査に突っ走る!度肝を抜く展開で贈る、シリーズ史上最大の話題作(「BOOK」データベースより)
外部リンク
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評判
ダルジールの死の評価:
6.00/10点 レビュー 1件。 C ランク
ダルジールの死の総合評価:
9.43/10点 レビュー 7件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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本書ではダルジール警視が信頼する部下のピーター・バスコーが主人公として活躍する。
この作品を刊行したのが2007年であるからロンドン地下鉄の爆発テロの2年後であり、今なおテロリズムがヨーロッパ各地で頻発しているからシリアスなテーマとして読むことができるストーリーとなっている。
意識不明となったダルジール警視も生死の闇の世界から登場させるヒルの気遣いが覗えるが、ドジなヘクター巡査も何の因果なのか(本書を読むと分かります)ジャガーに跳ねられて同じ病院のベッドで治療を受けている。
すべてはこの二人で始り、著者のヒルは、エンディングでもこの二人で読者を楽しませるように書き終えている。
秀逸とまでは評価できない作品であったが、久しぶりにヒルのダルジール警視シリーズを楽しむことができたので星は5ヶ進呈である。
ヒルの作品には、よく聖書やシェークスピアなどから引用された文章が多く挿入されているのだが、必ず脚注があり、訳者の松下祥子さんに感謝しながら読み進むことができた。
毎夜就寝前に本を読むという習慣は、辛いことなどを忘れさせてくれながら眠りにはいる効果があるから止められない。