ジェリーフィッシュは凍らない

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種別
長編
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245
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あらすじ

2019年06月28日 ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫)

特殊技術で開発され、航空機の歴史を変えた小型飛行船〈ジェリーフィッシュ〉。その発明者であるファイファー教授を中心とした技術開発メンバー6人は、新型ジェリーフィッシュの長距離航行性能の最終確認試験に臨んでいた。ところが航行試験中に、閉鎖状況の艇内でメンバーの一人が死体となって発見される。さらに、自動航行システムが暴走し、彼らは試験機ごと雪山に閉じ込められてしまう。脱出する術もない中、次々と犠牲者が……。21世紀の『そして誰もいなくなった』登場! 精緻に描かれた本格ミステリにして第26回鮎川哲也賞受賞作、待望の文庫化。(「BOOK」データベースより)

評判

ジェリーフィッシュは凍らないの評価:

7.13/10点 レビュー 16件。 A ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点7.13pt

ジェリーフィッシュは凍らないの総合評価:

7.01/10点 レビュー 109件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全5件 1〜5 1/1ページ
No.5
(9pt)

ジェリーフィッシュは凍らないの感想


▼以下、ネタバレ感想

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なおひろ
R1UV05YV
No.4
(10pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

ここ最近で一番の当たり

いわゆる「クローズド・サークル」で『そして誰もいなくなった』モノ。本ミス3位はダテじゃない。
1980年代アメリカ(U国)。ジェリーフィッシュなる飛空挺(気球)が世に出回り始め、その新作の極秘研究がある研究所で進んでいた。そして完成を見たそのジェリーフィッシュの航空試験中に、添乗者が1人、遺体となって発見された。次々に起こる異常と殺人。犯人は誰で、どこから来たのか?漣&マリアの警官コンビが真実究明のため駆け回る。

伏線の貼り過ぎのためか、解決編を見てもそこまでスマートな印象を受けない。ただ、そのいずれにもきちんと説明をして筋を通しており、作品自体の完成度はかなりのもの。完結編の予想も高難度となっている。

警察の漣&マリアのやり取りはテキトーな印象を受けるが、漣の執拗な嫌味などは親しみやすさを与え、読者サービス的な意味合いも強そうである。

なにより派手なシチュエーションと「読ませる」展開は圧巻。特に後者はすごく、ここまで夢中になってページを捲った作品もいつ以来か思い出せない。お見事、と言うほかない。

非澄
MP0X59EF
No.3
(9pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

ジェリーフィッシュは凍らないの感想

「十角館の殺人」を読んで感銘を受けた人は、この本を読んだら似たようなレビューを書いてしまうよね・・・と予め予防線を張っておきます。
帯には「21世紀のそして誰もいなくなった」とあります。
クローズドサーキットものなんだな、ってのはそれで分かるのですが、読み始めると「そして誰もいなくなった」っていうより「十角館の殺人」だよねこれ、になりませんかね。
プロローグでの犯人の独白、クローズドサーキット内外を交互に進める構成などなど。
そして、これもあの1行を意識していると思われる「あの一言」
「ばんだいんです」に聞こえなくもない(笑) ・・・ウソです、相当に無理がありました。

これも既に指摘されている方がいますので恐縮ですが・・・
これもミスリードと言うんでしょうか、「そして誰もいなくなった」もそうですが、「十角館の殺人」から、ある先入観を持って読んでいると、なかなかに楽しい驚きを与えてくれますね。
それを考えると、「十角館の殺人」だけでなく「そして誰もいなくなった」も先に読んでおいた方がいいと言えるでしょうね。
クローズドサーキット内外の物語に時間軸のずれがありますが、こういう「十角館の殺人」との相違点に気づくと、そこには作者のアレンジというか「勝負」のニオイを感じることが出来て、そんな事を色々考えながら読むのが非常に楽しかったですね。

トリックなんかもかなり練られていて、それを考えると「十角館の殺人」って「一発芸」なんですが、その「一発芸」を超える作品未だなし、なんですよね。

梁山泊
MTNH2G0O
No.2
(9pt)

ジェリーフィッシュは凍らないの感想


▼以下、ネタバレ感想

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氣學師
S90TRJAH
No.1
(9pt)

全滅系CCの本格モノ。十角館のオマージュにも感じる

帯コピーが "21世紀の『そして誰もいなくなった』"。
また釣られるかなぁという軽い気持ちで手に取りましたが、読後は帯に偽りなしで大満足!

『そして誰もいなくなった』、『十角館の殺人』といったクローズドサークル(CC)物。事件中と事件後の2つの時間軸をずらした物語が交互に進んで行きます。
もう出尽くしたと思われたCCの舞台設定は、80年代のSF空想世界を新しく構築。懐古主義な読者も楽しめる。これはとてもよいです。

ネタバレではない導入部からですが、事件後パートで提示される、現場は明らかに他殺なのに犯人不明の関係者全滅型というのがそそります。全員死んでる現場で何が起きたのか。もうこの設定だけでワクワクでした。
実際な所『十角館の殺人』が好き過ぎる気持ちが伝わるオマージュ作品な感覚を得ました。なので、この手の本が好きな人へはオススメ。

私個人が十角館からミステリにハマった口なので、それ系の再来を思わせる、読みたい本が読めた充実感でいっぱいでした。楽しかった。

▼以下、ネタバレ感想

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egut
T4OQ1KM0

Amazonレビュー

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未読の方はご注意ください

No.93
(2pt)

推理小説ではなくサスペンス小説

6人全員が殺されるに値する事件を起こしているのでそういった心情面のでの楽しみは少なかったか。
正直犯人をこの人物にするのは推理小説としてはどうかと思う。

オマージュ元のそして誰もいなくなった自体があまり好みではなかったのでこの作品もイマイチ楽しめなかった
ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫)より
4488406211
No.92
(1pt)

星ひとつもつけたくない世紀の駄作

よくこれで鮎川賞取れましたね!審査員はミステリ初心者だけ集めたんでしょうか。
人物造形の浅さ、台詞回しの臭さ、女性刑事への執拗な年齢いじりや小馬鹿にしたような態度、どこをとっても不快で読み切った自分を褒めてあげたいです!
女性刑事がズバズバとトリックを明かしてくれればまだカタルシスも得られるものを、犯人がトリックから動機に至るまで自ら暴露する始末。読者は一体どこで快感を得ればいいの?
作者はおそらく女性とまともな人間関係を構築できたことないんでしょう。女性への年齢いじりが「いじり」「コミュニケーションの一環」と受け止められる時代はとうの昔に過ぎ去っています。いまは令和なんですよ?アニメキャラやVTuberでしか女性をご存知でないのでしょうか。もっと生身の人間と関わることをおすすめします。

この作者は絶対に二度と買いません。返金してほしいレベルです。
ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫)より
4488406211
No.91
(4pt)

小型飛行船でのクローズド・サークル

予備知識なく手に取ったので、誰が主人公なんだ?と思いながら読んでいました。
本作は〈マリア&漣シリーズ〉の1作目。
主人公は女性刑事のマリア、その部下の青年の九条漣とのバディものです。

物語は
①ジェリーフィッシュ(気嚢式浮遊艇・つまり小型飛行船)の船体内、ウィリアム視点が多め?
②漣とマリアのいる地上
これら2つの時系列が交互にくる構成で、2章おきに「私」視点のレベッカとのSSなどのインタールードが挟まります。

ジェリーフィッシュが近未来的で忘れがちですが、1980年代の設定。
漣やマリアの些細な会話でも、昔の話だとわかるような言葉の応酬が多いです。

有名な『そして誰もいなくなった』『十角館の殺人』のような連続殺人の起こるクローズド・サークルのミステリー。
殺人描写自体はグロテスクでもないので、誰でも読みやすいと思います。
衝撃度で言うと上記の作品より薄め。
ただし、航空工学には全く明るくないのですが、ジェリーフィッシュそのものが興味深く、ミステリー以外の部分で面白かったです。
連続殺人の動機としては納得のいくものでした。
スカッとするような作品ではないです。
ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫)より
4488406211
No.90
(5pt)

他の作品を読み、最初の作品を読みたいと思った。

圧倒的に面白かった。とりあえず、この全シリーズを買うことにしました。おそらく、ハズレることはなさそう。
ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫)より
4488406211
No.89
(3pt)

傍点を多用しすぎてどの文を際立たせたいのかむしろわかりづらい

新型気嚢式浮遊艇、通称「ジェリーフィッシュ」。海月から名づけられたこの機体の試験運行の最中、外界から隔絶されたこの船内で連続殺人が起こる――
 一方、ジェリーフィッシュが墜落したという知らせを受け、U国A州の女性刑事マリアとその相棒の九条漣は調査に乗り出す――
 読みながらいろんな感想が浮かんだ。架空の科学で飛ぶジェリーフィッシュを装置としているのでSFミステリとして読めなくもないな。2016年に書かれた小説だがあえて舞台を1980年代に設定しているのはPCやスマホ、GPSやDNA鑑定など現在の科学技術を登場させない配慮か。それにしても刑事たちの会話がスベっているし登場人物が記号的だなあ。あと傍点を多用しすぎてどの文を際立たせたいのかむしろよくわからなくなってくるぞ。そして最大のトリックは……「5部」を読んだかどうか本気で気になる……
ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: ジェリーフィッシュは凍らない (創元推理文庫)より
4488406211

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