誘拐殺人事件
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初版刊行(参考)
種別
長編
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あらすじ
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評判
誘拐殺人事件の評価:
0.00/10点 レビュー 0件。 - ランク
誘拐殺人事件の総合評価:
6.50/10点 レビュー 4件。
感想一覧
サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
Amazonレビュー
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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これが自称専門家達の定説である。彼らには本当に全ての作品を読んだのかと問い詰めたい。
まず初期の2作、カナリヤ・ベンスン。まずこれが駄作である。
ミステリーの発展した今日に至っては、このような作品は溢れるほどある。また、ヴァンス物の特徴であるぺダンティック性やサスペンス性も薄く印象に残らない。
次に、僧正・グリーン家。傑作である。
ぺダンティック性は後期の作品と比べると薄いが、サスペンス性は十分であり、物語はスリリングである。
(ただし、何分昔の作品であるため、現代の読者受けはすこぶる悪いと思われる)。
そして今作ではあるが私的な評価としては本格物として見れば僧正・グリーン家より上である。
ただ、今作はギャング団による誘拐・銃撃戦等のメロドラマ要素により著しくサスペンス性が下がっており、これを許容できるかどうかで評価が随分と変わる。
また実際に殺人の実行はギャング団の犯行(悪魔で実行犯であり、計画犯は別にいる)であり、その事実が謎解きパートに突入してからでないと判明しないというアンフェアさも評価に影響するだろう。
しかし意外な犯人を突き詰めていくと推理小説のお約束(ルール)を破る事に繋がるのは大家の作品を見ても分かる事であり作品評価への直接的影響は少ないものだと愚考する。
(ぱっと上げられるものとしてはオリエント急行、そし誰、Yの悲劇、モルグ街。どれも現在は古典的名作とされる作品ばかりである)