眼球堂の殺人 ~The Book~

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種別
長編
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あらすじ

2016年09月15日 眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社文庫)

放浪の数学者探偵、降臨!"堂"シリーズ文庫刊行開始!新たな理系&館ミステリ。シリーズ第一作神の書、"The Book(ザ・ブック)"を探し求める者、放浪の数学者・十和田只人(とわだただひと)がジャーナリスト・陸奥藍子(むつあいこ)と訪れたのは、狂気の天才建築学者・驫木煬(とどろきよう)の巨大にして奇怪な邸宅"眼球堂"だった。二人と共に招かれた各界の天才たちを次々と事件と謎が見舞う。密室、館、メフィスト賞受賞作にして「堂」シリーズ第一作となった傑作本格ミステリ!(「BOOK」データベースより)

評判

眼球堂の殺人 ~The Book~の評価:

5.80/10点 レビュー 10件。 B ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点5.80pt

眼球堂の殺人 ~The Book~の総合評価:

6.34/10点 レビュー 58件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全4件 1〜4 1/1ページ
No.4
(8pt)

眼球堂の殺人 ~The Book~の感想

眼球堂と呼ばれる館に招待された六人と一人。二日目の朝、死体が発見される。館の主人驫木煬が無残な姿で。その後次々に四人が。天才数学者、十和田只人が一連の事件の真実を証明する。そんなストーリーです。この手の館物は以前に読んだことがありますが、そっちはまぁ良いでしょう。しかし、天才と呼ばれる人間の思慮と云え凡人にはとても理解出来ない行動原理です。犯意がまるでわからず、そこはちょっと付いて行けません。フーとホワイとハウがそろう殺人現場。その胡散臭さはミステリの彩りとして有効です。ただ、やはり一人の登場人物が最後まで現れませんでした。そのために最後のドンデン返しが読まれてしまいます。ここはもう少し考えて欲しかったと思います。しかし、放浪の天才数学者というキャラクターは面白くこの後の活躍に期待したいです。

▼以下、ネタバレ感想

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ニコラス刑事
25MT9OHA
No.3
(7pt)

眼球堂の殺人 ~The Book~の感想

雰囲気は森博嗣+綾辻行人といった感じで、メフィスト賞作品にしてはオーソドックスなクローズドサークルものの理系ミステリでした。探偵役が数学者という事もあってかまさにこれしかないという解でした。ただ、建物のとある仕掛けと第1の事件のトリックは気付かれずにやるのは流石に無理なように思います。

水生
89I2I7TQ
No.2
(7pt)

眼球堂の殺人 ~The Book~の感想

好みの本格ミステリである事と読みやすさが良いです。

『館』の文字の使用を控えて、眼球堂の『堂』を選んだと思いますが、中身は館物でクローズド・サークル。
トリックあり、読者への挑戦ありと、直球の本格ミステリです。この手の本は好みで楽しいです。

少し厄介に感じたのが既視感が多い所です。
人物設定やトリックなど新本格時代の本を好んで読んでいる人には触れているだろう定番本のネタをいろいろ取り入れています。
が、それが悪いかというとそうではなくて、うまく組み合わせて作品を作ったなと思う次第です。
新鮮な驚きではなく、感心という気持ちでした。

ミステリ好き同士で感想を話すと、ここってこの作品のここだよね。こっちの設定はこの作品だよね。
と、他作の作品名はネタバレになるので言えませんが、そういう風に感じる本でした。

天才が集まる必然性が弱かったり、「ザ・ブック」と発言する主人公は数学者を超えたイタさを感じるなど、ひっかかる部分はあるのですが、本格が好きな気持ちと楽しさが伝わり良かったです。
次回作も楽しみです。

egut
T4OQ1KM0
No.1
(7pt)

変わった建物の中で起こる殺人事件

数学の天才とそのストーカー兼ルポライターが訪れた「眼球堂」で
殺人事件が起こる。

その真相とは・・・?

っていう話。


▼以下、ネタバレ感想

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jack
J1EJ4V2U

Amazonレビュー

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未読の方はご注意ください

No.48
(4pt)

B級っぽいが、こういうのが好きな人にはたまらない

「奇妙な建物とその図面」「クローズド・サークル」←この2つが揃ったミステリをガマンできない系の人(私です)なら、読んでみる価値はあると思います。
その手の著名作品と比べるとこちらはB級臭ムンムンだけど、それさえも好きな人っていますよね(私です)?
眼球堂の大理石の庭に立つ白い柱の林を、私もガラス張りの回廊から眺めてみたい&できれば下におりて歩きたい…
最近はどんな光景でもCGで作れるようだから、映像化してくれないかな?

作中で登場人物達が交わす理系の専門的な話題については、昔から講談社ブルーバックスなどの理系教養書が好きだったし、最近ではNHKの「笑わない数学」を熱心に見ていたおかげか、わりと面白く読めました。
細かいことは忘れていても用語に覚えがあるし、元々そういう会話に「萌える」体質?なもので(笑)。
だから、そうでないタイプの人には辛いかと思います。
総じて、読む人を選ぶミステリかもしれません。
眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社文庫)より
4062934752
No.47
(2pt)

自分にはあわなかったかな

メイントリックは正直どっかで見たことあるかな。ネタバレになるので触れられませんが、大オチもそこまで驚きは無かったです。
眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社文庫)より
4062934752
No.46
(2pt)

読み疲れてしまった

読みやすいと思うが長い、作中の天才たちの会話は難しい話をしている部分と、他者を無駄にパニックにさせないため
とはいえ推理部分は天才とはあまり感じさせないかなと。

言動の中にちょっと気になる点もあり最後の解決編に突入する前には完全一致とまではいかずとも分かると思う。
途中は少し読み飛ばしてしまったが読後の感想は「長かった」だった。
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4062934752
No.45
(2pt)

トリックがおかしい(ネタバレあり)

まず、文書が冗長、細かい話は全て飛ばして読んでも話は通じるので、割と読み飛ばして事件に関するところだけ読んだ。
読んでる途中に早々に水を入れるトリックに気が付いたけど、水が入ると血痕が洗い流されたり、前日に落ちた人が流されて移動したりするのでは?と疑問になりながら読んだが、その解説はなし。
そもそも水の張ってある器に落ちても墜落死しないのでは?
もしかすると、理論的な説明ができるのかもしれないが、建物の様相が分かりづらいから、矛盾に感じてしまう。
眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社文庫)より
4062934752
No.44
(4pt)

キャラがステレオタイプであるものの、謎解きは楽しめる

世界的に高名な建築学者が建設した眼球状の巨大な屋敷。ここの主人から招かれた当代一流の精神科医、芸術家、物理学者、政治家らが連続殺人に巻き込まれる、というミステリ。

屋敷そのものが脱出不能のクローズドサークルになっており、ここで招待客が次々に殺害されていく。

探偵役はエキセントリックな天才数学者。そして助手を務めるのは彼の追っかけ女性ルポライターである。

探偵を含めキャラがステレオタイプ過ぎて残念だが、トリックと犯人探当ては楽しませてくれる。

早贄のように屋外の10メートルの円柱に突き刺さった死体、人が出入りできない窓からの転落死体など、屋敷そのものにカラクリがなければ絶対的不可能犯罪…と思いながら読み進めると…あぁ、そうだよねとなる。

天才数学者が数学を駆使して、というより論理的思考で事件を解決に導く。事件は、分かってみれば、気を衒っただけのミステリではある。しかしながら、おまけのように付属する最後の一章でガラリと様相を変えるという点が面白い。おお、そうきたか!

さて、主人公は、副題の「The Book」なる世界の定理が記された神の書を求めているようで、これをテーマに次作に続く…ということだろうね。

【メフィスト賞】
眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 眼球堂の殺人 ~The Book~ (講談社文庫)より
4062934752

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