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ヘッポコ屋敷嬢 さんのレビュー一覧

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書評・レビュー点数毎のグラフです平均点7.25pt

レビュー数134

全134件 1~20 1/7ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.134:
(5pt)

人は自分を騙し騙し生き続け他人を騙しながら生きる

2009年3月〜4月あたりの話。
今作の目玉は殺人事件というよりも…

▼以下、ネタバレ感想
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ダマシ×ダマシ SWINDLER (講談社文庫)
森博嗣ダマシ×ダマシ についてのレビュー
No.133:
(9pt)

最後がホラー

角川ホラー文庫から出てるのにホラー要素がない…と思ったら最後の最後でホラー要素が出てきた。
ベトナム人のイケメンの正体よりこっちの方が怖かった。
楽園(ラック・ヴィエン) (角川ホラー文庫)
岩井志麻子楽園(ラック・ヴィエン) についてのレビュー
No.132: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(2pt)

ビブリア古書堂の事件手帖7 栞子さんと果てない舞台の感想

栞子さんと五浦の行く末が気になる人以外は読まなくていいんじゃないのって気が。
ビブリア古書堂の事件手帖7 ~栞子さんと果てない舞台~ (メディアワークス文庫)
No.131:
(8pt)

意外とメロドラマ

だんだんとドロドロ展開になってきた。
キャラクター造形や表紙のせいでラノベっぽい印象を受ける作品だが、よく読むとメロドラマ並みの人間模様。
ビブリア古書堂の事件手帖 (6) ~栞子さんと巡るさだめ~ (メディアワークス文庫)
No.130:
(5pt)

ビブリア古書堂の事件手帖5 栞子さんと繋がりの時の感想

寺山修司って「あしたのジョー」の力石徹の葬式の喪主やった人じゃなかったっけ?と思いながら読んだ本。
寺山修司は私にとっては物書きというよりもアングラ劇団員というイメージの強い人だったからビブリアシリーズに名前が出てきた時はびっくりした。

ビブリア古書堂の事件手帖 (5) ~栞子さんと繋がりの時~ (メディアワークス文庫)
No.129:
(5pt)

読むのが大変

他の方も触れているように一話完結の短編集ではなく長編小説。
江戸川乱歩に興味の無い人には辛いかも。
ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~ (メディアワークス文庫)
No.128:
(8pt)

可愛いけど可愛くない


▼以下、ネタバレ感想
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ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常 (メディアワークス文庫)
No.127:
(10pt)

夜啼きの森の感想

辰雄は多面的に人間を見たり、貧乏故に人間が薄汚くなったり意地悪になったり下品になったりする事を受容出来ない人間だったのかな?と思った。村人達は皆お世辞にも善人とは言い難いが語り手の視点が変われば良いところもあるし、舞台設定が昭和初期の極貧村である事を考えれば極悪人といえそうな人もいない。

辰雄もやよひの入り婿のような人間だったらそれなりに一生を終えることも出来たはず。それが出来なかったというのは辰雄が単に村社会で生きて行くにはしんどい性質だったからなのだと思う。もしそうだとすれば辰雄でなくても生きにくさを感じている人が周りに恨みや不満を持った時、鬼になる可能性があるということなのだろうか。

岩井志麻子さんの作品を読んでいると、この世で1番不幸なのはブサイクでも極貧出身者でもなく自分の不幸や周りを受け流せない性格の人なのかもしれない…と思う。
夜啼きの森 (角川ホラー文庫)
岩井志麻子夜啼きの森 についてのレビュー
No.126:
(9pt)

片目を悪くした人間が不思議な力を持つというのはミステリー界のセオリーなのか

愛人に左目を切られて以来不思議なものが見えるようになった岡山女の話。ぼっけえきょうてえよりもエロ要素もホラー要素も低いので岩井志麻子初心者にはオススメ。仲が良いんだか悪いんだかよくわからないタミエの両親が面白かった。

にしても何故タイトルが岡山女なのだろう?岡山には霊媒師や千里眼といった能力を持った女性が多かったのだろうか。それとも霊媒師や千里眼といった触れ込みの娼婦が多かったのか。
岡山女 新装版 (角川ホラー文庫)
岩井志麻子岡山女 についてのレビュー
No.125:
(9pt)
【ネタバレかも!?】 (1件の連絡あり)[]   ネタバレを表示する

黒焦げになっても美人は悪目立ちする


▼以下、ネタバレ感想
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黒焦げ美人 (文春文庫)
岩井志麻子黒焦げ美人 についてのレビュー
No.124:
(9pt)

どこからどこまでが事実なのか

途中までは「なんだ、ミステリーじゃなくて自伝小説じゃん」と思いながら読んでいたのだが、歌舞伎町に住む謎の姉妹が出て来てから急にミステリーっぽくなってきて、しまいにはホラーで終わった。

愛犬ショウゲン(ジョンウォン君の和名でもあるらしい)のドッグトレーナーの「我々や仕事はペットとして飼われている犬たちを番犬にしない事です」「今の日本では番犬は求められていません。誰にでも愛想良くして人から可愛がられる事が彼らの幸せなんです」というセリフが何故か心に残る。
マカリーポン
岩井志麻子マカリーポン についてのレビュー
No.123:
(8pt)

バジリスク甲賀忍法帖の原作小説

パチンコ屋でおなじみの「バジリスク甲賀忍法帖」の原作になった小説。伊賀組と甲賀組の戦い方が終盤になればなるほど忍者同士の戦いというより頭脳戦や情報戦と表現したいようなものになっていくのが面白かった。
ただ忍者達の能力が割とグロテスクなのでエログロが嫌いな人には向かないと思う。またヒロインである朧が当主としてもくノ一としても役立たずなのでいわゆる「足手まといヒロイン」が嫌いな人はイラっと来るかもしれない。


甲賀忍法帖  山田風太郎ベストコレクション (角川文庫)
山田風太郎甲賀忍法帖 についてのレビュー
No.122:
(5pt)

邪馬台国はどこですか?の感想

短編集。
馴染みの飲み屋で3人の親父が事件について噂しその噂話を聞いた親父達の知人である美人女子大生が推理する、という流れ。
一つ一つの話が短すぎるので謎解きをじっくり楽しみたい人には向かないと思う。時間の無い人向け。
邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫)
鯨統一郎邪馬台国はどこですか? についてのレビュー
No.121:
(9pt)

全部偽物

大義名分と傀儡で出来た国には嘘つき女と嘘つき男が相応しい。
岩井志麻子さんの作品に出てくるキャラクターは男も女も嘘つきだが、人を貶める為でなく生きて行く為又は苦しい現実をいっとき忘れる為に嘘をつくのでどこか悲しく憎めない。
偽偽満州(ウェイウェイマンジョウ)
岩井志麻子偽偽満州 についてのレビュー
No.120:
(9pt)

岩井志麻子版マリア様がみてる…ではない

題名を見て「まあ、あのスケベでケダモノな岩井志麻子さんが耽美小説をお書きになったことがあるの?」と思って手に取ったら全く違う話だった。

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女学校
岩井志麻子女学校 についてのレビュー
No.119:
(9pt)

極貧の明治時代の岡山を舞台にした短編集

「乞食柱」
聖なる者と邪な者は紙一重。巫女も僧も一皮むけばただの動物。
「魔羅節」
助平歌の話だと思って読んだら全く違う話だった。
「きちがい日和」
浜辺に流れ着いたイケメンを普通に飼おうと言う未亡人達におぞましさと妙な逞しさを感じた。
「おめこ電球」
1番狂ってるのは夫や嫁ではなく姑だと思う。
「金玉娘」
ふたなり娘の話ではない。
「支那艶情」
艶も情もあったもんじゃないエグい話。
「淫売監獄」
岩井志麻子版ガールズラブ。
「片輪車」
生きた人間達と死んだ人間達が混じり合ったような不思議な話。
魔羅節 (新潮文庫)
岩井志麻子魔羅節 についてのレビュー
No.118:
(5pt)

バクハXバクハ

Xシリーズ第5弾。
火炎瓶や爆弾の仕組みを説明する真鍋が地味に怖かった。本人曰く「全部想像」らしいが。

殺人事件の関係者の戸籍謄本ってすぐには調べないものなのね。そういった事を全部調べ上げてから捜査するんだと思ってた。
サイタ×サイタ (講談社ノベルス)
森博嗣サイタ×サイタ についてのレビュー
No.117:
(7pt)

オンナXワカサXビボウXサイノウ=メイセイ?

Xシリーズ第4弾。

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ムカシ×ムカシ REMINISCENCE (講談社文庫)
森博嗣ムカシ×ムカシ REMINISCENCE についてのレビュー
No.116:
(8pt)

アゲタXアゲタ

Xシリーズ第3弾。

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タカイ×タカイ 〈CRUCIFIXION〉 (講談社文庫)
森博嗣タカイ×タカイ についてのレビュー
No.115:
(6pt)

キラレ×キラレの感想

Xシリーズ第2弾。
森博嗣さんは女性キャラが年齢を気にしたり年齢のことでからかわれたりする場面を書くのが本当に好きだよねえ。そこがなんだかイラっとくる。

▼以下、ネタバレ感想
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キラレ×キラレ CUTTHROAT (講談社文庫)
森博嗣キラレ×キラレ についてのレビュー