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なおひろ さんのレビュー一覧

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レビュー数115

全115件 81~100 5/6ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.35:
(6pt)

TENGUの感想

第9回大藪春彦賞受賞作です。なんか気取った表現が肌に合わず、読み辛かった。途中かなりの部分がメロドラマなので、そこも好みでは無かったし、彩恵子の扱いが酷過ぎてつらくなってきましたから。ただしオチは想像以上でビックリしました。最終章は読み応えありでしたね。
TENGU (祥伝社文庫 し 8-4)
柴田哲孝TENGU についてのレビュー
No.34:
(6pt)

中途半端な密室の感想

作者初期の短めの短編作品集です。本格推理の短編は推理クイズみたいになりがちですが、軽いギャグとキャラクターのおかげで面白く読むことが出来ました。最近の作品はギャグがくどい所が有りますが、あっさりした感じがバランスが良くて読み易かったと思います。結構おススメです。

中途半端な密室 (光文社文庫 ひ 12-6)
東川篤哉中途半端な密室 についてのレビュー
No.33:
(6pt)

プリズン・トリックの感想

第55回江戸川乱歩賞受賞作であります。序章から第一章の序盤までは秀逸。これからどうなるのか、かなり期待しました。しかしその後の展開が良くない。登場人物が多く、視点がコロコロ変わって行く為、主人公も探偵もいないのか、と思うくらいでした。
トリックも面白く、ラストも意外性がありました。もう少し人物を絞って、犯人と探偵の対決の構図がある方が分かりやすくて良かったでしょうか。悪くはないが、勿体ない作品でした。
プリズン・トリック (講談社文庫)
遠藤武文プリズン・トリック についてのレビュー
No.32: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

三年坂 火の夢の感想

第52回江戸川乱歩賞受賞作であります。物語は明治の東京を舞台に、三年坂と火の夢のパートに分かれて進んで行きます。最後重なり合う所まで辛いですが、終盤からラストの展開は良かったと思います。
ただし、面白いかと言うと正直微妙です。両パート共、これ程真相究明にかける動機が良く伝わって来ない。東京の地理が全然分からないのも、マイナス要因かも知れませんが。
資料も大変だったでしょうし力作だと感じますが、探偵役の活躍も少なく、ただ明治の東京を駆け回っているだけの厚みの無い話でした。
三年坂 火の夢 (講談社文庫)
早瀬乱三年坂 火の夢 についてのレビュー
No.31:
(6pt)

白銀ジャックの感想

登場人物の行動に今ひとつ共感出来ず、スッキリしない展開でした。最後は全て伏線回収で終わるのですが、出来としては傑作とは言え無い物ですね。スキーが好き、東野作品は全部読む、そんな方以外は別の作品をおススメします。悪くは無いですが、心に残る物が特に無かったです。
白銀ジャック (実業之日本社文庫)
東野圭吾白銀ジャック についてのレビュー
No.30: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

写楽 閉じた国の幻の感想

写楽は一体誰だったのか?島田荘司の説を披露する為の作品です。その説明が現代編では少しくどく、同じ事を何度も読まされます。しかし江戸編はとても面白く、蔦屋重三郎がすごく魅力的に描かれていました。写楽の正体もこれが真相なら凄いですが、少し苦しいですかね、あの時代に。
しかし、作品全体を通しての個人的な評価は低いですね。理由はネタバレにて。

▼以下、ネタバレ感想
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写楽 閉じた国の幻
島田荘司写楽 閉じた国の幻 についてのレビュー
No.29:
(6pt)

擬態の感想

10数年ぶりに読んだ北方ハードボイルド。昔は読み漁りましたが、今作は残念ながらあまり評価出来ません。当時は随分はまったんですけどね。
主人公は何がしたいのか、なぜこんな事をするのか、全く共感出来ませんでした。共感出来なくても、多少なりとも理解出来れば付いて行くのですが、ちょっと無理でした。自分が年を取りすぎたからかも、と思うと少し寂しいですな。
ほとんど読んでる人がいなくて、他の方の反応が分からないのも残念。
擬態 (文春文庫)
北方謙三擬態 についてのレビュー
No.28: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)
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悪の教典の感想

ミステリーではなく、サスペンス・ホラーと言う感じで、貴志祐介らしい。先が気になり、休日に一気に読んでしまいました。上巻と下巻では全く雰囲気が変わりますが、終盤は酷い話で面白いとは言えないですよね。そしてラストも個人的には不満。
評価は非常に高い様ですが、蓮実には思い入れ出来ません。ストーリー、キャラクターも良く出来ていると思いますが、気持ち悪くてとても嫌いな話です。
悪の教典 上
貴志祐介悪の教典 についてのレビュー

No.27:

顔 FACE 〈新装版〉 (徳間文庫)

横山秀夫

No.27: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

顔の感想

横山作品では女性主人公は珍しいが、理由が分かる気がする。本作は残念ながら他の作品と比べると少し落ちる。男性社会で奮闘する婦人警官の成長、と言うテーマに興味が無いからかも知れない。と言っても、それぞれそれなりには面白い。多作な方では無いので、他全部読んでしまったらその後にでもどうですか?
顔 FACE 〈新装版〉 (徳間文庫)
横山秀夫 についてのレビュー
No.26: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

シャドウの感想

小学校5年生にしては大人過ぎますね。不自然。登場人物の背景、事件の内容も暗い為、読んでいても可哀そうで気分が良くない。ただその辺割り切れれば、結構良く出来た本格作品と言えます。
倒叙系なので、それらしい記述は裏があるのだろうと思いましたが、上手く騙してくれましたし、伏線が回収されていくのも見事です。少年のキャラクターに好感が持てた事も良かったですが、ラストに救いがあるとは思えないですね。犯行の動機を作るためだけに子供を使ったらいけません。
まあそれだけ感情移入出来たからでしょうし、作者の才能を感じる作品ではありました。好みではありませんが。
シャドウ (創元推理文庫)
道尾秀介シャドウ についてのレビュー
No.25: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

謎解きはディナーのあとでの感想

ドラマが好きだったので評価は甘目。結構違和感が無いキャストでした。今作のみで考えれば少々厳しいかもしれませんね。作者にはもっと良く出来た長編が有りますので、他の作品をおススメします。ただしどれを選んでもギャグは満載なので、そこが合わない方はやめた方が良いですが。
謎解きはディナーのあとで (小学館文庫)
東川篤哉謎解きはディナーのあとで についてのレビュー
No.24:
(6pt)

火曜クラブの感想

ミス・マープル物の短編集で、ファンの評価はかなり高い作品の様です。個人的には1話1話が短いので、推理クイズでも読んでいるみたいで物足りなかったですね。それぞれ結構面白い謎が提示されますので、あっさり読めて空いた時間用にはぴったりだと思います。初心者向けかな。
火曜クラブ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
アガサ・クリスティ火曜クラブ についてのレビュー
No.23:
(6pt)

灰夜 新宿鮫VIIの感想

今回はいつもとは状況の設定が違う。鮫島は九州のある都市でトラブルに巻き込まれるが、通常の捜査は出来ないので、協力者を見つけながら単独で解決を目指す事となる。私立探偵ものの雰囲気があり、他のレギュラーメンバーも誰も出ないので、かなり異質な作品である。
出だしから中盤まではすこぶる面白い。しかし、登場人物が多い上各人のつながり方が分かりづらく、方言のセリフでもいちいち引っかかる。キャラの掘り下げも弱いが一番の問題は終盤のまとめ方で、残念な失速という印象が残る。
期待が大きいから反動があるが、平均点ではある。傑作が最後凡作になってしまっただけ。
灰 夜 (光文社文庫)
大沢在昌灰夜 新宿鮫VII についてのレビュー
No.22:
(6pt)

スタイルズ荘の怪事件の感想

アガサ・クリスティのデビュー作で、90年以上前の作品です。当然古さは感じるものの、ポアロの推理も論理的ですし、最後に指摘される犯人には結構驚かされました。途中描かれる法廷場面もなかなか良くできていて、十分楽しむ事が出来ました。ポアロとヘイスティングズの掛け合いも良いですね。まずまずの佳作だと思います。
スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
No.21:
(6pt)

すじぼりの感想

ヤクザに関係して行く大学生を主人公とした青春小説です。とにかく若い、甘い、身勝手で短絡的、主人公の性格、行動にはうんざりします。この素晴らしいタイトルが、大体内容を示唆してますが。ただ、他の登場人物はみな魅力的ですし、ストーリーがどんどん展開して行く所は、かなり読ませてくれます。さすが大藪春彦賞受賞作。結構エグイ描写も多いですが、ホラーがメインの作者らしく、堂に入っています。
終盤まで文句なく楽しめたのですが、ラストが気に入らない。個人的にかなりマイナスなので減点です。他の方の感想も聞きたいですね、是非読んで見て下さい。
すじぼり (角川文庫)
福澤徹三すじぼり についてのレビュー
No.20:
(6pt)

廃墟に乞うの感想

直木賞受賞作と言う事で、期待のハードルが高いのでしょうか、アマゾンのレヴューは厳しいですね。まあ著者の長年の功績に対して、と考えれば良いのだと思います。警官の血の方が素晴らしいと当然思うのですが、それはともかく個人的にこの作品の評価は低くはありません。
まず、休職中の刑事が個人的な相談に乗って捜査をする、と言う設定が面白い。どういう状況なら事件に絡んで行けるのか、逆算的にストーリーを組み立てたのかも知れませんが、あまり違和感を感じず物語を楽しめました。派手さは全く無くて地味な話ばかりですが、たまにはこんなのも悪くないと思いました。
廃墟に乞う (文春文庫)
佐々木譲廃墟に乞う についてのレビュー
No.19: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

ST 黒いモスクワの感想

ST(警視庁科学特捜班)シリーズ三作目です。完全にシリーズファン向けではありますが、十分面白く読む事が出来ました。なぜロシア?しかも全員集合どうして出来るの?と考えてはいけません。それぞれのメンバーが持ち味を発揮して事件が解決出来ました、それで良いと思います。真面目な話、オススメですよ。
ST警視庁科学特捜班 黒いモスクワ (講談社文庫)
今野敏ST 黒いモスクワ についてのレビュー
No.18: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

震度0の感想

県警警務課長の失踪事件が起きる。簡単に表ざたに出来ない事態に、県警幹部達がそれぞれの思惑や事情を抱えて暗躍する群像劇、となっています。そこに阪神大震災がどう話に絡んでくるのか、非常に興味深く読みました。
残念ですが、今作は正直期待外れでした。面白く無くは無いですが、震災と同時期に進行している所も生かされていないですし、事件の真相もいまいちで、幹部達の行動やその描写も感情移入出来ない。あえて喜劇的に揶揄したのでしょうが、緊張感が無く勿体ない作品という評価になりました。
いつもの短編では書ききれない群像劇は読みごたえ有りましたが、一ネタで引っ張るのは長編では厳しいかも知れませんね。カタルシスが不十分でした。
震度0
横山秀夫震度0 についてのレビュー
No.17: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)
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動機の感想

4編が収められた作品集ですが、今作は警察官、殺人の前科者、新聞記者、裁判官とすべて設定が違う趣向になっています。好みの問題ですが、表題作の「動機」が良かったですね。相変わらずの緊張感と、最後のどんでん返し。最高です。ただ、作品世界の幅は拡がったのでしょうが、後半の2編はあまり好きではありませんので、現時点での横山作品では最低の評価となります。もちろんツマラナイ訳ではありません。発表当時の評価の高さが示す通りです。十分オススメですよ。
動機 (文春文庫)
横山秀夫動機 についてのレビュー
No.16: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

『アリス・ミラー城』殺人事件の感想

雪の孤島に集められた8人の探偵。目的は「アリス・ミラー」を探す事だが、手に入れられるのは最後まで生き残った者のみ。そして一人づつ殺害され始め、その犯人は?密室、犯人消失の謎は?と言うお話です。
「アリス・ミラー」とは何か?なぜ命懸けでこの島へ来たのか?とにかくおかしな事ばかりで、普通に言えば、話す事は何も無いバカバカしい作品です。設定に無理があり、登場人物にリアリティが無く、何とも言えない。特に動機が一番酷い。ただ、最後まで真相には全く気付きませんでしたので、本格パズルと考え、人物を駒として深く考えなければいいと思います。そういう意味では不快感は感じませんでした。

▼以下、ネタバレ感想
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『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)
北山猛邦『アリス・ミラー城』殺人事件 についてのレビュー