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歌舞伎蝶 さんのレビュー一覧
歌舞伎蝶さんのページへレビュー数303件
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可もなく不可もなくの女性が主人公のごく普通の短編集。
伊良部シリーズのイメージで読んでしまうとかなり物足りない印象でした。 |
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隠蔽捜査シリーズの第五弾。
シリーズを読んでいればおそらくおおよその展開と結末は読めると思います。 ただそれがつまらないかと言えば全くそういうわけではありません。 前作こそは若干詰め込みすぎ感があったのですが、 今作は展開といい伏線回収といい非常に満足できます。 それ以上にあとがきでも書かれているのですが水戸黄門的な魅力が竜崎伸也という主人公には秘められているので、 予定調和でありながら安定感抜群の心地よさが感じられます。 |
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ユーモア溢れる軽快な文章は読みやすくて非常に面白いです。
全体を通して長さを感じさせないのでコンゲームサスペンスとして評判通りの秀作です。 ただ話が進むにつれどんどんスケールアップして行くのですが、 個人的には第一章くらいのスケール感が一番リアリティがあって面白かったかもとは思いました。 偽札作りはもちろん重罪ですけど、殺人事件とは違ってなんか夢がある気がして楽しめました。 |
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複数の事件が繋がりが有るような無いような感じで同時進行で物語が進んでいきます。
話が非常に長いうえ登場人物が多く人間相関がわかりにくかったため中々物語に入り込めませんでした。 物語はさすがに良くできていると思いますが、いくつかの伏線回収ができていないため、 ラストがどうしても腑に落ちませんでした。 |
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消失シリーズの第二弾。
前作が傑作だっただけに比較すると正直少し残念な内容。 前半が無駄に長い上読みにくいです。 あれもこれもと詰め込みすぎた結果、全体がぼけてしまった印象です。 かなりフェアなパズラー作品なのに惜しい気がしました。 前作同様主人公である樋口真由のキャラは際立っているので次回作に期待です。 |
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シリーズの4作目で相変わらず面白いです。
もはやミステリーでもサスペンスでも無く、 主人公竜崎伸也の痛快エンタメ小説です。 ファンであればとりあえず読んで損は無いと思います。 |
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隠蔽捜査シリーズのスピンオフ短編集。
シリーズの良き脇役、伊丹刑事部長視点の隠蔽捜査です。 3の疑心まで読んでいることが前提ですが、楽しめると思います。 相変わらずの竜崎にほっこりしつつ、シリーズを読んでいればにんまりするシーンもあり。 箸休め的な内容ですが、シリーズのファンであれば読むべきだと思います。 |
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サクリファイスシリーズのスピンオフ的なアナザーストーリー集。
ミステリー要素はほとんどありませんが、前二作を読んでいるのであれば楽しめると思います。 さくさくと読めるうえ一話一話のクオリティも高く面白いです。 キアズマも読みたいと思います。 |
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隠蔽捜査シリーズの第三弾
作者の冒険心満載の作品と言えるのではないでしょうか? 個人的な感想で言えば主人公の竜崎には完全無欠のキャリア官僚でいて欲しかったので、 ぶれさせないで欲しかったのが本音です。 メインストーリーも展開が読めてしまうので作品単体でみれば物足りなさが残りました。 ただシリーズとして考えればこういう話があっても良いのでは?とも思います。 相変わらず奥さんのかっこよさがキラリと光りますね。 次回作も是非読みたいと思います。 |
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『少女たちの羅針盤』の続編。
前作が面白く羅針盤ファンとなっていたのでかなりハードルが上がった状態で読むこととなってしまいました。 羅針盤メンバーと現橘高演劇部、教師達とのからみは青春ドラマとしてA級の楽しさ、ほろにがさを存分に堪能できます。 ただしミステリーパートの弱さはいかんともしがたく、 むしろ青春活劇としてミステリー抜きでも良かったのでは?と思ってしまいました。 前作を読んでいることが前提ですが、羅針盤メンバーとの再会はそれだけで充分楽しめる作品だと思います。 更に続編を書いて欲しいと思う次第です。 タイトルと章題の付け方が絶妙だと思いました。 |
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隠蔽捜査シリーズ2作目。
相変わらず面白い。 前作よりもミステリー度が更に上がっています。 ただこの作品の魅力は描かれる登場人物の掛け合いと心理描写にあります。 特に主人公竜崎の魅力が半端ないです。 正直ミステリー要素がなくても十分楽しめる警察小説であるうえ、ミステリーも同時に楽しませてくれる素晴らしさです。 しかし作者は本当によくこのような主人公を思いつきましたね。 竜崎の虜になってしまっている私です。 嫁さんかっこ良すぎでしょ。 |
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仮面をかぶるという設定、館の雰囲気と待ちに待った館シリーズの正当続編という感じでした。
ただ、仮面の種類と人物が中々一致せず、誰がしゃべっているのかわかりにくく正直読みにくかったです。 また事件が発生するまでが長くてまわりくどい気がしました。 真相にいたってはさすがの綾辻さんそう来たかぁと唸らされました。 面白かったのですが、どうしても館シリーズだけに期待が高くなってしまうぶん少し厳しい評価になってしまいました。 |
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『サクリファイス』の続編で、舞台は私でも名前を知っている世界最高峰のツール・ド・フランス。
ミステリー要素が無いわけではありませんが、 ミステリー小説として読むよりもロードレースを題材としたスポーツ小説として読んだ方が楽しめると思います。 選手同士やチーム同士の駆け引きの描写など楽しませる要素満載です。 登場人物達の思惑や苦悩、息づかいが手に取るように伝わってきます。 読後感も良いので前作を読んでいることが前提ですが、 上質のエンタメ小説として読んで損は無いと思います。 |
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ロードレース(自転車レース)という全く馴染みのない世界が舞台のため高評価の有名作品でありながら、
今まで読むことを躊躇していました。 さっさと読めば良かったです。 複雑なロードレースの魅力を簡潔ながらも存分に体感できる臨場感は文句なしです。 ミステリー小説というよりは青春小説のミステリー風味といった塩梅でしょうか? アシスト、エースというロードレース独特の役割分担がある程度理解できた時、 結末に賛否はあると思いますがサクリファイス(犠牲)というタイトルは個人的には見事だと思いました。 次回作も読みたいと思います。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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【ネタバレかも!?】
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東大卒のエリート中のエリートの官僚警察官。
その上常に人を見下した上から目線のため感情移入ができないどころか、むしろ嫌悪感すら抱かせる主人公竜崎の設定。 見事なトリックがあるわけでもなく、派手なアクションがあるわけでもありません。 登場人物の心理描写の描き方が秀逸なため臨場感が半端なく、リアルな緊張感がひしひしと伝わってきます。 それだけでも充分読む価値があるのですが、 序盤は嫌悪感すら抱かせる竜崎の性格が、読み終わる頃にはブレない姿勢が好感度の高いヒーローへと変貌している不思議。 更に清涼感抜群の読後感。 見事すぎます。 続編も是非読みたいと思います。 |
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好みの分かれる作品だと思います。
前半のノートにつづられた告白文に描かれるサイコな描写は、 個人的には好みではないものの圧倒されるものがありました。 それだけに後半のなんとなく読めてしまう展開が少し残念な気がしました。 |
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読み終わった瞬間に即座に映像化希望と思い、
あとがきを読んですでに映画化していることを知りました。 過去と現在を交互に描くミステリーにはありふれたスタイルですが、 過去パートの青春ステージが秀逸で、 単独でもかなり上質のエンタメ作品ができそうな出来です。 極上の青春群像劇を見事にミステリー仕立てに仕上げた素晴らしい作品だと思います。 切なさとほろにが感が最後に残るものの、文句なしの満点評価の作品です。 続編も是非読みたいと思います。 |
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直木賞受賞のベストセラーなので期待していたのですが…。
疾風と貴子が疾走するシーンこそ良かったものの、 そこに至るまでの過程と犯人像が薄くていまいち印象に残りませんでした。 |
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【ネタバレかも!?】
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