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歌舞伎蝶 さんのレビュー一覧
歌舞伎蝶さんのページへレビュー数67件
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テクニカルなアイデアが光る楽しい作品です。
本編も読みやすくおススメの一作ですが、 個人的にはブログ作成の動機が微妙に弱いと思いました。 |
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『そして誰もいなくなった』『十角館の殺人』への挑戦というのはさすがにハードルを上げすぎだと思う。
それらのオマージュ作品としてなら十分に楽しめる内容でよく練られた作品だと思う。 架空のパラレルワールドが舞台なのだが、 個人的には1980年代という時代設定が少しずるいかなと感じてしまう。 現代の通信技術の上でこの物語を完成させていたら、 もしかしたら上記の2作品に迫る作品になったかもと思ってしまう。 通信技術の進歩のため現代を舞台にクローズドサークルを作ることが相当困難であろうことは予想されるので、 無いものねだりなのでしょうけど…。 |
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太刀洗万智がフリージャーナリストとしてネパールで巻き込まれた事件のお話。
良いタイトルと気持ちいい伏線回収にラスト。 ミステリに比重を置かずジャーナリズムの在り方に重きを置いた感じで、 そのことが物語にリアリティを生んでいたと思います。 上手い話なのですが、綺麗にまとめ過ぎられているため何か物足らない感覚。 ミステリ三冠獲得作品のためハードルが上がりすぎていたのかも知れません。 |
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前作の犯罪者で著者のファンとなっていた私は、
再び修二、相馬、鑓水の三人と再会できたことをうれしく思いました。 一つの冤罪事件が元でいくつもの事件が起こることとなるのですが、 なんとも切ない話でした。 現実にあった事件をヒントにしながら描かれた今作は、 日本の警察、検察、裁判所の在り方を考えさせられる良作です。 |
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ジウ・歌舞伎町シリーズと姫川シリーズのコラボというかクロスオーバー作品です。
シリーズを読んでいる人にはたまらない仕様で楽しかったです。 読んでいない方でも十分に満足いく内容だと思います。 ボーナストラック的に収録されていた短編も楽しめて良かったです。 姫川サイドのルージュも期待しています。 |
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武士道シリーズの最新版というべきか完結編というべきか…。
香織と早苗の主人公兼ヒロインの視点を交替させながら物語は進んでいくのですが、 わかりやすく書き換えているので、 読みやすくスイスイと文章が頭に入っていきます。 戦争に対する政治的な思想を盛り込む必要があったかはさておき、 シリーズを読んでいた人は十分に楽しめる内容だと思います。 ただヒーロー物の漫画とかでありがちなパワーバランスが少しインフレしてしまっているため、 前作までのほうがドキドキ感は上だったかもしれません。 |
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昭和39年、戦後復興の象徴ともいうべき東京オリンピック開催時が舞台のサスペンス。
犯人、警察、犯人の知人という三視点で描かれますが、 読者の大半は島崎国男視点で物語を読み進めることになると思います。 時代背景こそ昭和39年(1964年)という設定ですが、 描かれている格差社会の状況が現代にも通ずる部分があり違和感なく読み進めることができました。 2020年に56年ぶりに東京オリンピックが開催されることもあり、 今後の日本の在り方を考えさせられる良い物語だと思いました。 |
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岬洋介シリーズの第4弾であり、本編の前日譚です。
ミステリーとして見た時は特筆すべき作品ではありませんが、 キャラ物のエピソードゼロとして読めばファンであれば楽しめると思います。 同時収録されていた岬洋介父の同時系列裏ストーリーの方がミステリーとして楽しめました。 むしろこの作品を読んだことで御子柴シリーズが読みたくなりました。 |
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良い話です。
動物モノはずるいです。 編集長の話はちょっとご都合主義かとも思いますが、 翔への対応に拍手。 切ないけれどもじんわりと温まる素敵な一冊です。 |
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このシリーズもはやミステリーにする必要があるのでしょうか?
読後の率直な感想です。 ポーランドを舞台に凄惨なテロパートとショパンコンクールでの音楽演奏パートでの対比が非常に美しく描かれています。 演奏の描写は実際に音が聞こえてくる錯覚を起こすほど疾走感に溢れています。 読みやすい良作ですが、 むしろミステリー要素なしの方が感動が大きかったのではと思ってしまいました。 読後ショパンの曲を何曲かを聴きました。 |
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堀内・伊達シリーズの第一弾。
大阪府警のマル暴担の悪徳刑事のお話。 ヤクザ顔負けの非合法なシノギのやりとりや女にだらしない姿などキャラ設定は文句なしの主人公。 ただ殺人事件が起こるまでが長くてそこまでがものすごく読むのに時間がかかってしまいました。 殺人事件発生後からは一気読み。 登場人物の複雑な人間関係の把握に時間が少しかかりましたが面白かったです。 序盤がすっきりしていればもっと好みでした。 続編も読みたいと思います。 |
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青春小説として読みやすく更に構成も上手いので高評価も納得の作品です。
24時間の歩行祭という設定は面白く、 なんとなく懐かしい感覚を思い出したりしながら楽しめました。 ただ登場人物全員に現実感が少し乏しく、 所々ラノベか少女漫画の原作を読んでいるような感覚になってしまいました。 |
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疫病神シリーズの第五弾。
桑原と二宮の凸凹コンビの軽快なやり取りは健在で相変わらず楽しめます。 直木賞受賞作なのですが単体作品ではなくてシリーズとして読まないと、 登場人物の魅力が半減してしまうと思いました。 ストーリーそのものよりも主人公二人のやり取りを楽しむ作品だと思っています。 |
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半沢直樹シリーズの第四弾。
相変わらず面白いです。 ただ今回はモデルが露骨すぎることが少し気になってしまいました。 シリアスな展開も非常に読みやすく描かれており楽しめました。 ただどうしても展開がパターン化されているため、 もう一捻りあれば尚うれしいなぁなんて思ってしまいました。 |
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姫川玲子シリーズのファンであるならばぜひ読んでほしい一冊です。
正直ドラマ版ありきの作品となっていることは否めませんが、 本編の後日談及びサイドストーリーは姫川玲子好きには思わずにんまりしてしまうシーン多数です。 次回作を楽しみに待っています。 |
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軽快な文章は相変わらず読みやすく、桑原と二宮のやりとりだけで十分楽しめます。
ただし本編は登場人物が多く人物相関に時間がかかってしまい、 無駄に話が長い印象を受けてしまいました。 一気読みするよりものんびり楽しみながら読むのには丁度良いと思いました。 |
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登場人物のほとんどが強欲で良い人物がほとんどいない倒叙物のノワールサスペンスですが、
会話のテンポが良く非常に読みやすくて面白かったです。 終盤まで小夜子、柏木、本多と一癖も二癖もある主人公格のやりとりは読み応え十分だったのですが… 終盤からラストが雑な感じがしてしまい私の好みではありませんでした。 とはいえ充分にオススメに値する良作だと思います。 |
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赤字企業の逆転物語は内容こそ違うものの、
どうしても似たような展開構成となってしまうのは致し方ないのでしょう。 本作品もストーリー展開が読めてしまい、 多少のミステリー風の味付けはあったものの、 何となくどこかで読んだストーリーみたいな読後感でした。 読みやすくて面白い話なのですが…。 |
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