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歌舞伎蝶 さんのレビュー一覧

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レビュー数59

全59件 1~20 1/3ページ
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※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.59:
(6pt)

不審者の感想

ミステリーとしてはよく考えられた話なのですが…
ぞわぞわとした不愉快な展開が好きな方であれば楽しめるのでしょうか?
真相に驚くというよりも少し無理がありすぎな気もしました。
不審者 (集英社文庫)
伊岡瞬不審者 についてのレビュー
No.58:
(6pt)

凶犬の眼の感想

面白くないわけでは無いのですが…。
一作目の出来が最高だったためいくらかトーンダウンした印象。
ごく普通の極道物語としか言えない内容。
三作目の完結編に期待です。
凶犬の眼
柚月裕子凶犬の眼 についてのレビュー
No.57:
(6pt)

密室の鍵貸しますの感想

軽快な作風で読みやすいのですが…。

個人的には軽すぎる気がしてしまいました。

真相もまぁ大きな驚きもなく、
ミステリー入門編としては良いのではないでしょうか?
密室の鍵貸します (光文社文庫)
東川篤哉密室の鍵貸します についてのレビュー
No.56:
(6pt)

ラスト・ワルツの感想

D機関シリーズ第四弾。

充分に面白い作品なのですが…
シリーズ化の宿命と言いますか、
どうしてもパターンが似てしまうのが少し残念です。
ラスト・ワルツ (角川文庫)
柳広司ラスト・ワルツ についてのレビュー
No.55: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

慈雨の感想

好みの問題でしょうか?
過去の冤罪事件の真相に対して葛藤する主人公。
お遍路巡礼をしながら淡々と語られていく過去と現在の事件。
夫婦の絆や家族愛にほろりとさせられる場面もあるのですが、
全体的に抑揚に乏しく、
著者の別作品のようなカタルシスを期待していただけに少し残念に感じてしまいました。
慈雨 (集英社文庫)
柚月裕子慈雨 についてのレビュー
No.54: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

女王国の城の感想

長すぎる印象。
特に事件発生までが長くだらだらした文章のため時間がかかってしまった。
終盤の展開やトリック、伏線回収と素晴らしいだけに、
尚更もったいないと感じてしまう。
登場人物を少し減らしてくれた方が読みやすかったのかもしれません。
女王国の城 上 (創元推理文庫)
有栖川有栖女王国の城 についてのレビュー
No.53:
(6pt)

贖罪の奏鳴曲の感想

キャラクター設定は非常に魅力的で面白いと思います。
読みやすい文章も好感が持てます。
ただ今作は色々詰込み過ぎた感が少しもったいない気がしました。
共感はできないですが主人公の御子柴は面白いキャラクターですので、
2作目以降に期待したいと思います。
贖罪の奏鳴曲 (講談社文庫)
中山七里贖罪の奏鳴曲 についてのレビュー
No.52: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

体育館の殺人の感想

非常に古典的な本格派作品を現代風にアレンジした作品で、
フーダニットにハウダニット、ホワイダニット全てが詰め込まれた上に、
解決へのロジックも文句なしの高評価も納得の良作です。
おまけにエピローグまで楽しめてしまう素晴らしい作品です。
なぜラノベ風のキャラ設定にしてしまったのでしょう?
ちょくちょく挟まれるアニメの元ネタがわからないためしらけてしまい、
内輪受けで盛り上がっているバラエティ番組みたいな印象になってしまったのが残念でなりません。
体育館の殺人 (創元推理文庫)
青崎有吾体育館の殺人 についてのレビュー
No.51:
(6pt)

蟻の菜園 -アントガーデン-の感想

読みやすく面白くないわけではないのですが、
どこかで読んだことのある設定とテイストでラストの真相もなんとなく読めてしまう展開。
他の柚月作品に見られる骨太感を期待していたのですが…。
タイトルも私はしっくりきませんでした。

▼以下、ネタバレ感想
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蟻の菜園 ‐アントガーデン‐ (角川文庫)
柚月裕子蟻の菜園 -アントガーデン- についてのレビュー
No.50:
(6pt)

キング&クイーンの感想

序盤、中盤まで物凄く面白い。
かつ読みやすい。
雰囲気も世界観も素晴らしいと思います。
なのに…非常にもったいないと思いました。

▼以下、ネタバレ感想
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キング&クイーン (100周年書き下ろし)
柳広司キング&クイーン についてのレビュー
No.49: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

ジヴェルニーの食卓の感想

印象派画家4名の史実風短編集です。
実は読み終わって解説を読むまでフィクションだと気付きませんでした。
有名画家や絵画が作中に登場する度にネットで調べる楽しさは『楽園のカンヴァス』と同様でしたが、
話の内容自体は4名の画家を別視点からの日常切り取りでしたので、
もう少し抑揚が欲しかったのは正直な感想です。
ジヴェルニーの食卓 (集英社文庫)
原田マハジヴェルニーの食卓 についてのレビュー
No.48:
(6pt)

おやすみラフマニノフの感想

ミステリーというよりも青春音楽小説に日常の謎が少しだけ組み込まれた感じのお話でした。
前作が面白かったので期待値が上がっていたこともありますが、
可もなく不可もなくといった内容でした。
音楽の専門用語が多くて演奏パートは正直読みにくかったです。
キャラ立ちはしているので次回作に期待です。
おやすみラフマニノフ (宝島社文庫)
中山七里おやすみラフマニノフ についてのレビュー
No.47:
(6pt)

デパートへ行こう!の感想

多視点群像劇のドタバタコメディ作品。
登場人物が多く視点の切り替わりに法則がないので少し読みにくいですが、
コメディ作品として読めば先の方も書かれていましたが、
三谷幸喜作品風で楽しめると思います。
リアリティの全く無いご都合主義や先の読める展開は作者の計算のうちだと思われるので、
読後感も悪くなくスペシャルドラマを見ているつもりで読めば良いと思います。
デパートへ行こう! (講談社文庫)
真保裕一デパートへ行こう! についてのレビュー
No.46:
(6pt)

死神の浮力の感想

死神の精度の続編。
前作は連作短編でしたが、今作は長編となってます。
前作が非常に面白かったので期待して読んだのですが…。
残念ながら前作に軍配が上がると言わざるを得ません。
キャラの設定上短編形式の方が合っているのでしょう。
主人公のキャラは好きなので、次回作に期待です。
死神の浮力
伊坂幸太郎死神の浮力 についてのレビュー
No.45: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

連続殺人鬼 カエル男の感想

出版社は何故このタイトルに変更したのでしょう?
元のタイトルである『厄災の季節』の方が数段良かったのでは?
と思ってしまう程タイトルのせいで台無しにされた気がします。
ラストの畳み掛けは上手かっただけに非常に残念でした。
連続殺人鬼 カエル男 (宝島社文庫)
中山七里連続殺人鬼 カエル男 についてのレビュー
No.44:
(6pt)

消えない夏に僕らはいるの感想

ミステリーと言うよりは青春群像劇のライトノベルです。
5人の登場人物のそれぞれの視点から描かれていますが、
キャラ設定がしっかりしているので読みやすいです。
人間関係の微妙な描写は非常に良いのですが、全体的に淡泊な印象でした。
消えない夏に僕らはいる (新潮文庫nex(ネックス))
水生大海消えない夏に僕らはいる についてのレビュー
No.43:
(6pt)

盤上の敵の感想

高評価作品だったのですが、自分には少し合わなかった感じです。
メイントリックの構成は鮮やかで思わずうならされたのですが、
少しご都合主義過ぎると思ってしまいました。
タイトルからの連想で勝手にもっとチェスっぽい話を想像していたのもいけなかったようです。
盤上の敵 新装版 (講談社文庫)
北村薫盤上の敵 についてのレビュー
No.42:
(6pt)

博士の愛した数式の感想

80分しか記憶がもたない博士と、家政婦、家政婦の息子の、切なくて美しい物語。
友愛数に完全数といった私のように数学にあまりなじみのない人間にもわかりやすい数字を絡めた話に、
上記の三人がうまくからめられていて読みやすい物語でした。
ただ個人的には高評価の作品だったため期待度が高すぎたのか少し物足らない印象。
通勤中とかではなく、のんびり優しい気持ちで読むべき作品かもしれません。
博士の愛した数式 (新潮文庫)
小川洋子博士の愛した数式 についてのレビュー
No.41:
(6pt)

疫病神の感想

疫病神シリーズの第一弾。
高評価のシリーズだったので期待して読んだのですが…少しハードルを上げすぎてしまったのかもしれません。
二宮、桑原の疫病神コンビのやりとりは非常に楽しかったです。
今作は私にはいまいちハマりませんでしたが、次回作に期待です。
疫病神 (新潮文庫)
黒川博行疫病神 についてのレビュー
No.40:
(6pt)

疑心 隠蔽捜査3の感想

隠蔽捜査シリーズの第三弾
作者の冒険心満載の作品と言えるのではないでしょうか?
個人的な感想で言えば主人公の竜崎には完全無欠のキャリア官僚でいて欲しかったので、
ぶれさせないで欲しかったのが本音です。
メインストーリーも展開が読めてしまうので作品単体でみれば物足りなさが残りました。
ただシリーズとして考えればこういう話があっても良いのでは?とも思います。
相変わらず奥さんのかっこよさがキラリと光りますね。
次回作も是非読みたいと思います。
疑心: 隠蔽捜査3 (新潮文庫)
今野敏疑心: 隠蔽捜査3 についてのレビュー


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