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BOY さんのレビュー一覧
BOYさんのページへレビュー数114件
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バチスタシリーズ完結編。バチスタシリーズおなじみの人物の他、『螺鈿迷宮』で活躍した人物まで登場するまさに集大成。ミステリー色はそこまで強くなく、『ジェネラルルージュの凱旋』や『イノセントゲリラの祝祭』寄りの作品といえる。
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バチスタシリーズの玉村警部補が事件を振り返るという形式で書かれた短編集。短編集ということで手軽に読めるが一本一本読みごたえがある。ファンでなくても読む価値あり。
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久しぶりの館シリーズ。本作『鬼面館の殺人』でも綾辻行人らしさが存分に発揮されています。館シリーズファンにオススメの1冊です。
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陽気な4人組強盗団の第2作。第1章は4人が巻き込まれた事件の4本の短編で構成されている。2章以降でそれらのエピソードが絡んでくる。
今回はあまり強盗団らしくない活躍を披露する(銀行強盗はやっているけど…) 続編に期待したくなる1冊。 |
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他のタック、ボアン先輩らのシリーズを読んで面白かったので本作も読んでみました。序盤~中盤にかけてイマイチ盛り上がりに欠ける部分はありますが、最後には意外性のある結末を準備してあります。
このシリーズの他作品は講談社なのにこれだけ角川なんですね… |
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ミステリー要素もあるが、それよりも御手洗潔ファンに贈るファンブック的作品といった感じでしょうか。
御手洗の学生時代の話からスウェーデンで脳科学研究をしている時代の話と多彩。ただ私が求めていたものとは違ったので評価は低めです。 |
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物語の舞台は阪神大震災直後の日本。多重人格者の森谷千尋に13番目の人格ISOLAが生まれる。
このISOLAにより途中何人かの人物が殺害されるが、あっさりしすぎていて、この人物は殺される必要があったのかという場面もある。 貴志作品としては少し物足りないかなという印象です。 |
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死後パートと生前パートが交互に繰り返され、死後パートでは死者を蘇らせるSUBREと新しい記憶を植え付けるMESSという西澤作品おなじみのSF要素が登場する。生前パートでは連続殺人事件が起こるのだが、これだけでは並みのミステリーに過ぎないが、死後パートを絡めることにより独創的な作品となっている。SUBREとMESSの特徴、死後パートと生前パートの配置すべてが絶妙で、意外性を生み出すことに成功している。
ただ、文庫の解説にもあるように、エピローグは無くても小説としては完成していたように思うのだが、このエピローグに関しては、作中に明確な回答が書かれていないので読者それぞれの解釈に任せるということだろうか? |
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『葉桜の季節に~』や『密室殺人ゲーム』といった名作を残している歌野晶午。直木賞候補にもなった本作はミステリーとは呼べないかもしれないが、非常に良い作品だと思います。
ひき逃げにより娘を失った男性とスーパーで万引きした女性。二人の行く末には絶望しかなく・・・ なんとも悲しい物語でした。 |
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4編の短編が収録された短編集。特に『数字錠』は奇人御手洗の人間らしさを垣間見ることができる良い作品だと思う。しかし、『疾走する死者』では何の証拠もなく、御手洗の推測だけで容疑者を逮捕する警察とはいかがなものかと思ったりもして、トータルでは☆6です。
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現実の監督失踪事件と、映画内での殺人事件という2つの事件が起こる。映画内の事件は「ああ、なるほど」とも思えましたが、監督失踪事件の方の真相は「なにそれ?」といった感じです。まあ、小説のなかで映画を創るというアイデアは面白いし、楽しく読ませてもらいました。
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なぜ死体は解体されたのか?徹底的なまでに論理的な作品。推理が真実かどうかはともかく、論理的には辻褄があっている。短編集だが、最終的にそれぞれが絡んでくる点も良い。
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江戸川乱歩賞を受賞した『白く長い廊下』の続編にあたる本作は狂犬病がテーマとなっています。日本には存在しないはずの狂犬病がなぜ離島で発生したのか?幹根島に赴任した窪島がその謎に挑む。
中盤までは狂犬病に恐怖する島民の姿を巧みに描いたサスペンス風で面白かったのですが、終盤真相が明らかになると、犯人が犯行に至った動機が「えっ、そんなことで?」と思ってしまうようなもので拍子抜けでした。 |
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匂いが見えるようになったミノルが姉を殺した犯人を追うというなかなか独創的なアイデアが面白い。
かなりボリュームがあるが、読みやすいのでまったく苦にならない。もう少し削って文庫1冊にできたかもしれないという意味で☆8です。 |
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個性的な4人の強盗たちはまさに陽気なギャング。人物描写がしっかりしており、物語に入り込みやすい。
途中登場した変な人たちも伏線としてしっかり回収しているなど、作者の筆力の高さを窺わせる。 章の冒頭の語句の説明も面白い。 |
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東西新聞社が20年前の嬰児誘拐事件犯人の娘を採用したことで誘拐事件の調査を命じられた梶。20年前の事件なのに調査が順調に進むのは小説ならでは。
文章は読みやすく、物語に引き込む力もある。ただ、乱歩賞受賞作ということで過度の期待はしない方が良いかもしれません。 |
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この作品を一言で表すなら、ベッドと大量の缶ビールしかない家で4人の大学生が延々と推理する話です。目に見える形で事件が起こるわけでもなく、特に盛り上がる部分もないが、この条件だけで1作書き上げたのは見事としか言いようがありません。
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「死亡フラグが立ちました!」というタイトルや、表紙にある「バナナの皮殺人事件」などから、もっとギャグ要素が強いと思い読み始めたら、意外にミステリー部分がしっかりしていた。テンポが良く、読みやすい点も高評価。
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一時期ブームになり、井戸から出てくる貞子は有名ですが、小説ではそんなシーンはありません。映像化されたものもちゃんと見たことはなかったので、ホラー作品かと思っていましたが、実際にはミステリー要素もかなり盛り込まれていて、読むうちにどんどん引き込まれていきました。ラストは次作を読みたくさせるような終わり方となっています。
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