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BOY さんのレビュー一覧

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レビュー数17

全17件 1~17 1/1ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.17:
(7pt)

歌舞伎町ゲノムの感想

歌舞伎町シリーズは好きだが、短編集であるため少し物足りない。歌舞伎町セブンの新メンバーや続編に繋がる終わり方は良い。今後に期待して7点。
歌舞伎町ゲノム
誉田哲也歌舞伎町ゲノム についてのレビュー
No.16:
(7pt)

マリアビートルの感想

殺し屋ばかり出てくる割にノリが軽いため、コメディのよう。東京から岩手までの数時間の出来事だが、ボリュームはかなりある。途中で少しだれてしまったが終盤の展開は良い。
マリアビートル (角川文庫)
伊坂幸太郎マリアビートル についてのレビュー
No.15: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

探偵の探偵の感想

悪徳探偵を撲滅するために闘う探偵の話。テンポが良く、読みやすいためどんどん読み進めた。強烈に印象に残るような作品ではないが楽しめた。
探偵の探偵 (講談社文庫)
松岡圭祐探偵の探偵 についてのレビュー
No.14: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

復讐の協奏曲の感想

本作はこれまでほとんど描かれていなかった洋子にスポットをあててあり、御子柴が殺人容疑で逮捕された洋子の過去について調査を行うこととなる。
御子柴シリーズは法廷でのやりとりが非常に面白いが本作は法廷の場面が終盤に少しあるだけであっさりと終わってしまい物足りない。
復讐の協奏曲 (講談社文庫)
中山七里復讐の協奏曲 についてのレビュー
No.13: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

マスカレード・ナイトの感想

ホテルのコンシェルジュが結婚相談所や食品サンプル職人のようなことをするのかとは思うが、フィクションなのでと納得。
いろいろな”お客様”のエピソードを描きつつも最終的にはきれいにまとまっている。犯人の正体や犯行動機はしっくりこないが、全体的に面白く読めた。
仮装パーティーのシーンがあり、映像化向きだと思う。マスカレードホテルに続き映像化を狙っているのか?仮面をはがすキムタクの姿が目に浮かぶようだ。
マスカレード・ナイト
東野圭吾マスカレード・ナイト についてのレビュー
No.12:
(7pt)

Another 2001の感想

前作からかなり長い時間がたっての新作だったのでだいぶ忘れている部分もあったが、読み進めていくうちに「こういう世界観だったな」と思い出してきた。
このシリーズはホラー寄りで、独自の”現象”を受け入れられるかどうかで評価が分かれるだろう。後から新ルールを追加するのも作者の言ったもん勝ちみたいなところがあるので・・・
辞書のように分厚いが、読み易く、思ったほど時間はかからなかった。インパクトという点では第1作のAnotherに及ばない。
前2作を読んでから本作を読むことをお勧めする。
Another 2001(上) (角川文庫)
綾辻行人Another 2001 についてのレビュー
No.11: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

本陣殺人事件の感想

本作には表題作である「本陣殺人事件」の他、2編が収録されているが、「本陣殺人事件」より「黒猫亭事件」のほうが楽しめた。
本陣殺人事件 (角川文庫―金田一耕助ファイル)
横溝正史本陣殺人事件 についてのレビュー
No.10: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

新・世界の七不思議の感想

『邪馬台国はどこですか?』の続編。今作は宮田が世界の謎について独自の説を披露する。ただ、ストーンヘンジやナスカの地上絵、モアイ像など、文献的資料が少ないテーマを選んでいるためか、前作と比べてやや説得力に欠ける部分があるのが残念。
新・世界の七不思議 (創元推理文庫)
鯨統一郎新・世界の七不思議 についてのレビュー
No.9: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

ケルベロスの肖像の感想

バチスタシリーズ完結編。バチスタシリーズおなじみの人物の他、『螺鈿迷宮』で活躍した人物まで登場するまさに集大成。ミステリー色はそこまで強くなく、『ジェネラルルージュの凱旋』や『イノセントゲリラの祝祭』寄りの作品といえる。
ケルベロスの肖像 (宝島社文庫)
海堂尊ケルベロスの肖像 についてのレビュー
No.8:
(7pt)

彼女が死んだ夜の感想

他のタック、ボアン先輩らのシリーズを読んで面白かったので本作も読んでみました。序盤~中盤にかけてイマイチ盛り上がりに欠ける部分はありますが、最後には意外性のある結末を準備してあります。
このシリーズの他作品は講談社なのにこれだけ角川なんですね…
彼女が死んだ夜 (幻冬舎文庫)
西澤保彦彼女が死んだ夜 についてのレビュー
No.7: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

翳りゆく夏の感想

東西新聞社が20年前の嬰児誘拐事件犯人の娘を採用したことで誘拐事件の調査を命じられた梶。20年前の事件なのに調査が順調に進むのは小説ならでは。
文章は読みやすく、物語に引き込む力もある。ただ、乱歩賞受賞作ということで過度の期待はしない方が良いかもしれません。
翳りゆく夏 (講談社文庫)
赤井三尋翳りゆく夏 についてのレビュー
No.6:
(7pt)

死亡フラグが立ちました!の感想

「死亡フラグが立ちました!」というタイトルや、表紙にある「バナナの皮殺人事件」などから、もっとギャグ要素が強いと思い読み始めたら、意外にミステリー部分がしっかりしていた。テンポが良く、読みやすい点も高評価。
死亡フラグが立ちました! (宝島社文庫) (宝島社文庫 C な 5-1)
七尾与史死亡フラグが立ちました! についてのレビュー
No.5: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

マスカレード・ホテルの感想

殺人事件の潜入捜査のためホテルマンとなった刑事新田浩介。変わった宿泊客の対応に悩むスタッフ。「実際のホテルでもいろいろと困った客がいるんだろうなぁ」などと考えながら読みました。
肝心の事件部分ですが、伏線も張ってあり、事件のからくりも面白いと思いましたが、終盤のたたみかけるような展開が急すぎたかと思います。
マスカレード・ホテル
東野圭吾マスカレード・ホテル についてのレビュー
No.4:
(7pt)

アルキメデスは手を汚さないの感想

東野圭吾の作風に大きな影響を与えたことで有名な作品。雰囲気が東野圭吾の『同級生』に似ています。小峰元の作品の中で、本作だけはいまだに書店に売っています。
アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫)
小峰元アルキメデスは手を汚さない についてのレビュー
No.3:
(7pt)

イノセント・ゲリラの祝祭の感想

本作の大半は会議のシーン。小説というよりは、厚生労働省と医療行政に対する問題提起。しかし、それを小説の形にしてしまう筆力は流石。
私は楽しく読ませていただきましたが、『チームバチスタの栄光』のようなエンターテイメントを求める方にはおすすめできません。
新装版 イノセント・ゲリラの祝祭 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
海堂尊イノセント・ゲリラの祝祭 についてのレビュー
No.2:
(7pt)

チームバチスタの原点

バチスタシリーズの原点ともいうべき作品。バチスタシリーズで活躍する田口が大学生の頃の話。
続編にブレイズメス1990もあり、バチスタシリーズが好きな方にはぜひ読んでいただきたい。
新装版 ブラックペアン1988 (講談社文庫)
海堂尊ブラックペアン1988 についてのレビュー
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

極北クレイマーの感想

医療ミステリーを得意とする海堂尊氏だが、まず、この作品はミステリーではない。
崩壊する地域医療の現実を描いた作品であり、決してフィクションではない。
考えさせられる作品を上梓し続ける作者だが、これからも楽しめて為になる作品を書き続けて欲しい。
新装版 極北クレイマー (朝日文庫)
海堂尊極北クレイマー についてのレビュー