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BOY さんのレビュー一覧

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レビュー数18

全18件 1~18 1/1ページ

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No.18: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

方舟の感想

地下建築に閉じ込められ殺人事件が起こるというクローズドサークル物。それだけなら並の作品だが、本作が評価されているのはエピローグによるところが大きいのだろう。エピローグに至るまでは長い長い前振りと言える。とはいえこのエンディングを受け入れられるかは好みが分かれるかもしれない。
方舟
夕木春央方舟 についてのレビュー
No.17: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ロスト・ケアの感想

介護の闇という現代社会を描いた作品。ロストケアによって介護する側、される側双方を救う犯人を絶対的な悪だと断言することができるだろうか。法的には悪になるのだろうが、その法は『安全地帯』にいる人間が作ったものである。同じ行為でもそれぞれの立場により善にも悪にもなり得るということがよくわかる作品。
作者は他にも社会派の作品を書いているようなので是非読んでみたい。
ロスト・ケア (光文社文庫)
葉真中顕ロスト・ケア についてのレビュー
No.16:
(9pt)

空飛ぶタイヤの感想

中小企業の社長が不正を行う大企業と銀行を相手に果敢に戦いを挑む。
下町ロケットのような作品で、かなりの長編ではあるがテンポがよく読みやすい。
この作者は他にもおもしろい作品を量産しており、今後の活躍にも期待。
空飛ぶタイヤ(上) (講談社文庫)
池井戸潤空飛ぶタイヤ についてのレビュー
No.15: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

犯罪者 クリミナルの感想

ただの通り魔殺人かと思いきやその裏には大きな陰謀が隠されている。
上下巻ありかなりの長編だが、どんどん読み進めていってしまった。
間違いなくおすすめの作品。
犯罪者 上 (角川文庫)
太田愛犯罪者 クリミナル についてのレビュー
No.14:
(9pt)

硝子の太陽N - ノワールの感想

姫川シリーズのルージュと合わせて9評価。
姫川シリーズ歌舞伎町シリーズ両方読んでから読んだほうがより楽しめる。
ノワール-硝子の太陽 (中公文庫)
誉田哲也硝子の太陽N - ノワール についてのレビュー
No.13: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

夢幻花の感想

さすが東野圭吾と思わせるようなよく練られた構成。相変わらず文章も読みやすく、オススメの一冊。
夢幻花(むげんばな)
東野圭吾夢幻花 についてのレビュー
No.12:
(9pt)

乱反射の感想

自分の何気ない行動が結果的に深刻な状況を招くことがある。ネタバレになるので詳しくは書かないが、この作品を読めば、誰でも心当たりがあるのではないだろうか。
乱反射 (朝日文庫)
貫井徳郎乱反射 についてのレビュー
No.11: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

悪の教典の感想

上下巻合わせて800~900ページあったけど、非常に読みやすく、すぐに読み終わってしまった。
悪の教典 上
貴志祐介悪の教典 についてのレビュー
No.10:
(9pt)

スリジエセンター1991の感想

ブラックペアンから続く世良雅志の第3作。東城大学病院を巡る権力闘争の結末は?
なかなかにショッキングな結末だが、シリーズ締めくくりとしてはきれいな終わり方だったのではないかと思う。『ケルベロスの肖像』の終わり方がイマイチだなと感じていたので・・・

▼以下、ネタバレ感想
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スリジエセンター1991 (講談社文庫)
海堂尊スリジエセンター1991 についてのレビュー
No.9:
(9pt)

輝天炎上の感想

『螺鈿迷宮』の続編であり、『ケルベロスの肖像』のストーリーを天馬大吉側から描いた作品。
おなじみバチスタシリーズの登場人物はもちろんのこと、螺鈿迷宮、スリジエセンターなどともつながりがあり、海堂作品を読んできている読者なら楽しめるのではないだろうか。
輝天炎上
海堂尊輝天炎上 についてのレビュー
No.8: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

武士道シックスティーンの感想

ジウシリーズや姫川シリーズなど警察小説を多く手掛ける誉田哲也の青春小説。剣道を通して分かり合っていく香織と早苗の物語は『武士道セブンティーン』『武士道エイティーン』と続いていくが、早く続編が読みたいと思った。
武士道シックスティーン (文春文庫)
誉田哲也武士道シックスティーン についてのレビュー
No.7: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

邪馬台国はどこですか?の感想

宮田六郎が歴史上の出来事について新説を披露する。「邪馬台国はどこですか?」「聖徳太子はだれですか?」など6編収録されており、文献を引用しながら解説しているので妙に説得力がある。小説の形式になっているので読みやすい点も良い。
邪馬台国はどこですか? (創元推理文庫)
鯨統一郎邪馬台国はどこですか? についてのレビュー
No.6: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

リングの感想

一時期ブームになり、井戸から出てくる貞子は有名ですが、小説ではそんなシーンはありません。映像化されたものもちゃんと見たことはなかったので、ホラー作品かと思っていましたが、実際にはミステリー要素もかなり盛り込まれていて、読むうちにどんどん引き込まれていきました。ラストは次作を読みたくさせるような終わり方となっています。
リング (角川ホラー文庫)
鈴木光司リング についてのレビュー
No.5: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

火蛾の感想

12世紀のイスラム世界という不思議な舞台設定。読み進めてみると、なるほど。事件解決にいたるロジックはこの舞台設定でなければ成立しないなと納得。論理と幻想が混在する不思議な世界観。今まで味わったことのない読後感でした。
オススメしたいのですが、書店でお目にかかることはほとんどないでしょう。その辺も本作品らしいですね。
火蛾 (講談社文庫)
古泉迦十火蛾 についてのレビュー
No.4: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

チーム・バチスタの栄光の感想

海堂尊のデビュー作。作者の海堂氏はAiの必要性を説くために本作を書いたそうだが、小説としてもよくできている。登場人物や設定も面白く、テンポが良いので楽しく読める。
新装版 チーム・バチスタの栄光 (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
海堂尊チーム・バチスタの栄光 についてのレビュー
No.3: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

奪取の感想

短時間で偽札識別機を強奪する場面など、二人の緊張がよく伝わってきた。
偽札造りに関しても非常に事細かく調べており興味深かった。
展開もスピーディで続きが気になり、上下巻合わせて約1000ページにも及ぶが、あっという間に読み終わってしまった。

▼以下、ネタバレ感想
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奪取(上)-推理作家協会賞全集(86) (双葉文庫)
真保裕一奪取 についてのレビュー
No.2:
(9pt)

ジウIII 新世界秩序の感想

ジウⅢも前2作同様テンポがよく、引き込まれてしまい、結局1日で読み終えた。
強いて欠点を挙げるなら、真の黒幕が宮地、ジウと比べて圧倒的に存在感が薄いということだが、全体的に非常に面白い。作者の今後にさらに期待したい。
ジウシリーズトータルで☆9
ジウ〈3〉新世界秩序 (中公文庫)
誉田哲也ジウIII 新世界秩序 についてのレビュー
No.1: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

ジウII 警視庁特殊急襲部隊の感想

徐々に明らかになるジウの過去。新世界秩序の目的とは・・・

特に難解な表現もなく読みやすい。刑事がライターと組んで管轄外の捜査?といった疑問は置いといてエンタメ小説としてよくできている。
ほぼ一晩で読んでしまった。
ジウ〈2〉―警視庁特殊急襲部隊 (中公文庫)
誉田哲也ジウII 警視庁特殊急襲部隊 についてのレビュー