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マビノギオン さんのレビュー一覧

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レビュー数43

全43件 21~40 2/3ページ

※ネタバレかもしれない感想文は閉じた状態で一覧にしています。
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No.23:
(8pt)

流石のテンポの良さ

流石は伊坂作品。
テンポの良さと会話の面白さで飽きがこずに読めました。
相変わらず伏線の貼り方がうまいです。


▼以下、ネタバレ感想
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ゴールデンスランバー (新潮文庫)
伊坂幸太郎ゴールデンスランバー についてのレビュー
No.22: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

おもしろい試み

東野圭吾の変化球的作品。
ほかのレビューにもあるように、心理的クローズドサークルを登場人物に作ってしまうと言う設定。
読み始める前は誰もが若者が合宿に行って、大雪で外と連絡が取れなくなり......というストーリーを想像すると思いますがそこは読んでビックリ。
東野らしい読みやすさと入り込みやすさ。
ページ数も多くないのでさらっと読めます。
しかし、設定が面白いだけにもう少し登場人物の描写を細かく掘り下げて欲しかったところ。
読みやすいので登場人物描写で290ページが350ページになってもスラスラ読めます。

▼以下、ネタバレ感想
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ある閉ざされた雪の山荘で (講談社文庫)
東野圭吾ある閉ざされた雪の山荘で についてのレビュー
No.21:
(8pt)

エログロはおまけ

正直いろんなところで言われるほどエログロびょうしゃがきついてもとは思いませんでした。
本を閉じたくなるような〜と書いている人もいますが、
かなり覚悟して読んだので少し耐性が付いていたかもしれませんが、本作はそこよりも、書き手の思い通りに騙されるのを楽しむ作品です。
エログロは正直おまけだと思いますので、一度読んで頂きたいです。

▼以下、ネタバレ感想
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新装版 殺戮にいたる病 (講談社文庫)
我孫子武丸殺戮にいたる病 についてのレビュー
No.20:
(8pt)

随所いちいち面白い

まだ私は伊坂作品をそれほど読んだわけではありませんが、彼はいちいち面白い、読者のツボをいちいち刺激してくる作家だと思いました。

本作の主人公は死神!人間ですらない!?(笑)
そんな死神が登場する短編集で、勿論「死」に関するお話しなのですが、暗い雰囲気がない。そして、得意の会話がいちいち面白い!
伊坂幸太郎の描く死神にきっと魅了されると思います。

▼以下、ネタバレ感想
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死神の精度 (文春文庫)
伊坂幸太郎死神の精度 についてのレビュー
No.19: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

仮面山荘殺人事件の感想

結構辛口の評価が多いみたいですが、
個人的には普通に面白かったし、どんでん返しも良かったです。


▼以下、ネタバレ感想
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仮面山荘殺人事件 新装版 (講談社文庫)
東野圭吾仮面山荘殺人事件 についてのレビュー
No.18:
(8pt)

クドリャフカの順番の感想

古典部シリーズ第3弾。
テーマは「期待」。

アニメも面白いがアニメ以上に内容が濃い。
今作は以前と違い、一人一人が一人称になって主人公たりうる書き方。相変わらず飽きの来ない筆力。
会話も会話の間の文章もいちいち面白い。
最後に奉太郎が謎解きをするのが謎解きをするのもいい意味でパターン化していて面白い。
伏線も回収して痒いところに手が届かないということがない。
奉太郎のわらしべプロトコルもいちいち面白い。
ちょっと出来過ぎ?なところはあるがそれは小説なので仕方がない。
クドリャフカの順番 (角川文庫)
米澤穂信クドリャフカの順番 についてのレビュー
No.17: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

ワイルド・ソウルの感想

プロローグの途中は少しエンジンがかからなかったですが、
すぐに引き込まれました。
ハードボイルドタッチなのも気に入りました。

さて本作、棄民問題という少し重苦しい設定ではありますが、まずは読んでいただきたい。特に人物像に重点を置いている小説だと思います。
かなり楽しめたエンターテイメントに仕上がっている反面、
続きが死ぬほど気になる!という感じにはならず、1日、2日置いてしまったことが少しありました。

ただ物語の構成、登場人物の魅力かなり詰まっていますのでオススメの作品には間違いないです。
ワイルド・ソウル〈上〉 (新潮文庫)
垣根涼介ワイルド・ソウル についてのレビュー
No.16:
(7pt)

最悪の感想

なにも関係がない3人の物語が1つになって行くというストーリー。
3人とも魅力的なキャラクターで、社会の最悪な理不尽によってどんどんどん底に近づいて行く。
ページ数多いけど読みやすいし、入り込めましたが、個人的にもっとたくさんの登場人物が交差して行く恩田陸のドミノと少し比べてしまいます。
ドミノの方が個人的には好きですが本書も面白かったと思います。
最悪 (講談社文庫)
奥田英朗最悪 についてのレビュー
No.15: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)
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天使の囀りの感想

今まで読んだ中でもかなり怖い作品でした。
個人的には「黒い家」よりは好みの作品です。
現実にありえそうでなかったけど今後えりえない話ではない、、、あーーー何を書いてもネタバレになりそうです。

本作は専門知識もまずまず多いですが、嫌になるような
ボリュームや、書き方ではなかったので読みやすかったです。
300ページくらいまではどゆこも?どゆこと?
ってな感じで読まされ、そのあとはあー、だよね、だよね、
ってな感じで読まされます。

設定もさることながら知識量に脱帽します。
なんか貴志祐介ばっか読んでるような、、、笑
天使の囀り (角川ホラー文庫)
貴志祐介天使の囀り についてのレビュー
No.14:
(8pt)

龍神の雨の感想

文章は軽く、難しい描写も少ないので
読んでいて苦痛になるようなことはありませんでした。
途中で展開に気づいてしまって節はありましたが
全てを把握することはできませんでした。

道尾秀介は伏線回収がうまいですね。
素直に終盤でグググッと手に汗握ります。

▼以下、ネタバレ感想
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龍神の雨 (新潮文庫)
道尾秀介龍神の雨 についてのレビュー
No.13:
(8pt)

愚者のエンドロールの感想

1作目もですが、アニメを見たあとで本作を読んでいます。
実際に放送していた時に見ていたからかれこれ5年も前です。
トリックとか結末とかはしっかり忘れていたので読むのに支障はありませんでした(笑)
さてほんさくですが、私的には前作よりは上だと思った。ということで9点にしています。
正直アニメが面白かったのでキャラのイメージが入ってきやすく、読みやすいので点数が上がっているかもしれない節はあるかもしれませんが、ページ数も少なく、主人公のホータローに実際魅力があるのでさらっと読めてしまいます。米澤先生の筆力には脱帽ですね。
いつか古典部シリーズ以外も読んで見たいです。

本作は始まりのチャットのような部分がわけわかんなく始まりますが、気にしずにそこも読んで下さい。

▼以下、ネタバレ感想
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愚者のエンドロール (角川スニーカー文庫)
米澤穂信愚者のエンドロール についてのレビュー
No.12: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

氷菓の評価(笑)

はじめに一言、すみません!
私はアニメを先に見ました。
アニメを見ておもしろかったのでそのうち原作も読んで見たいなと思っておりました。しかし小説初心者にとってはなかなか手が伸びない作品(最近は完全に貴志作品にハマっていた)でした。
とは思っていたものの、読もうと思っていたものが終わってしまい、書店に行って次に読みたいものを探していたらたまたま本作が目に入り、しかもかなりページ数が少なそうだったので自作と合わせて買ってしまいました(笑)

基本的に映像化される作品は原作には及ばない、原作も比べてらクソだ。と言われがちですが本作に関してはアニメを見たからこそ登場人物の良さが浮き出てくるし、文中の会話などが面白かったりもします。
私はクスっとせずにはいられませんでした。

アニメだけ見た方は確かに”える”が可愛いだけとかお思いでしょうが、原作は全くそんなことはありません。
私は主人公に感情移入してしまう(他のレビューでも言っていますが)。
それはアニメだろうが、ドラマ、映画、小説だろうと関係ありません。全てにおいてそうなのです。

本作は、アニメのように千反田えるに重きをおくのではなく、主人公に、または里志に置くべきだと思います。

長々と書きましたが、本作は短編を思わせるような展開運びにもかかわらず、一章が最終章の伏線になっている。しかも他の章でも伏線を回収する場面がある。のて、伏線回収好きにはハマる作品だと思います。私がそうです。

一冊が短いので気軽に取って読んで見ては?
気に入ればシリーズで。気に入らなければシリーズを読まなくてもいい。そのくらいの気持ちで読める作品です。

▼以下、ネタバレ感想
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氷菓 (角川スニーカー文庫)
米澤穂信氷菓 についてのレビュー
No.11:
(8pt)

確かに伏線フェチ

かなりクオリティの高い短編集。
しかも連作短編になっており、だんだんと背景がつかめてくるという仕組み。
最後のオチ部分にも伏線を回収してくる。
まぁ、オチは読めてしまっていたが(笑)

今まで読んだことのない警察学校もの。少し敬遠していたが騒がれるだけのことはある。読んでも損はしません。だが、未来の日本の治安を守るはずの警察学校がこのような集団の集まりでいいのか?と思ってしまう。
しかし昨今警察官が犯罪を犯しニュースになっていることを考えると結局はこのような集まりなのかもしれないと考えさせられる。

伏線回収大好きの私にとっては十分楽しめた作品でした。
教場 (小学館文庫)
長岡弘樹教場 についてのレビュー
No.10: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

2作目

怪笑小説に続き2作目になります。
単純にどの話もさっくりと読め、面白いです。
有りそうなネタから絶対にありえないだろみたいなものまで
幅広いですね。
12作もの作品が盛り込まれている本初ですが、
個人的オススメは手作りマダムですね。
もう笑わずにはいられなかったです。

一話一話全く関係なく完結しているので
ちょっとした時間があるときや他の本を読んで疲れた時の息抜きにもいいです。
一気に全部読まないといけないようなものではないので
軽い気持ちで手に取っていただいたらいいと思います。
毒笑小説 (集英社文庫)
東野圭吾毒笑小説 についてのレビュー
No.9:
(8pt)

やっぱりコンゲームは面白い

詐欺をして10億円奪う。最近読んだ五十嵐貴久先生の「Fake」
もそんな話でしたがストーリーは全く違います。
ページ数も多くないしどんどん物語が進んでいくので
飽きることなく読み進められます。

途中からハードボイルドタッチになるのではと期待しましたがそこまでは
無かったですね(笑)

しかし、おすすめの作品のひとつです。
真夜中のマーチ (集英社文庫)
奥田英朗真夜中のマーチ についてのレビュー
No.8: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

Fakeの感想

コンゲーム小説。
ページ数が少し多いですが面白いです。
最後のオチもよく、終わりもきれいです。
コンゲーム好きの方はぜひ。

途中の主人公とバカ息子とのやり取りも面白いし、
塾の先生が英語の点数を言ったときは笑いが止まらなかったです。

ドラマ化したら面白そうです。
Fake (幻冬舎文庫)
五十嵐貴久Fake についてのレビュー
No.7:
(7pt)

極限推理コロシアムの感想

面白かったです。
単純に。
ページ数は少なくないですが読みやすいのですぐに読んでしまいます。
オチも簡単でしたがびっくりするようになっていていい感じです。

▼以下、ネタバレ感想
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極限推理コロシアム (講談社文庫)
矢野龍王極限推理コロシアム についてのレビュー
No.6: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

初めての倒叙もの

初めて倒叙ものというものを読ませていただきました。
単純に面白かったです。
最近本格ミステリーよりもちょっと頭脳戦とかコンゲーム系にハマっていて、
まさにその通りの内容でした。
ページ数も多くないのでサクッと読めるし、
頭脳戦、必見です。

▼以下、ネタバレ感想
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扉は閉ざされたまま (祥伝社文庫)
石持浅海扉は閉ざされたまま についてのレビュー
No.5: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

やっぱり館シリーズ

前作の人形館でまたもや期待を外されたので本作を読むのを渋りましたが、、、
ん?まさか十角館◎→水車館△→迷路館◎→人形館×→、、、ということは、
次は面白いんじゃないかと自分で勝手に納得して読み始めました。
確かに面白かったです。トリックもいつものような仕掛けだけでなく
ちゃんとしたトリックも使っていてびっくりさせられました。
しかし、個人的に推理物で上下2冊あるとわからなくなった時に大変かなと思いました。
そして、時計館が面白かったので法則で行くと次は面白くないのではないかと
失礼ながら勝手に心配になっています。

▼以下、ネタバレ感想
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時計館の殺人<新装改訂版>(上) (講談社文庫)
綾辻行人時計館の殺人 についてのレビュー
No.4:
(7pt)

世界観

読んでいてなるほどなるほど。
とかなるような作品ではありませんね。
ただただ世界観、主人公の生きざまを楽しむ小説です。
世界観だけでこんなに面白いとは。

▼以下、ネタバレ感想
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旅のラゴス (新潮文庫)
筒井康隆旅のラゴス についてのレビュー