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りーり さんのレビュー一覧

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レビュー数231

全231件 141~160 8/12ページ

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No.91: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(4pt)

双蛇密室の感想


▼以下、ネタバレ感想
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双蛇密室 (講談社文庫)
早坂吝双蛇密室 についてのレビュー
No.90:
(5pt)

掲載禁止の感想


 まぁ作者が作者なのでどんでん返しものですが、何でも有り感が否めない短編集。 
掲載禁止
長江俊和掲載禁止 についてのレビュー
No.89: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

深水黎一郎で良かった

 
 クローズドサークルで起こった殺人事件を推理せよ!! 大晦日の大イベント「ミステリーアリーナ」、ミステリ読みの自信家たちが早押し推理大会を披露する。 幾重の推理の果てに辿り着く真相とは、そしてこの祭典の目的とは? 奇才の放つ衝撃作。

これは尖ってるわ。 ラストのハチャメチャは好みが分かれそうだけど深水黎一郎なら良し!
ミステリー・アリーナ (講談社文庫)
深水黎一郎ミステリー・アリーナ についてのレビュー
No.88:
(5pt)

模倣の殺意(新人賞殺人事件)の感想


▼以下、ネタバレ感想
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模倣の殺意 (創元推理文庫)
中町信模倣の殺意(新人賞殺人事件) についてのレビュー
No.87: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

聖女の毒杯 その可能性はすでに考えたの感想

 婚礼の儀式で行われた飛び石殺人。 盃を回し呑んだ者を交互に毒殺することは人間のトリックか聖女による奇跡か。 奇跡を証明する為に探偵は再びあらゆる可能性を否定する。  

推理合戦の屁理屈は楽しい、ただ結末のトリックは気付けない程複雑な物だったのかやや懐疑的。 星は7つ。
聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (講談社文庫)
No.86:
(6pt)

屍人荘の殺人の感想


▼以下、ネタバレ感想
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屍人荘の殺人
今村昌弘屍人荘の殺人 についてのレビュー
No.85:
(5pt)

放送禁止の感想


 ドラマの放送禁止のノベライズ版。 映像の端端にヒントを紛れ込ませるような手法が使えないので最大の魅力がほぼ失われている。
放送禁止
長江俊和放送禁止 についてのレビュー
No.84:
(6pt)

続編待ち


 前作必読になります。

▼以下、ネタバレ感想
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東京二十三区女 あの女は誰? (幻冬舎文庫)
長江俊和東京二十三区女 あの女は誰? についてのレビュー
No.83:
(4pt)

名探偵の掟の感想


 東野圭吾のアンチミステリ、メタミステリかと思ったがどちらかというとミステリの未来への警告、メッセージ性の強い啓蒙的な作品となっていて捻くれたミステリを期待した方は肩透かしを食らうだろう。 というか私である。
 まぁ自分はアンフェアとかフェアだとかルールとか掟の前に驚けるかどうかの二分割でしか考えていないのであんまりこういう構成の作品は同調できない。 当時は本格ミステリが隆盛を極めた時期で焼き増しやテンプレート的な作品も溢れていたのだろうか、大先生もミステリ界の行き詰まりを感じていたということだろうか。 大丈夫、読者が犯人だったり幽霊が犯人だったりしてますよ。
 
名探偵の掟 (講談社文庫)
東野圭吾名探偵の掟 についてのレビュー
No.82:
(6pt)

殺意は必ず三度あるの感想


 鯉ヶ窪学園シリーズ第二弾。 相も変わらずユーモラスな面々と大胆なトリックが光る作品。 重苦しいミステリに疲れた方にはいいんじゃないでしょうか。
殺意は必ず三度ある (光文社文庫)
東川篤哉殺意は必ず三度ある についてのレビュー
No.81:
(5pt)

ダチョウは軽車両に該当しますの感想


 マラソン大会に乱入したダチョウを捕まえた楓ヶ丘動物園の飼育係面々。 やがて脱走したダチョウを巡って大きな陰謀が動き出す・・。

楓ヶ丘動物園シリーズの第二弾。 ライトミステリというかサスペンス路線で戦ってる事件の規模はライトではない。 のほほんとした動物ミステリを期待してるなら引き返そう。 基本的に似鳥鶏さんはストーリの面白さよりキャラの掛け合いで勝負している作家さんなのでそこに見出せないと厳しい作品でしょう。 
ダチョウは軽車両に該当します (文春文庫 に)
似鳥鶏ダチョウは軽車両に該当します についてのレビュー
No.80: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

『アリス・ミラー城』殺人事件の感想


 冬、海に浮かぶ密室「アリス・ミラー城」に招待された探偵たちの目的は館に伝わるアリスミラーの捜索。 最後まで生き残った者が手に入れられるという条件の下で探偵たちを嘲笑うような奇々怪々な惨劇の幕が上がった・・・。

 非常に面白い点とそうでない点がはっきり。 ★6つ。
 

▼以下、ネタバレ感想
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『アリス・ミラー城』殺人事件 (講談社文庫)
北山猛邦『アリス・ミラー城』殺人事件 についてのレビュー
No.79:
(4pt)

さようなら、上小野田警部


 若くして芸能界を引退し隠遁生活を送っていた往年の名女優、美里織絵が逝去した。 〈蒼色館〉でしめやかに葬式が行われる中、遠く離れた織絵の実家で誘拐事件が発生する。 関係者一同は蒼色館にいたという鉄壁のアリバイがあり事件は難航、そして美しい犯罪を渇望する上小野田警部自身にはどこか外の世界から怪しい気配が・・・。

 作者はあまり気にしてないみたいだけど、過去作は読んでおいた方がいいでしょう。 かなり綱渡りな作品なので故人を見送るような温かい心で読みましょう。
不可能楽園 〈蒼色館〉 (講談社ノベルス)
No.78:
(4pt)

四神金赤館銀青館不可能殺人の感想

 
 湾を跨いで対峙する二つの館、金赤館銀青館。 両館で起こる不可能事件をミステリー作家の屋形は解くことができるのか・・。

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四神金赤館銀青館不可能殺人 (講談社ノベルス)
倉阪鬼一郎四神金赤館銀青館不可能殺人 についてのレビュー
No.77:
(6pt)

ウェディング・ドレスの感想


結婚式当日、私は何者かに襲われ婚約者との関係を引き裂かれた。 一方、婚約者のユウくんもまた結婚式当日に私との関係を引き裂かれた。 互いが互いを追う中で見えてきたのは母の残したウェディングドレスと得体の知れない猟奇的ビデオ、2人が再び出会う時、巧妙な仕掛けが明かされる。 黒田研二デビューのメフィスト賞作品。

非常にデビュー作品らしい、作者のミステリで描きたいことを詰め込んだ感じである。 人物描写やストーリーの起伏はかなり荒いが、メフィスト賞を取るぐらいの尖った妙趣は価値あり。星は6!


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ウェディング・ドレス (講談社文庫)
黒田研二ウェディング・ドレス についてのレビュー
No.76:
(4pt)

紙の碑に泪を 上小野田警部の退屈な事件の感想


 上小野田警部シリーズの一作目で倉阪氏のバカミスでは比較的初期の作品。 主人公の警部には既に首魁が分かっていて読者は事件の資料である容疑者のブログから事件を推理することになる、しかしそこの挟まるのは警部の読む海外ミステリー。 果たしてあなたは犯人の名前を当てられるだろうか・・・。 



▼以下、ネタバレ感想
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紙の碑に泪を (講談社ノベルス)
No.75:
(5pt)

密室の如き籠るものの感想


 刀城言耶シリーズの5作目であり初の短編集。 表題作含め四編が納められている、中編である表題作以外はかなり短めで過去のシリーズ作品の雰囲気とは一線を画す。 シリーズ読者なら読んで損は無いし、読まずに先に進んでも差し障りのないような作品。★は5つ。

▼以下、ネタバレ感想
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密室の如き籠るもの (講談社文庫)
三津田信三密室の如き籠るもの についてのレビュー
No.74:
(5pt)

首断ち六地蔵の感想


 六体の地蔵の首が何者かに切断された。 捜査員魚間岳士と住職の風峰は首の行方を追い始めるが、発見された地蔵の首の近くには意味深な死体があるのだった・・・。

 霞流一の連作短編集。 成程これはバカミスに片足を突っ込んでいるかもしれない。 魚間と刑事たちによる多重解決が見物で大胆な推理の連続はバカらしいながら本格推理の妙を持っている。 ★は5つ。
 
 
首断ち六地蔵 (光文社文庫)
霞流一首断ち六地蔵 についてのレビュー
No.73: 1人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

やっぱ文体じゃ不利ですね

 
 放送禁止シリーズの映像作家である長江俊和によるモキュメンタリー。 作者である長江俊和自身が出版禁止になったルポルタージュ記事を入手し、それを公開したという体をとっている。 記事の内容はジャーナリスト若橋呉成が心中事件の生き残り新藤七緒に独占インタビューをし、謎に包まれた新藤×熊切の心中事件の真相を追っていくというもの。 全ての記事と資料が提示された時、恐ろしい真実が明かされる・・・。

 好きなんですよねぇ、放送禁止なりブレア・ウィッチ・プロジェクトなりパラノーマル・アクティビティなりドキュメンタリー形式の作品が。 本作はそれを文書形式で行おうという意欲作である。 しかし残念ながら文という形態では少々限界があったと思える。 放送禁止シリーズ好きかあるいは既存のミステリに飽き飽きした方なら楽しめるかもしれない、あくまでこの作品はミステリではなく虚実を扱ったエンターテイメントということをお忘れなく。 ★は6つ。

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出版禁止 (新潮文庫)
長江俊和出版禁止 についてのレビュー
No.72:
(6pt)

忌み山に 忌み家を建てて 一家去ぬ

 
奥多摩の山中に山魔の伝説が残る集落があった。 その家の末子として生まれた郷木靖美は成人の儀の際に“忌み山”、そして“忌み家”で世にも奇妙な現象に出遭う。 無残な山魔伝説、一家五人の人間消失、巨大な怪異は刀城言耶に託された・・・。

 シリーズ4作目。 今作は言耶が本格的に事件の捜査に乗り出す探偵譚の色が強いです。 ラストに鮮やかな裏返しがありますが、自分としては最期から二番目の解釈の方がしっくりくるというか、最期の解釈も中々厳しいものがありますしね。 今作は言耶視点が中心で楽に読めますね、さっくり息抜き的な作品。★は6つ。
山魔の如き嗤うもの (講談社文庫)
三津田信三山魔の如き嗤うもの についてのレビュー