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りーり さんのレビュー一覧
りーりさんのページへレビュー数15件
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毎年夏休みになると僕たち家族は叔母さんの家に泊まりに行く。でも今年はいくつか違うことがある。姉が受験生なので母と姉は家でお留守番していることと数か月前に叔母の家に同居していた祖母が亡くなっているということだ。そういえば祖母が亡くなったという報告は何故か死んでから数か月経ってから連絡が来たんだっけ、葬式も既に済ませてしまっていて父と口論になってた。そんなことがあってから初めての叔母の家、出迎えてくれた叔母の腕は真っ赤な血で染まっていた。 ホラーです。尖りに尖りにきった文体で非常に好みが分かれる作品でしょう。擬音からルビに至るまで恐怖演出に突き抜けた半面、物語としては終始はちゃめちゃで繋がりがないです。所々にびっくり演出が施されたMAPを進んでいくホラーゲームのような感覚で、筋書きや目的地は一切無いような作品。 とりとめのないホラーは珍しくはないですが、本作はいかにも紗央里ちゃんの家に秘密が隠されているような書き方をしているからたちが悪い。ここのページを見てるような人は謎は解決して然るべきと思っている人が大半だと思うのであんまりお薦めは出来ないですね。 |
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私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! のミステリーアンソロ小説。
作家陣めちゃ豪華。 当たり前だけど原作愛がないと買うべきではない、そして原作愛があるほどキャラ崩壊に打ちひしがれることだろう。 ただ新規のイラストがあるぞ!! |
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古の人々が崇敬し畏怖した言葉に宿る「霊力」が現代人を陥れようとしているのか。 じゃねぇよ。 日本語の特徴が要因となって引き起こされるめちゃめちゃな悲喜劇の3編とそこから繋がる最終章。 果たしてこれはミステリーなのか、職業病のように揃った謳い文句しか出ないミステリーの宣伝にこれも食われてるんじゃないか。 体は痒くはならなかった。 |
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栗橋北中学校3年B組は暴力教師に支配されていた。 夏休みの夜、クラスの不良と秀才と委員長が手を組み暴君・桜木慎二に悪戯を計画するが・・・。 それから10年後、あの夜学校にいた者たちに謎の人物「長谷川達彦」からクラス会の案内が届く、誰も知らない隠された真実が明るみに・・・? 前作のタイムカプセルの姉妹作になり時系列としては後日談になる。 本筋とはまったく関係ないのだが随所にタイムカプセルのネタを散りばめているせいで読んでないと色々もどかしい気持ちになると思う。 物語としてはざっくりいうと後出しが過ぎて、謎解きもなにもない。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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10年前記念に埋めたタイムカプセル。 開封の時が迫る頃、クラスメイト各位に謎の幹事から手紙が届く。 「栗橋北中学校3年A組卒業生の選ばれ死君たちへ」 タイムカプセルを埋めた際に立ち会えなかった私、当時のメンバーはある単語を聞くと皆口を閉ざす・・・。 10年前に私の知らない何かが起きていた・・? そして開封の日、手紙の差出人は誰・・・? 理論社のミステリーYAより刊行されたジュブナイル向けのミステリーらしい。 袋綴じとタイムカプセルの親和性はいいですね。 私のは開封済みですが。 ストーリは主人公の綾香が級友を訪ねながら、謎の手紙の差出人を追って行き、やがて開封の日を迎えるというもの。 折原作品としては主人公が明確に白い人物かつ、時系列もはっきりしたストレートな作品で読みやすくはあるのだが、回収されない伏線、不自然な人物描写多数で非常に消化不良な出来。 ▼以下、ネタバレ感想 |
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猟奇殺人にまきこまれた「おれ」、最近葬式が多い「僕」、誰が何のために殺しを行っているのか・・・でも「僕」は「君」を決して殺すことはできない・・・。 誰が僕で誰が君? 人物当てかと思ったらそういう訳でもない作品。 どんでん返しや二度読み必至の売り文句は過剰な感じ。 ミステリーとしては不合格な感じですが物語としてはいい感じです。 |
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橋本元警部のクイズ旅。 動機も犯人もあったもんじゃない、トラベルミステリーからトラベルとミステリーを削ぎ落したような作品。 |
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なでしこJAPANの選手が実名で登場!!ってだけな作品。 澤さんとはいえ一般市民なんだからそんなことやらすなよ警察。
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麻耶雄嵩氏の短編集。 まぁ特筆する所が無いというか、別に貴族推理しないし事件が貴族だけが解けるような特異性もないし、これではただ傲慢貴族が立ってるだけの短編ミステリなのでは? ★は3。 |
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館シリーズの第4作。読者に挑戦的態度を突き付けた異色作である。 今回の館は過去と打って変わって街中に出没。 送り火が見えるような京都の巷間で降りかかる災厄と連続殺人の謎に迫る。 評価はまぁ周知の通りでしょうか。 なにせミステリーの常識を覆したような結末であるからでしょう。 セオリーに拘泥しないことは悪ではないが、問題なのは納得させられるかどうかです。 今作はあまりに突拍子無く、空も無いのに霹靂が来たようで、異色作というより理不尽であると言いたいです。 オチはともかく舞台設定や事件自体は悪くないと思います。 それが逆にラストへの期待をさせてしまう罪な要素なのかも ★は3つ。 |
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事件に隠された裏は非常に大胆で面白いのですが、十津川警部の活躍やタイトルから想像して重厚なミステリーを期待している方には拍子抜けになってしまうかも。
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