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iisan さんのレビュー一覧

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レビュー数1359

全1359件 1341~1359 68/68ページ

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No.19: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(7pt)

サーフ・ノワール、ねぇ?

ある書評では「サーフ・ノワール」と分類されたそうだが、サーフとノワールという、どちらかと言えば正反対の言葉をつないで表現されているところに、この小説の本質がよくあらわされている。
南カリフォルニア・サンディエゴを舞台にした、サーファーのPI小説とくれば、明るくノー天気な主人公かと思うが、ところがどっこい、ドン・ウィンズロウにかかると明るいだけでは終わらない。確かに、いつも軽口をたたき、仕事よりサーフィンが生きがいで独身という主人公は、一見、典型的な肉体派に見えて、実は知性的で深い洞察力を秘めている。彼を取り巻くサーフィン仲間たちも、軽薄な外見とは裏腹にそれぞれに悩みやトラウマや葛藤を抱えている。
片方には、これまでにない大きな波への挑戦というサーフィンの王道の話があり、もう一方では少女売春組織との戦いという人間の暗部をえぐるような話が展開される。しかも、場面展開が早いので、読む側の気分は上昇と下降を繰り返すジェットコースターに乗せられたようになる。
ただ、両方の要素が並び立ち過ぎているせいか、いまいち、話に深みが足りない気がした。
これが新シリーズの第一作ということなので、今後、どう展開していくのか期待したい。
夜明けのパトロール (角川文庫)
ドン・ウィンズロウ夜明けのパトロール についてのレビュー
No.18:
(8pt)

音道ファンにはおすすめ

女刑事・音道貴子シリーズの短編集、第3弾。
表題作の「嗤う闇」は犯人と被害者の関係、音道の恋人が犯人と間違えられる設定にちょっと違和感があり、いまひとつ満足できなかったが、シリーズの精神はしっかり受け継がれているし、音道のキャラも全開で、ファンには楽しめるだろう。
それよりも、よき相棒?滝沢が登場する「木綿の部屋」が、ストーリーも人物描写も上出来。滝沢のキャラクターに深みを加えて、秀逸。これまた、音道シリーズの愛読者には必読の一作と言えるだろう。
嗤う闇―女刑事音道貴子 (新潮文庫)
乃南アサ嗤う闇 についてのレビュー
No.17: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

本当に超大作です

質量ともに、超大作。評価を9にしたのは、あまりに長編過ぎて読む人を選ぶだろうから、というのは冗談だが、文庫本で5巻、約2500ページのボリュームに圧倒された。さらに、読み始めればぐいぐい引き込まれてゆく、まさに英語版ペーパーバックの惹句の常套句“page-turner”そのままの圧倒的な筆力にも感服した。
ストーリーは連続女性誘拐殺人事件だが、描かれているのは単なる犯人探しでもなく、サイコパスの恐怖でもなく、「劇場型犯罪」とは何か、「劇場型犯罪」が生まれる社会とは何かを追求した社会派ミステリーと言える。主要な登場人物だけを取り上げても、犯人、被害者の遺族、警察、ジャーナリスト、犯人の友人とその家族、遺体の発見者など多岐に渡り、それぞれの背景や視点からの言動がぶつかり合って巨大な群像劇が展開される。さらに、周辺的な登場人物もしっかりとキャラクター設定されており、なるほどと思わせるエピソードが繰り広げられるため、ストーリー構成はきわめて重層的で複雑に絡み合ってくる。しかし、キャラクター設定が確立しており、また筆者の構成力が素晴らしいため、読み難さは一切感じなかった。
あえて難癖を付けるとすれば、登場人物同士の出会い方に相当なご都合主義があると思うし、クライマックスに向けて重要だと思われるエピソードが中ぶらりのままにされているのが気になるが、これだけの数の登場人物の壮大なお話しをまとめあげるには仕方ないことだろう。
傑作エンターテイメントとして、どなたにもお奨めできる。
模倣犯1 (新潮文庫)
宮部みゆき模倣犯 についてのレビュー
No.16:
(5pt)

悪女物語?


▼以下、ネタバレ感想
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ウツボカズラの夢 (双葉文庫)
乃南アサウツボカズラの夢 についてのレビュー
No.15:
(7pt)

エルロイ・ワールド全開

上下2巻、800ページを読み終えての感想は、一言でいえば、重くて複雑な小説だった。
ケネディ暗殺からベトナム戦争終結までの時代のアメリカの暗部でうごめいた、有名、無名の人物たちが織りなす、きわめて重層的で精緻に構成された政治的ノワールの世界。つまり、エルロイ・ワールド全開の物語だ。
物語の第一印象として、いわゆる「善人」が登場しない。もちろん、そんなことはないのだが、続々登場する悪人たちの存在感が強すぎて、善人は吹っ飛んでしまっている。それだけキャラクターの立った人物が続々登場し、複雑に絡み合ってストーリーが展開するため、読者側が強いられる緊張感も半端ではない。エルロイ・ワールドを楽しむことは、知的興奮はあるものの倫理的、情緒的に非常に疲れることは間違いない。
反則技かもしれないが、巻末の「訳者あとがき」を先に読んでから本文を読めば良かった気がしている。
アンダーワールドUSA 上
No.14:
(4pt)

う~~ん、残念

日本推理作家協会賞を受賞している作品であり、一般的には高い評価を得ているが、個人的には合わないタイプの作品。日本SF大賞を受賞した「蒲生邸事件」と同じ読後感だった。
物語のキーポイントにサイキック、霊視能力者が登場し、霊能力で物語を展開させていくというところで、興味を持てなくなってしまった。それでも最後まで読み通せたのは、作者のストーリーテリングのうまさだと思う。
龍は眠る (新潮文庫)
宮部みゆき龍は眠る についてのレビュー
No.13:
(6pt)

「俺シリーズ」ファンにはおすすめ

札幌・ススキノを舞台にした名無しの探偵シリーズのファンなら楽しめる、書き下ろし作品。
「著者あとがき」で「非常に苦労した」と書いているが、確かに、シリーズの他の作品に比べて流れが悪いというか、東作品の良さである“軽やかさ”に欠ける印象だった。
ストーリーは、主人公の俺を始め、高田、桐原などおなじみのシリーズの登場人物がデビュー作に登場するまでの成長物語で、話としてのまとまりの無さが気になった。また、登場人物たちがキャラクターが完成していないというか、シリーズ作品の中のキャラクターに通じるものはあるものの、いまひとつ魅力に欠ける印象で物足りなさを感じてしまった。
単発の作品として読むと東直己の評価を誤ってしまうのではないかと、余計な心配をしてしまった。
半端者(はんぱもん)―ススキノ探偵シリーズ (ハヤカワ文庫JA)
東直己半端者 についてのレビュー
No.12: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

大成功の実験作

保安官コーク・オコナーシリーズの最新作は、極めて大胆な実験が見事に成功した作品だ。
実験とは、大きな一つのストーリーを二つの作品として完成させること。本作品は本作品として完全に成立しながら(読者に十分な満足を与えながら)、次作への渇望感をかきたてるラストシーンが実験の成功を物語っている。
小説の冒頭にいきなり「結末」の章が出てくるというオープニングに意表を突かれるが、保安官に復帰したコークが偽の緊急通報に呼び出され、銃撃されるところから始まるストーリーは、さらに別の殺人事件とつながり、犯人の追跡、黒幕の追求、さらには愛妻・ジョーの過去やコークの動揺など複雑な要素が絡み合って、どんどん読者をひきつけてゆく。最終的には、捜査は「結末」を迎えるのだが、そこはまた新たな展開(次作)のスタートになっているという、複雑さ。一歩間違えれば、ミステリーとしては「トンでも本」になるところだが、さすがにクルーガー、破たんなく仕上げている。
いつも冷静沈着で意志堅固なコークが、ジョーの過去に嫉妬したり、謎のセキュリティコンサルタントの美女に心を動かされるところが、優柔不断な凡人である私などは個人的に共感できたというのも、また一興、シリーズの新しい側面を見た印象である。

注意:この作品の「あらすじ」は間違って、「二度死んだ少女」のものが掲載されています。
闇の記憶 (講談社文庫)
ウィリアム・K・クルーガー闇の記憶 についてのレビュー
No.11: 5人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

よく練られている

今さら宮部みゆきを褒めてもしょうがない気がするが、実によくできている作品だ。
連続して亡くなった3人の若い女性。そのいずれも殺人とは思われないのだが、4人目の被害者になるかもしれないとおびえる、もう一人の女性。これは、連続殺人なのか? というキーの物語で探偵役を務めるのが、なんと高校生の男の子。しかも、被害者の親族でもなければ、もちろん刑事や探偵でもない。それでも、探偵役になる必然性が設定されているから面白い。
さらに、主人公の少年自体にも解決すべき過去の重荷があり、これまた、物語の重要な部分を占めるという複雑さ。この二重、三重になって展開していく物語を破たんなく、面白く読ませる構成力はすばらしいの一言だ。
主人公の少年ができすぎた大人みたいに見えて、ちょっと苦笑したくなるところもあるが、まあご愛敬だろう。
魔術はささやく (宮部みゆきアーリーコレクション)
宮部みゆき魔術はささやく についてのレビュー
No.10: 3人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

真打ちの噺を堪能するような

加賀刑事シリーズの最高傑作かどうかは別にして、「いよ、名人芸!」と掛け声をかけたくなるような、上手くて楽しめる作品だ。
メインの犯罪とその背景はまったく奇をてらったものではなく、加賀刑事の犯行解明の筋道も適度に論理的で、適度に予定調和的で、サイコパスものや鑑識もの(リンカーン・ライムなど)に疲れた心を優しくいたわってくれる“人情推理”が冴えわたり、読後感がすこぶる良い。
犯人および犯行動機に全面的に納得できない部分を感じたが、これは人それぞれの受け止め方で、十分に納得できると言う方も大勢いるだろうし、この作品の欠点というほどのものではない。
日本橋、人形町周辺に土地鑑が無い方は地図をご覧になりながら読まれると、一段と興趣が深まるだろう。前作「新参者」を先にお読みになった方がベターである。
麒麟の翼 (講談社文庫)
東野圭吾麒麟の翼 についてのレビュー
No.9: 8人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(9pt)

次作への期待が高まる

北欧のミステリーといえば、古くは「マルティン・ベック」シリーズ、最近では「ミレニアム」ぐらいしか読んでいないが、本作品も前記2つに勝るとも劣らない傑作だった。
警察組織内部で嫌われ者の偏屈なベテラン捜査官が、独自の捜査で難事件を解決するというのはありがちなストーリーだが、そんなありきたりさがまったく気にならない面白さだった。まず、自殺で片付けられきた被害者が実は5年間も監禁されており、しかも、捜査側は被害者が生きていることを知らないまま捜査しているという設定が意表を突く。読者は被害者が生きていることを知っているだけに、救出までのプロセスの一つ一つにハラハラドキドキ感が否応なく高まる。さらに、サイコパスの犯人の動機や意図がなかなか明らかにされず、この側面でも推理する楽しみが非常に大きい。犯人が判明するまでのプロセスもよく考えられている。
さらに、主人公のカール・マーク警部補、助手の怪しいシリア人・アサドをはじめ、今後のシリーズで重要な役割を果たしそうな人物が非常に魅力的なキャラクターなのも、今後の作品への期待を高めてくれる。
シリーズはすでに4作まで刊行されているということで、本当に次作の登場が楽しみである。
特捜部Q ―檻の中の女― 〔ハヤカワ・ミステリ文庫〕
No.8: 6人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(6pt)

読ませる作品ではあるが

ガリレオシリーズの最新作。良くできた作品ではあるが、「容疑者X」ほどの面白さはなかった。
ミステリーとしては犯人のキャラクター、犯罪の動機、事件解明のプロセスなどに「ちょっと甘いかな」と思う部分があった。現在の事件も、その背景となる過去の事件も、いまひとつ説得力が無く、わくわくどきどき感は味わえなかった。
それでも最後までちゃんと読ませるのは、「加賀刑事シリーズ」に通じる人情話としてのレベルが高く、読者がそれぞれの立場から感情移入できそうなキャラクターが登場しているからだろう。
真夏の方程式 (文春文庫)
東野圭吾真夏の方程式 についてのレビュー
No.7:
(8pt)

暗殺を阻止するために暗殺者を暗殺者が暗殺する

下手な回文みたいな見出しですが、そういう内容なんです。ただし、暗殺者同士がお互いに自分自身の投影を見るところが、小説として新しいかな。
恐ろしく腕の立つ現暗殺者の行動を推理するために、FBIが同じような経歴を持つ元暗殺者を連れてきて、大統領計画を推理させ、先回りしようとするという、謀略国家・米国ならではのストーリーです。これが他の国であれば、「ありえない話」になって、一気に読む気が薄れるのですが、中南米、アフリカ、中東での歴史から考えてリアリティのある話になっています。ただし、大統領を暗殺しようとする動機などはあくまでもミステリーの筋立てで、リアルな政治的な小説ではないですね。
しかし、ヨーロッパを舞台にした時代の暗殺者に比べて、こちらの暗殺者たちは強靭な体力のサバイバリストですね。
硝子の暗殺者 (扶桑社ミステリー)
ジョー・ゴアズ硝子の暗殺者 についてのレビュー
No.6: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

音道の成長か、滝沢の円熟か

音道貴子シリーズの長編第3作。実は、長編第2作の「鎖」を未読なため、いきなり音道が所轄の刑事になっていたので驚いたが、音道は音道、音道ならではの道をしっかり疾走していました。
今回は何と言っても、あの滝沢刑事とコンビを組むところが見もの。相変わらずの小競り合いを続けながらでも、お互いに無くてはならない相棒として認めるところまで、二人の関係が深化していく。といっても、けっして二人で居酒屋でしんみり酌み交わすなどという関係にならないところが、またニヤリとさせる巧さだ。この二人の関係性の変化は、音道が成長したのか、滝沢が円熟してきたのか? さまざまな解釈が成り立つところに、筆者の人物造形のうまさが感じられた。
ミステリーとしてのストーリー立てもよくできていて面白いが、それ以上に、江戸人情捕り物帳のような味わい深い人間物語として面白かった。
風の墓碑銘(エピタフ)〈上〉―女刑事 音道貴子 (新潮文庫)
乃南アサ風の墓碑銘 についてのレビュー
No.5:
(8pt)

頑張れ! キゼツ

札幌方面中央警察署南支署シリーズの第二弾。北海道全体を覆うような利権構造に立ち向かう、気概と気骨にあふれた「枝」のメンバーの意地が、読みどころ。前作で「キゼツ」という不名誉なニックネームをもらった梅津巡査の成長物語としても面白い。鬼教官役の早矢仕警部補の人情味がよく描かれているのも、好感度を高める。
ストーリーは、著者お得意の北海道の警察、行政、ヤクザの暗闘で、最初から最後まで、ダレルことなく読むことができた。
しかし、東直己作品を読むといつも思うのだが、著者は「テイノーを罵倒する天才」だ。馬鹿に対する観察眼の鋭さ、適切な比喩、厳しいユーモア・・いやまったく笑わせてくれる。
札幌方面中央警察署 南支署 誇りあれ (双葉文庫)
No.4:
(7pt)
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重い本でした

高校教師が不倫相手である主婦(生徒の母親)を殺害した事件(前作の「風紋」)から7年後、加害者、被害者双方の遺児と家族のその後を描いた大河小説。お話の中身も重いし、本自体も上下2巻で約1400ページの重量級で、久しぶりに力技で読み通した感じです。
「殺人は、加害者(犯人)以外の関係者全員が被害者」という作者の視点がよく表現されている。ミステリーとして見れば、前作「風紋」の方がよくできているが、哀しみや憎しみから逃れられない人間性の悲劇としては、こちらの方が面白い。
ぜひ「風紋」を読んでから読むことをオススメします。決して、逆の順番にならないように。
晩鐘〈上〉 (双葉文庫)
乃南アサ晩鐘 についてのレビュー
No.3:
(7pt)

音道シリーズのガイドブック

刑事・音道貴子シリーズの短編集の表題作。これ一作だけだと、オススメにはならないが、音道シリーズ、なかでも音道貴子のキャラクターを知るという点では、オススメ作だと思う。
ストーリーはありがちというか、通俗的な人情小説の趣だし、半分ほど読み進めば結論が見えてしまう。謎解き、サスペンスの面白さはない。しかし、ところどころにちりばめられたエピソードが主人公・音道のキャラクター作りに貢献していて興味深い。
女刑事音道貴子 花散る頃の殺人 (新潮文庫)
乃南アサ花散る頃の殺人 についてのレビュー
No.2: 2人の方が下記のレビューは「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(8pt)

日本のヒロインもかっこいい

ファミレスで突然、人間が発火するというプロローグもすごいが、狼犬の連続殺人というストーリーも破天荒で、途中から「どうなることやら・・・」と心配したのは、私の杞憂でした。見事な小説に仕上がっていました。
狼犬に感情移入し過ぎるところは、確かに?な部分もありましたが、刑事という男社会に立ち向かうヒロインが印象的かつ魅力的なキャラで引き込まれました。
アメリカの女性ディテクティブには魅力的なヒロインが多くいますが、日本のヒロインもなかなかやりますね。
凍える牙
乃南アサ凍える牙 についてのレビュー
No.1:
(4pt)

読みやすい。読みやす過ぎる?

江戸川乱歩賞に何度も挑戦してきた作者の受賞作ということで、「ツボを押さえている」感と「こなれた文章」感はあったが、インパクト、カタルシスは無かった。
Amazonの書評にも「普通」とか「読みやすい」とか「2時間ドラマみたい」という評価が散見されるが、まさに同じような感想を持った。下手ではないし、つまらなくはないのだが、オススメではなかった。
再会
横関大再会 についてのレビュー